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   細川、躍進へのハードルをジャンプ!

 

  松井が抜け、カブレラ負傷で長期リタイア…今やファンにとっては聞き飽きたフレーズとなってしまったライオンズの開幕評であるが、少しずつチームとしてもまとまりを見せてきているようだ。

 そんなチームを引っ張るべく、若き獅子たちが奮起している。今回とり上げる細川もその一人、4月4日の北海道日本ハム(札幌ドーム)ではサイクルヒットを達成し、本日も3号ホームランを放ち、捕手のポジション共々大役を果たしていると言えよう。

  開幕前に捕手のポジションについては野田との争いがあった。個人的な推察だが、伊東監督は本当は細川を買っていたのではないかと思う。しかし開幕直前に「細川が自ら落ちていった」と宣言し、野田を登用する姿勢をみせていた。

   これで思い出すのは、かつての広岡監督就任時の石毛の扱いである。広岡は、前年新人王を獲得しショートのポジションは安泰であるはずの石毛の守備をボロクソにけなし、控えの行沢を重用する態度を取った。そしてそのことによって、チームのために将来躍進しなければならない石毛に「喝」を入れたのであった。その後の石毛の活躍は周知の通りである。

 残念ながら野田は故障で登録抹消、そのためもあるが細川は出場の機会を得た。多分われわれファンが思う以上に「なにくそっ!」という気持ちだったのだろう。それはこの序盤戦での活躍に良く現れていると思う。

 がむばれよっ、細川。 (あっ、野田も早く回復されることを祈念する。念のため…)

さあ、打席へ。(昨年の試合から)