2001 Mexico LaPaz

    毎度おなじみの小川さんと小林さんでメキシコ・バハカリフォルニアの

    ラパスに行ってきました。(^-^;)

    今回は急遽9月上旬にラパス行きを決断し、小林さんに至っては9月半ばの

    決断でした。テロ騒動にもめげず決行です。

    透明度も悪く、ハンマーヘッド、マンタの大物ははずしてしまいましたが、

    かわいいアシカと遊べたし、ヒメイトマキエイの大群は見れたしで、

    すごく楽しいラパスでのダイビングでした。

10月6日(土)18:45定刻に成田発
おなじみ小川さんと小林さんに連れられて(ちなみに誘ったのは私ですが)ロスアンゼルス までやってきました。11時間は永かったです。ロスアンゼルスのトランジットを利用して DFSで頼まれたブランド品のお買い物です。帰りでもいいかな・・・とも思ったのですが 時間が余ってひまだったので買っておきました。これが結果として正解でした。帰りの トランジットはテロの影響で手荷物処理が長引き、じっくり買い物をするひまはありません でした。(もっとも忙しかったのはこのツアーの主催者嘉山さんだけで私は買い物をしようと 思えばできましたが)
ロスはトランジットだけなのに米国に入国しなければいけないらしいのです。入国するからに は入国税、当然出国するので出国税、帰りの再入国税が必要になるそうです。 合計10,300円もふんだくるのです。やはり米国は横暴な国だと思います。
行きはテロの影響もなくエアロカリフォルニア航空に乗り換え一路メキシコ(Mexico)のラパス     (RaPaz)へ・・・といいたいところですが、どこか知らないところで一度降りてメキシコへの 入国審査を行い、再度飛行機で最終目的地のラパスです。ラパスの手荷物検査は、自分の 順番がくると変なボタンを押すんです。ブザーが鳴りランプが点灯するとアタリ!!荷物の 中身をチェックされるんです。小川さんがアタリでした。泣く泣く荷物をあけています。 無事手荷物検査も通過し、お迎えの車に乗ってホテル ロスアルコス(LosArcos)に到着。
10月6日(土)21:00です。あれだけ長時間飛行機に乗ったのにまだ数時間しかたって いません。ちょっと変な気持ち・・・。日付変更線って不思議です。
皆でメキシコ料理で遅い夕食をとり(ここでまたちょっとハプニング。夕食を取ろうとした レストランの隣のビルで火災が発生し消防車が出ています。鎮火方向だったので、しかとで レストランに入りました。食事をとっている最中にも消防士さんたちがトイレを借りに来たり、 水を飲みに来たりしていたんです。)コンビニで買いもををしておやすみなさい・・・。 で、このとき調子こいて買ったテキーラでつらい目に会うのでした。

ロスでのトランジット中の毎度おなじみ小川さんと 小林さんです 宿泊したホテルのロス・アルコスです
部屋から見たロス・アルコスの中庭です。この下にプールが あります。 ロス・アルコスの室内です。                            
夕食を取ったメキシカンレストラン レストランを正面から。この隣で火事があったんです。                            

10月7日(日)ダイビングの一日目です。
サービスのファンバハ(FunBaja)の迎えの車に乗り(このときのお迎えがサービスのオーナー  リッケさんとのことでした。)マリーナへ。ダイバーは全員日本人でした。 恐るべし日本人です。
ボートスタッフは4人くらい、船長、コックのチャチョウ(社長に聞こえました)ガイドのチャベ ロにカルロス・・あと誰かいたかな?。
ボートが出てまもなくオキゴンドウクジラ数十匹もの群れが出ました。オキゴンドウ数十匹が ボートに向かってくる様子は壮観の一言です。歓声が上がります。これからのダイビングへの 期待がいやがうえにも盛り上がります。
一路エルバホのポイントを目指してボートは進みます。 何かはねました。マンタがはねたような気がしましたが、マンタがはねるわけはないよね・・・ 皆に言うと笑われるな・・・と思って黙っていましたがこれは大きな間違いでした。
一本目はハンマーヘッドが確実に見られることで有名なエルバホ(El Bajo)のポイントです。 ガイドはチャベロ、後ろの守りはカルロスです。(この二人がまた面白い。) 勢い込んでエントリー・・・・・・・っが、はずしました。泳いだ泳いだ・・・疲れました。 松田さんは早上がり、皆あがってからも無口です。

