2001オーストラリア珍道中記

    ターニングポイントの奈緒ちゃんの引率でオーストラリアのパースに行ってきました。 (^-^;)

    メンバーは奈緒ちゃんを先頭にハイビー、ブーニャン、ぶんちゃん、と私なかさんの5人 です。

    今回はいろいろありました。

    奈緒ちゃんのボケあり、ハイビーの病気あり、ダイビングは強風で中止になるし、・・・・・・・・・・・。

    でもすごく楽しいオーストラリア パース観光ツアーでした。

3月17日午前1:30パース空港着。

ツアーメンバー5人一度に入国審査に行く。 こんなにひとまとまりで審査を受けにこられるのは初めてじゃ〜ないかな。 入国審査のお姉ちゃんが結構いろいろ聞いてくる。ハイビーが問題なく受け答え。 5人一緒に入国審査してよかったな。
荷物を受け取り、外に出ると、早速奈緒ちゃんのでかい声がした。奈緒ちゃんを 迎えにきた人と、でかい声を出して懐かしんでいる。ユースケくんと言うらしい。 ユースケくんの迎えの車に乗り一路宿泊先へ。ハイウエーもただらしい。
宿泊先はインディアンオーシャンホテル。部屋割りをして結構な大声を出しながら 部屋へ向かう。あとでよく考えると夜中の2時過ぎだったんだよね。結構まわり の迷惑だったかも。

今回のメンバーです。左から奈緒ちゃん、ぶんちゃん、ハイビー、ブーニャン シンガポールAIRはおすすめ

3月17日

奈緒ちゃんは早めに出てレンタカーを借りにいった。残ったみんなで朝食です。 ビュッフェスタイルなんですが、オレンジジュースとミルク、コーヒー、パン 位しかない。コーンフレークみたいなやつがやけにたくさん置いてあった。 (^-^;)
みんなでトーストを食べる。おかずになるものは有料らしい。ハイビーに教えて もらって各人注文。私はオムレツを頼む。え・・・オムレツの皿の上にトーストが 2枚おいてある。おいおい、さっきトーストを2枚も先に食べてしまったよ。 結構食べすぎ。

朝食の後、奈緒ちゃんの帰りを待つ。TELがあり、一時間くらい遅くなるって ・・・。え〜〜、もう奈緒ちゃんもオージータイムかよ。
みんなで、どんな車でくるのかな、ランドクルーザタイプかな?なんてしゃべって いるうちに奈緒ちゃん到着。なんだ、普通の車だ。

宿泊したINDIAN OCEAN HOTEL ホテルの近くの海岸
一路スワンバレーのワイナリーへ。

快調に道も間違えずに ワイナリーに到着。今後この快調がだんだん怪しくなるんです・・・。 ワイナリー見学。見学ではなく、試飲でした。はぎさんが日本語の話せるスタッフを 前に順調に試飲する銘柄を頼んでいく。ワインのわからない私ははぎさんの頼んで いるものと同じやつをご相伴。はぎさんこの女の子を結構気に入ったみたい。 奈緒ちゃんお土産のワインセット6本ゲット。日本への送料が結構高い。
あと、帰ってからみんなで飲むワインをはぎさんの薦めに従い白3本、赤2本ゲット。 このあとはぎさんは結局たいしてワインを飲めなかったんです。

スワンバレーのワイナリー 皆で仲良く試飲です
これが奈緒ちゃんレンタカー ちょっと馬車の前を拝借
途中で昼食タイム。

ドイツ料理の店です。結構量があり、ソーセージおいしかった です。ここで奈緒ちゃんの昔の生徒にばったり遭遇。ここでは奈緒ちゃんは大きい声は 出しませんでした。上品に再会を懐かしんでいました。

はしゃぐ奈緒ちゃん なぜか人形の楽隊が
次はぶんちゃんリクエストの動物園です。

いました、いましたコアラが。けっこう だらしなく寝ています。そのかわいらしい姿にぶんちゃん大喜び。ワラビー、 カンガルー(赤ちゃんもおなかの中に見えています)にえさをやったり、さわったり。 クオッカは隠れていてなかなか見えません。みんな動物園のスタッフにカメラを渡して とってもらいました。
ブーニャンもカメラを渡そうとしたらスタッフに有料だと冗談を言われていました。 やっぱり女性は得ですよね〜〜。

