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   未曾有の投壊、伊東監督の踏ん張りどころ

 

 先発が試合を作る、中継ぎが要所を締める、守護神的な抑えがねじ伏せる…。これは言うまでもなく勝ちパターンの試合運びである。

 まぁ右のスコアを見てたもれ。6回を終了した時、既に中島・カブレラ・フェルナンデスによるホームラン攻勢で主導権を握り、先発西口がマウンドで快投とあっては「今日はイタダキの試合だぜっ!」とほとんどのライオンズファンは思ったに違いない。

 そして9回表に森が登板。既に何回か炎上しているので、一抹の不安を感じたファンも多かったと思う。しかし2点のリード、登板するからには大丈夫…ではなかった。制球難から同点に追いつかれ、まさかの延長戦。こうなると後続がいない。なにせ小野寺・長田・山崎、それに頼みの豊田までが抹消されているのだから。結局芝崎と田崎が打ち込まれ、見るも情けないスコアで敗戦となった。

 本日はドームで直接観戦、こういった試合の帰路はやたら長く感じ、つらいね。しかし一番つらいのは伊東監督だろう。なにせ森の投球内容を見る限り不調は明らかで、そんな投手をなぜ登板させたのかと非難をあびることは想像に難くない。なぜか?答えは「他に投手がいないから。」…つまり、非難を承知で登板させるほど投手事情が苦しいわけだ。こんな現状は近年のライオンズにはなく、まさに非常事態である。

 カブレラが復帰して打線は上向きになりそうだが、逆に未曾有の投壊状態。オリンピック期間は松坂・張も離脱とあって、伊東監督の最大の踏ん張りどころである。

7月23日(金)西武ドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
近 鉄 0 0 0 0 1 0 2 0 2 5 10
西 武 0 1 0 0 0 4 0 0 0 0 5

 

フォークで三振奪取の森を再び見たい!