二本目もハンマーねらいのエルバホ。また、またはずしのエルバホです。水面近くの透明度は まあまあなんですが下に行くにしたがって透明度が悪くなります。やはりぐったり。
ハンマーはあきらめて三本目はアシカで有名なロスイスロテス(LosIslotes)にしました。ここは 波も穏やかなのんびりポイントです。チャベロが小さな穴を指差しました。小さなジョー フィッシュがいました。チャベロが少し動きまた穴を指しました。変なこぶし大の大きな顔を した魚が顔を出しています。貝とか石を投げ入れると口でくわえて穴の外に吐き出します。 後で聞いたところ巨大なジョーフィッシュだそうです。小さいのがブルースポッテッドジョー フィッシュ、巨大なのがフィンスポッテッドジョーフィッシュという名前だそうです。結構愛嬌 者でとぼけた顔をしていました。
この頃から何かカメラのシャッターがおりずらいな・・・っと思い始めていたのですが何か わかりません。帰国してからフィルムを現像してショックで起き上がれなくなるのでした。 (実はストロボがたけてなかったんです。魚の色がな〜〜い。ショック、 ショック!!!!!)
定番のアシカをかるくながめて一日目のダイブを終了しました。

ホテルへ帰り塩分を落としたいのですが、一週間ほど前にハリケーンがラパスを直撃した影響で 被害が出て給水制限を行っているんです。朝7:00〜7:30と昼間の30分と20:00〜 20:30が、なんと水が出る時間帯なんです。水が止まっている時間ではありません。トイレ も一苦労です。でっ、ホテルの中庭のプールでカメラの塩抜きもかねてカメラを持ってひと泳ぎ です。
ホテルのロビーで待ち合わせ夕食タイム。このとき小川さんがテレホンカードを持って「自宅に 電話しませんか」っと言ってくれました。これはうれしかったです。海外からはいつも公衆電話 の使い方がわからず音信不通になるんです。ホテルの部屋の電話を使えばかけられるのですが、 英語ができずチェックアウト時が面倒なので使いません。小川さんが公衆電話にテレホンカード を入れて国番号まで押してくれました。女房もびっくりしていました。小川さんありがとう ございました。

でっ、夕食です。ホテルの横の坂道を少し上がったところにある手作りパスタの店ラパスタ (LaPazta)です。店構えはおしゃれ。少しラパスにしてはお値段が高かったらしく嘉山さんは 泣いていましたがすごくおいしかったです。私としてはここは一押しでした。 ワインも結構飲みました。変な親父をアレンジした台の上にワインを置いてくれます。
この後、ホテルに帰り皆でログ付けです。このログ付けの時に前に買って置いたテキーラを飲ん だのですがこれが翌日に効いてくるんです。小川さん、小林さんも結構飲みましたよ。結局一本 空きましたね。(毎度のことで・・・)

ファンバハの高速ボートです。いざ出発。 マリーナの入り口です。この建築中の建物はマリーナのオーナーの セカンドハウスということでした。
オコゴンドウが数十匹の群れでボートに向かってきました。                                     写真でこれだけとれているので大変か数の大群だと思います。
おなじみヨスジフエダイは結構群れていました。                                     何も出なくてもやはり安全停止はします。
これがフィンスポッテッドジョーフィッシュです。顔がでか〜〜い。 イルカも数百匹の大群で何度も遭遇しました。
ここのパスタは最高でした。でもちょっと高かったようです。                         これがへんな親父のワインテーブルです。                            
10/7 Mexico LaPaz       FunBaja(ファンバハ)(DeaSEA・・・)      
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
252 エルバホ 27-26℃ ボート 34min 16.4m 27.2m 8〜20m あり
253 エルバホ 28-27℃ ボート 36min 15.8m 28.0m 8〜20m あり
254 ロスイスロテス 27-26℃ ボート 39min 9.0m 20.2m 4〜8m なし
エルバホ:ラパスの北東の大海原にあるスポット。ハンマーヘッドが99%の確立で見られるそうですが、今回はまったくはずしてしまいました。同船していたリピーターのダイバーは「ハンマーが見られなかったのは初めてだ」っと言ってましたんで本当だと思います。その他にマンタ、ジンベイ、クジラなど大物海獣に遭遇することができる魅力的なポイントだそうです。南、中、北と3つの根があり、最も遭遇率が高いのが北の根だそうです。流れが強いため基本的には中級者向けのポイントです。
ロスイスロテス:カリフォルニア・アシカのコロニーがある断崖の岩島。水深は浅めです。たくさんのアシカがいて特に8月から11月がお勧めでアシカの子供が遊んでくれます。

