(update 2007/12/22)

 

 カブレラ・福地、対照的な2選手が退団 

 

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   我らライオンズは昭和56年以来のBクラスに終わり、既に刷新された監督・コーチのみならず選手についても大幅な入れ替えが予想されるところであるが、今回はチームを去るカブレラと福地を取り上げてみたい。両者ともチームに対する功労者であるが、表題にもある通り対照的な魅力があった。

   カブレラの活躍についてはもはや多言を要しないところであろう。けた外れなパワーからの本塁打量産は数年来大砲不在のチームにとって活力源となり、長く4番としてチームに貢献した。しかしそのために他の選手が4番を任される域にまで成長せず、このことは来年以降の大きな懸念材料として残ってしまった。もちろんこれを全てカブレラの責任としては酷で、むしろ物足りなさとして再三に及ぶ1塁の緩慢な守備を指摘した方が適切なのかもしれない。

   FA人的補償でヤクルトへ移籍する福地は僅か2年間ながら、俊足バイプレーヤーとしてライオンズの機動力野球に貢献した。なぜか自分の観戦時に満塁弾や決勝スクイズ等で活躍したのが印象的だった。スイッチヒッターとして右打席の確実性があれば……いやもう言うまい、ヤクルトでも頑張れ!

カブレラ、打席での「反り」

    42  アレックス・カブレラ    53  福地 寿樹

年度

試合

打率

本塁打

打点

2001

139

0.282

49

124

2002

128

0.336

55

115

2003

124

0.324

50

112

2004

64

0.280

25

62

2005

127

0.300

36

92

2006

126

0.315

31

100

2007

119

0.295

27

81

827

0.306

273

686

 

 

 

年度

試合

打率

盗塁

犠打

2006

91

0.289

25

16

2007

117

0.273

28

13

208

0.281

53

29

 (緑数字はタイトル獲得)
 

福地のウリは「足」だった