あと、タスマニアンデビルとかオーストラリア固有種がたくさん、たくさん。 みなさんウォンバットを抱いての記念写真です。ウォンバットがぶんちゃんのスカート にころり・・とうんちを。ぶんちゃんもうんがついてきました。
動物園のお土産やさんでぶんちゃん目的のお土産をたくさんゲット。もう大満足で、 この旅の目的を達したような顔をしています。 帰りがてらスーパーで明日の朝食、宴会用のおつまみetcを買出し。 ホテルでゆっくりしたあとパース市内に夕食を取りに。
奈緒ちゃんお勧めのベトナム料理です。生春巻き、海鮮めん、やきそば・・・・・・ ぶんちゃんのチャーハンが一番おいしかった。
残念ながらお酒が飲めませんでした。持込まないとだめだそうです。今回は我慢、 我慢。

奈緒ちゃんに南十字星を教えてもらった。初めての南十字星に感激です。オリオン座も ありました。日本で見るのと、中の三つの星の傾きが逆です。
ホテルに戻ってゲットしたワインとチーズでこれからのダイビングの無事を祈って乾杯 です。
そして、この夜、酔っ払って毛布もかけずに寝込んでしまったハイビーはついに風邪 を引いてしまうのでした。

ぶんちゃんリクエストの動物園 ここまできてぬいぐるみと写さなくても・・
眠ってばかりのコアラちゃん ハイビーもまだまだ元気で
私もカンガルーにさわってみました ウオンバットと一緒に

3月18日ダイビングの一日目です。

一路、奈緒ちゃんなつかしのダイビングサービスへ。 オーナーのカルロも陽気です。再会に奈緒ちゃんの大声がまた響きます。
一日目は大型のダイビングクルーズで一時間ほどの所にあるロットネスト島の近くで 潜りました。気温は28℃で水温は21℃で寒かったです。イセエビ取りのダイビング なんですが透明度も最悪で3〜5メートル程度。イセエビも取れませんでした。 ダイビング時間57分。40人乗りのボートなんですが大半がオージーの外人でした。 このボート、ターニングポイントという名前でした。 ちょっとびっくりです。

で、結局このツアーの水中写真はこのとき写した3枚だけとなってしまいました。

ターニングポイント号です 貴重な水中写真1
貴重な水中写真その2 ほら!ターニングポイントと書いてあるでしょう
二本目はあまりの寒さに、私、ハイビー、ぶんちゃんギブアップ。奈緒ちゃんが無理を 言ってくれてダイビングボートに備え付けのゴムボートに乗せてもらって ロットネスト島に上陸。

この島はオーストラリア固有種のクオッカという、ねずみに似た、走る姿は カンガルーに似た動物の生息地で、ぜひ見たかったものなんですが、幸運にも見る ことができました。これはラッキーでした。私はあまり歩き回るつもりはなかった んですがハイビーとぶんちゃんが見つけてくれました。ぶんちゃんが駆け出して 私のところまで教えにきてくれました。野生のクオッカにぶんちゃんこれまた 大感激です。
この島はクオッカの住家なので、観光で訪れればいやでもたくさん見られるもの なのですが、ダイビングの合間の短時間の上陸だったので本当にラッキーでした。 この島の上陸したビーチにヌーディストの一団がいました。男も女も丸裸で ちょっとびっくり、・・と、これも見られてラッキーなのかな。

ボートでロットネスト島へ ロットネスト島マップです
ぶんちゃんとツーショット これが野生のクオッカです
ぶんちゃんクオッカをねらう だんだん具合の悪くなるハイビー
このすぐ隣にうら若き女性のヌーディストが!!
二本目を潜ったぶーにゃんはイセエビを取ってきていました。ただし、ちょっと 小さくてボートにあがってみんなに見せ、記念写真をとってからリリースでした。

このころからハイビーの風邪の具合が悪化してきました。ハイビーはダイブ中止です。

サービスに戻った後スワンリバーにエビ、カニ取りのナイトダイブをしましたが ブーニャンの小さなカニが数匹取れただけでした。
ここでハプニング。私がバディのぶんちゃんをロストしてしまった。ほかのチームと すれ違ったんで奈緒ちゃんの赤いフィンを見失わないように気を使っている一瞬の 隙をつかれてぶんちゃんをロスト。浮上して待っていたらユウスケ君に連れられて ぶんちゃん浮上。
よかった、よかった。