10月8日(月)
こうして曜日を書いているんですが、曜日の概念はまったくありません。現地では何曜日だか まったく意識しませんでした。
ダイビング二日目ポイントはマンタねらいのラレイナ(LaReina)です。ファンバハのボートは 高速らしく、ほかのサービスのボートの半分の時間で行けるらしいのですが、それでも各 ポイントに一時間以上かかります。
ラレイナは結構うねりが強く、大きくボートがゆれます。いざエントリー・・・・っが、マンタ はいません。サーフタイムのボートのゆれも結構きついものがあります。 意を決して二本目のエントリーへ。・・・またもマンタ外しです。やはり大物ねらいで狙った ものが出ないと後は何もいません。むなしいものがいっぱいです。二本目のエグジット後に 船酔いで気持ちが悪くなり吐いてしまいました。昨日飲んだテキーラの影響か!!!これ以降 胃が痛くなり、おいしいメキシコ料理を自重する羽目になってしまいます。やはりマンタが 見られなかったのは亜矢子さん・・あなたのせいです。
でっ、オニイトマキエイはあきらめて小マンタ(ヒメイトマキエイ)ねらいでプンタロボ (PuntaLobo)にポイントを移動。

三本目、プンタロボです。やはり小マンタも出ません。あきらめてガイドのチャメロ、亜矢子 さんに続き浮上を開始してしまいました。が誰も浮がって来ません。そこに亜矢子さんのバディ のいとこさんが浮上してきて、「ヒメイトマキエイの群れが見えたので教えてあげたら皆で 追いかけていったよ」との事でした。ガイドのチャベロがもう一度潜行しますかと聞いたので 再度潜行して10分ほど探しましたがやはり何も出ず。エグジットすると嘉山さんも含め皆が 興奮して数百匹のヒメイトマキエイの群れがいたと騒いでいました。やはり小マンタが見られ なかったのも亜矢子さん・・あなたのせいです。
毎回カメラをもってエントリーしたのですが一枚も確か撮りませんでした。が、カメラをボート においてエントリーする勇気も無いんですよね。毎回何か出ることを期待して・・・・。
本日のダイブは成果もなく終了です。ホテルに戻ってシャワーです。まだ給水制限の札は かかっているのですが暖かいシャワーがでました。やはり温水シャワーはいいですね。 塩を落として、お土産やさんを散策しながら海沿いのメキシコ料理の店へ。あまり何の料理が 出たのか覚えていません。胃が痛くてビールを一本飲んで(胃が痛くてもやはり飲むんです) 料理を少しずつつまみながらパンを食べていました。皆はタコスをたのんでいます。あまり うまく伝わらなかったらしくなかなか出てきません。やっと一つ出てきましたが実は二つ たのんだのです。いろいろやり取りがあってやっともう一つが出てきました。ここのタコスは 苦労しましたね小林さん。
この後男性陣はアイスクリーム屋さんでアイスクリームをゲット(女性陣はこんなもの 食べません、お酒なんです)、これがまたでかい。 コーンに三つもアイスクリームを乗せてくれるんです。最後にはいやになりました。 そんなこんなで今夜はログ付けなしでおやすみなさい。

