(update 2010/05/17)

 

 薫風に誘われハマスタへ 

 

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   風薫る5月、交流戦のシーズン到来である。

  今回はビジター観戦として15日(土曜)の対横浜ベイスターズ戦を選んでみた。かつて神奈川県の実家に在住時は幾度も足を運んだ横浜スタジアム(ハマスタ)だが近年は全くのご無沙汰で、実に久しぶりの来訪となった。

  なお対YB戦となると実に12年ぶりの観戦、その時は平成10年の日本シリーズ第5戦で、西武(半)ドームにて5−17とボロ負けした試合である。果たして所沢での仇を横浜で取れるだろうか

 

 

   さて球場に着くと好天の土曜とあってチケット売場は大変な混雑、外野自由席券を求めると係員が「立ち見になりますよ」と念押しして売ってくれた。まぁ一人ぐらい何とか潜り込めるだろうとレフトスタンドに入るとホントにLファンでギッシリ、最上段には立ち客が鈴なり状態である。ビジターでもこの入りには驚きものだったが、幸いポール際に1席見つけて座れた。

  座席から周囲を見渡して数枚写真を撮る。ライト・レフト側とも外野自由席は満員、内野自由席もほぼ埋まっている。しかし指定席は半分以下の埋まり具合だった。このハマスタは西武ドームと比べて指定席エリアの割合がやや多く、しかもチケット料金が高額な点がやや残念ではある。

  

   始球式を歌手の西城秀樹氏が行い、さぁ14時試合開始。西武涌井・横浜三浦の先発であるが、序盤から西武が着々と得点する。

  ところで自分はポール際に座ったものの、そのレフトポールが自分のほぼ真正面に有って試合がなんとも観づらい。そこで途中からセンターバックスクリーン近くへ移動し、ここでもなんとか1席見つけて座れた。

  そうしているうちにも西武は得点を重ね、既に5−0とリードした3回表には涌井の3点タイムリー二塁打が飛び出して8−0となった。12年前の観戦では大差で敗れたので、これは言わば借り返しモードである

   

   4回裏、スレッジにソロホームランを打たれ1点返される。湧き上がるライトスタンドだが、既に大差がついているためこちらは楽に受け流せる。写真でもわかるとおり、この球場のデーゲームではホームチームの一塁側・ライト側観客席が太陽と相対する位置にあり観戦も暑そうに見える。 
  
 



   結局試合は12−3の大差で西武ライオンズが快勝し、ヒーローインタビューには勝利投手である以上に4打数3安打4打点の“打者”涌井が選ばれた。なおここハマスタでは涌井がビジターながらオーロラビジョンに映し出され、これは球場側の良いサービスだと感じた。

   その涌井はインタビューの最後に「…明日は帆足さんなので…」と言ってしまいレフトスタンドのファンからは「おい、言っちゃったよ!」「マジかよ?」と驚きの声、声。そう、普段のリーグ公式戦とは異なり予告先発をしない交流戦では一種の「機密事項」を言ってしまったのである…が、投打にわたる特段の貢献が有ったのでまぁ良しとしよう。(付記:翌日も勝った!)