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   上田浩明選手のホームランを見るまでは…

     

   カーン、乾いた打球音は一瞬「ついにやったか!?」と思わせた。しかし打球は失速してレフトフライ、8月3日(日)西武が日ハムを8−1で下した試合、7回裏の話である。

   上田浩明内野手(34)。西武ファンが全幅の信頼を寄せる守備固め要員である。内野ならどこでも守備範囲の広さを披露、代走でも俊足、とにかく野球センスが良い。ほとんどベタ褒め状態であるが、ファンの方ならわかっていただけると思う。

   そんな上田選手(とても呼び捨てにはできない…)に野手としてひとつだけ欲しいものがある。それはホームラン(16年目で0本)である。もちろん守備要員なのだから打撃はあまり上手くないうえに打席に立つこと自体が少ないのだから、それが困難な話なのはよくわかる。しかし今までの貢献度を考えれば一度はダイヤモンドを一周してレオ人形を持たせてあげたいのである。

   もしホームランと来ればカブレラのような飛距離は望めないし、バックスクリーンやライト流し打ちもないだろう。そこで私は近時の観戦をレフトポール際から2ブロック目、外野広告「アサヒスーパードライ」の前から10列目付近に陣取ることにしている。ここなら飛距離110M程度でもスタンドインとなり、可能性ありと見ている。

   この席はなかなか面白い。ホーム付近のバックがダークグリーンのため、配球が見やすい。そのうえカブレラ・マクレーン・和田・後藤武といったスラッガーがいずれも右打者であるため、こちらにみるみる打球が飛んでくる様子がわかるのである。

   しかし真意は表題のとおり。レフト側のレオファンは今日も貴殿のホームランを待つ…。

 

苦節16年、アーチを描くその時を待つ。