西武ドームのスコアボードに「打率.160 本塁打0」が淋しげに映し出された。本日の第1打席、カブレラの成績である。本日もレフトポール際自由席招待券で入場したサイト管理人は、それでもいつかは打球が我が頭上を越えていくものと信じていた。果たしてこの打席は日ハム立石に空振り三振に終わり、ああ…。本日も前途多難なのだろうか?
そして1点を追う4回裏の第2打席、立石の投球が0−2となった。うん?良いカウントになったな……その刹那、
カーン!!!
溢れんばかりの活力に満ちた打球はロケットの如く我が左手遥か彼方、外野席の観客が外周通路を見やる先に消えた。これぞ見慣れた弾道の軌跡、遂に出たカブレラ1号2ラン(場外)である!
思えば復帰8試合目、やっと見ることが出来たカブレラのホームラン。その8試合のうち5試合を観戦しているのだから、復帰1号をぜひ球場で見たい気持ちでいっぱいだったと言って良い。それが報われたのだからホント嬉しかった、うん、ウレシかった。
このあと本日は余勢を買って第3打席も同様に左中間場外へ2号ソロ、第4打席は2点タイムリー2塁打と完全復調を思わせる活躍ぶり。あいにくフェルナンデスや中島という春先に活躍した打者がやや低調気味な今こそ、待ちわびた主砲の「復活」である。がむばれカ・ブ・レ・ラ
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