ハイビーの調子がよくなかったので、チキン、ピザ等を買い込みホテルで夕飯。 ワインを開けたけどハイビー調子が悪そうで飲めません。ハイビー早めに就寝。 ワインも余ってしまいそう・・・・・・。

やっとゲットした貴重な
イセエビ
残念ながらこのあとリリース
全員集合です。

3月19日運命の一日です。

ハイビーは調子が悪く、ホテルでお休みです。ハイビーを除いたメンバーで サービスへ。 二日目のダイビングは少し小さなボートでアシカと遊べるポイントでダイブする 予定だったんですが、うねりが強くて中止。海パンとインナーを着こんでカメラを もち、入れ込んでいたら中止です。昨日このポイントに行ったボートが一艘転覆した とのこと。やめておいたほうがいいよね。

ダイビングサービス前にて 町の風景
・・・で、ホテルに戻り、ハイビーを連れ出してフリーマントル観光です。 フリーマントルにも行ってみたかったのでこれもまた良しです。
フリーマントルの中心の駐車場に車を入れました。また奈緒ちゃんの大きな声が 聞こえてきました。あ〜〜!!!!。

キーを車に入れたままロックです。なおかつご丁寧にエンジンまでかかっています。 やってしまいました。奈緒ちゃん真っ青。 だが、気丈にもわれわれを名物のフィッシュ&チップスが食べられる店に連れて行って くれました。われわれが名物のフィッシュ&チップスを食べている間に、奈緒ちゃんが レスキューを頼みに行った。

20〜30分で来てくれるようです。芝生にすわって車のほうを監視していると、周り を通る人が車の中を怪訝そうに見ていきます。エンジンがかかったまま誰もいないので 当然です。はずかし〜〜。
やはりオージータイムです。待てど暮らせどレスキューの人は来てくれません。

フリーマントルの中心街です 名物フィッシュ&チップスの店です
作りたてのアツアツ、ボリュームたっぷり 一見はしゃいでいるようですが実はとってもブルー
奈緒ちゃんの勧めに従い私とぶんちゃん二人でフリーマントル探索です。結構この間で お土産を調達できました。約束の一時間後に駐車場へ。ぶんちゃんと「奈緒ちゃんが 芝生の上で呆然としていなければ車が開いているよね」・・話しながら戻ってきました。

芝生の上には奈緒ちゃんはいませんでしたが、車のところに何人かたかっていました。 車と格闘している真っ最中でした。見ると、えらい強引です。ドアにバールを突っ込ん で隙間を作りそこからドアノブを引っ掛けようとしていました。見ていてもぜんぜん 開く様子がありません。「トランクのノブを引っ掛けてみたら・・・」ハイビーの アドバイスです。カチ・・・・と音がしてトランクが空きました。みんな大歓声です。 バンタイプの車だったのでトランクが空けば車内に入れます。ぶんちゃんがスカート をたくし上げて車内に入りドアのかぎを開けました。
感激のあまりレスキューの人と記念撮影。とった写真を送る約束までして。 で、このあと帰国の日に多額のレスキュー代を請求されるとは夢とも思わず感激 ひとしおの奈緒ちゃんでした。

安心したところでみなでお土産を買いがてら町を探索、ケーキを食べたり、 ミュージアムに行ったり。この間もハイビー調子が悪く車の中で寝ていることが多 かった。

ぶんちゃんと町を探索 由緒ありそうな建物ですす
キーがあいてほっ!!
親切なロードレスキューと
ほっと一息コーヒータイム
夜、具合の悪いハイビーをホテルに残し、パース最後の夜を楽しむべくパースの町へ 繰り出しました。奈緒ちゃんお勧めの中華料理屋でイセエビの刺身、カキのボイル、 カニのスパイシー炒めetc・・・スワンバレーのワイナリーで調達したワインを2本 を持ち込み、おいしく、腹いっぱい飲んだり食べたりです。 ハイビーごめんなさ〜〜い。で、おやすみなさ〜い。

