(update 2006/02/01)

 

 夏の週末、17時試合開始を採用 

 

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   先日、パ・リーグ公式戦の開始時間が発表された。ライオンズ主催試合に関する目玉は、標題にもある「夏季の17時試合開始」(7〜9月)を9試合ほど取り入れたことであろう。実は昨年も在京の某球団が数試合採用したものの今年は取りやめとあって、その効果(ファンサービス)の程を疑問視する向きもあるかもしれない。たしかにナイターの開始時刻は18時という固定概念が定着しているファンの中には、球場へ行ってみたらもう3回の攻撃だったでは不満も出るだろう。この点、言うまでもなく告知の徹底には周到を期されたいところである。

   むしろ我らライオンズにとってこの施策は、西武ドームが都心から離れた場所にあるが故に試合終了まで観戦できなかったファンへの救済策と考えるべきであろう。この点で前述の某球団(都心がフランチャイズ)に比べてもその効果が期待できそうである。

   選手にとっても、特に試合終盤に登場するリリーフ陣等にとって、自分が登場したときに球場の通路をゾロゾロと退場するファンの長い行列を見るのは決して気分の良いものではなかったはずである。やはり試合終了までプレーを見ていて欲しいと思っているのではなかろうか。そして一人でも多くのファンがその気持ちに答えることができるようになれば素晴しいことである。

   最後に希望を2つ。球団側に対しては繰り言になるが情報の告知徹底と、できれば西武鉄道のダイヤを修正してナイター開催日の16時台に球場へ着く直通列車を設定して欲しいものである。

観客は帰宅、それでも力投の豊田(昨年)