「どうしたらチームの魅力をファンに伝えられるか---」
各球団がこの点に知恵を絞り続けていることは今さら言うまでもないが、我らライオンズ球団は今期から各対戦カードごとのプログラム(マッチカードプログラム)として「L
ism」を刊行、試合当日にドームで販売を開始した。1冊100円のこのプログラム、ファンの中には殆ど全冊揃えている人も少なくないと思われる。
自分は4月下旬の日ハム戦を観戦した際に、話のネタ(HPのネタ?)にでもなればと軽い気持ちで取り敢えず1冊買った。ところがその内容は100円では全くもったいないほどの充実ぶりで、さして期待していなかった自分の不明を恥じるばかりの素晴しい内容であった。選手にスポットを当てた特集記事・当該カードの対戦チーム分析&フラッシュバックも密度の濃い記述で、写真も多い。特筆すべきは選手の個人成績データで、当該カードの直前(つまり前日)の分までキチンと反映されている。データの更新・印刷・製本を丸一日かけずに成すわけだから、これに携わる裏方さんの苦労は推して知るべしである。
また近時では買いそびれたファンのためにバックナンバーや整理用のバインダーも販売しており、これもありがたいフォローと言える。
さて明日からは日本ハムとの3連戦、今回の「L ism」表紙は誰かな??
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