最後の豪華ディナー
チャイニーズレストラン
ハイビーごめん。皆でおいしくいただきます
イセエビの刺身です イセエビ入りの焼きそば
すべてとってもうまかった

3月20日パースツアー最終日です。

ゆっくりおきてパッキング。荷物はダイビングサービスに預けて、ヨットハーバー の近くでショッピング。この間もハイビー車の中でダウンです。

買い物を終え、ハイビーを連れ出し、念願のリーフィーシードラゴンを見に水族館へ。 ダイビング中に見られれば一番いいのですが、そんなことを言ってられません。 いました。リーフィーシードラゴンが。写真をとったのですがみんなピンぼけでした。 ごめんなさい。
ここで、ハイビーはリーフィーシードラゴンのピンバッチゲット。

マリーナ近くの水族館です。
ダイビングで見られなかったらここにこいってか・・
これが有名なリーフィーシードラゴンです
海で見たかったな
リーフィーシードラゴンの水槽の前です お決まりのモニュメントの前で
せっせとお買い物
昼飯です。ハイビー念願のでかいハンバーガー。何とかハイビーも食べられました。 とっ、このとき突然ぶーにゃんが叫びました。「日本円がない〜〜!!!ホテルで 日本円を出したんだがしまった覚えがない。ホテルに忘れたかもしれない」 「他の荷物と一緒にしまったんっでは?」皆あんぐりです。「パッキングした荷物の 中をしらべてみたら?」「奈緒ちゃ〜〜ん、サービスまで連れて行って・・・。 荷物の中をしらべてみた〜〜い。」ぶーにゃんが泣いてます。 奈緒ちゃん、昼飯も食べずにぶーにゃんと車でサービスに引き返す。・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

しばらくして戻ってきました。「荷物の中にありました。」 人騒がせなぶーにゃんです。やっと奈緒ちゃんも昼食にありつけました。 このときのペナルティ分おごってもらってません。ぶーにゃん忘れないでね。

昼食タイム 各都市へのマイル表示です。さがしたけど東京はありませんでした
ここにもやはりありました。やっぱり顔を出したくなります
出国手続きをする手前の、手荷物検査するおじさんが、えらい頑固で入れてくれま せん。
機内持ち込み手荷物は一人一個以内、重量は7キロ以内だとガンとして受け付けて もらえません。みんなリュックとお土産の手荷物を持っています。 入場できたぶんちゃんが不安そうにこっちを見ています。私はリュックにカメラの ハウジングが入っているのでリュックが9キロくらい、ウオータープルーフバッグに お土産をしこたま入れて荷物二つです。どうしよう〜〜〜。
見送りにきてくれたユウスケ君と連れの人が(名前忘れちゃった、ごめん)「DFSの お土産だったら二つになっていてもだいじょうぶだから」と教えてくれました。 幸いウオータープルーフバッグの中はお土産だけです。ウオータープルーフバッグの中 のお土産をDFSのビニール袋に見えるように詰め込み、ウオータープルーフバッグを 逆に折りたたんでお土産と一緒にしまいました。
再度受け付けのおやじに挑戦です。ビニール袋を見せワインだのお土産を提示したら これはOK、リュックも9キロのまま再度挑戦したらOKでした。何とか中に入れ ました。ハイビーもぶーにゃんも荷物の詰め替えに必死です。
やっと、何とかみな無事に入ることができました。一汗も二汗もかきました。 頑固おやじめ・・・・・・。ユウスケ君と連れの人お世話になりました。
お世話になったユウスケ君とスタッフの女性です 青くなって荷物の詰め替え
両手にいっぱいのお土産をかかえて
で、これで終わりではないんです。
シンガポールでのトランジットも終了し機内で出発を待っていました。飛行機が誘導路 を走り始めました。が、いくらたっても飛び立つ気配がありません。 「ぶんちゃん、シンガポール空港はひろいね。なかなか飛び立つ所までいかないね」 と、話していたら機長のアナウンスがありました。「ぶんちゃん、何か戻るっていって るね」・・・・・・・
結局戻っちゃったんです。何か客の一人がチェックインカウンターでは窓際の席だと 言われたんだそうですが、機内に入ったら通路側の席だったらしく、うそをつかれたと 怒って着席しなかったんだそうです。座らないまま飛び立つわけに行かないらしく 駐機場までもどってその客と荷物を降ろしました。このわがままおやじが日本人では なくてほっとしました。
そんなこんなで出発が1時間半ほど遅れてしまいました。 最後の最後までいろいろあったけど楽しいパースツアーでした。 奈緒ちゃんご苦労様。みなさんお疲れ様でした。

                     

みなさんおつかれさま 奈緒ちゃんありがとう


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