ラレイナの灯台です。結構うねってますね。 このニザダイに似た魚はいっぱいいました。珍しくないのかと思ったら固有種でコルテスエンジェルフィッシュというのだそうです。
この魚もいっぱいいました。キングエンジェルフィッシュというやはり珍しい魚だそうです。 おつかれさまで、ボートの上でビールです。ビールのみ放題。
夕闇迫るロビーで食事の待ち合わせ おきまりの夕焼けです
夕焼けその2. 三日目の夕食です。
みんなでオープンテラスで食事です。 このタコスの注文に結構苦労していました。
10/8 Mexico LaPaz        FunBaja(ファンバハ)
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
255 ラレイナ 27-26℃ ボート 41min 12.0m 17.4m 4〜6m あり
256 ラレイナ 27-27℃ ボート 44min 15.0m 20.4m 4〜6m あり
257 プンタロボ 26-25℃ ボート 47min 11.4m 17.8m 5〜8m なし
ラレイナ:ラパスの東側にある直径20mほどの小さな島。ラレイナとはこの島にある灯台の名前だそうです。島の周りは根になっていて沖側がガレ場と砂地で所々にとび根がある。マンタの乱舞で一躍有名になってスポットであり、ここに集まったマンタには近寄ったり、ランデブーできたりすることで有名になったらしいのですが、今回はことごとくはずしました。
プンタロボ:小マンタ・ヒメイトマキエイのポイントです。ポイントに近づくと水面にヒメイトマキエイが飛び跳ねています。島近くの浅場の方がヒメイトマキエイに遭遇する確立が高そうです。

10月9日(火)キャンプの日です。
ホテルはいったんチェックアウトし、キャンプに必要なものだけ持ってマリーナへ。 一本目、二本目とロスイスロテスのアシカポイントです。一本目はやっと透明度が上がって きました。 皆歓声を上げてエントリしていきます。やっと海外らしい期待の透明度になりました。が、 透明度がいいのはこの一本だけでした。残念。二本目は透明度が落ちてきてしまいました。 やはりここはのんびりダイブです。
三本目のポイントはエルバヒート(ElbaJito)です。ここは地形が面白いポイントです。がっ、 結構流れがありました。まるでロッククライミング状態で岩につかまりながらの移動です。 ここにも変な模様のついたエイがいました。結構見かけましたがやはりここの固有種で ブルズアイエレクトリックレイというのだそうです。
今日は四本ダイブです。四本目はファンバハのキャンプサイト前の浅場でのんびり潜りました。 っと言ってもやはり透明度は最悪です。ここにはショコラータというアサリに似た巨大な貝が 生息していてとてもおいしいとの事で、貝取りダイブです。皆で必死こいて探しましたが 見つかりません。やっと小川さんが1つゲットしました。幅15cm厚さ10cmもある 大きな貝です。これはスタッフが料理してくれて夕食事においしく頂きました。

いよいよキャンプサイトに上陸です。やっとメキシコらしくなってきました。剥き出しの岩山に サボテンがいっぱい生えています。これぞ本などで見たメキシコです。このキャンプサイトには キャンバスに囲まれたシャワーが1つ。これは最低限の塩を落とすだけの物のようです。 トイレはやはりキャンバスに囲まれた空が見える見晴らしのいい物が二つ。後は食事用の大きな テントと皆が寝る二人用のテントが立ち並んでいます。ただしここではこのキャンプの先住民が 優先のようです。シャワーを浴びるのは先住民が優先、ウエットスーツを干せるのは先住民だけ (特に一泊だけする人は器材やウエットはボートに積んだままでここには干さないのでジュークだ と思いますが・・・)トイレは女性だけ、男性は見えないところでやってください。・・・っとおし ゃまな女の子が能書きをたれます。この前日からキャンプにいる先住民の関西の生意気な女の子 はロスからエアロカリフォルニア航空の同じ便で我々と一緒にきた娘なんです。関西、尼崎の ひろこさんです。(単にホテルに泊まれずにキャンプに泊まっている貧乏ダイバーだったりして ・・・・・。)
今日の夕食は当然キャンプです。ファンバハのスタッフが料理を作ってくれます。 お肉のバーベキューうまかったな。
食事が終わって、いよいよテキーラタイム。ガイドのチャベロがテキーラのショットガンを作り カルロスと一緒にリズムを取りながら飲ませていきます。強引に口に含ませ頭を振らせて飲ま せていきます。飲み終わったらライムを含ませます。亜矢ちゃんが悪乗りしてテキーラタイムに いっそうの拍車をかけています。このテキーラ結構うまかったんですが、胃が痛い私目は おとなしくしていました。松田さん、伊東さん結構夜中までおさわぎでしたね。伊藤さんは翌日 のボートはダウンだと思っていたんですが、結構酒が強いです。
夜は満天の星空の下で嘉山さんの撮影したヒメイトマキエイの大群のビデオをうらやましく 見せてもらいました。
無人島でのキャンプも楽しかったけど、やはり一泊で充分です。連泊して先住民の権利を獲得 しなくてもいいよ。

のんびり高速ボートです。 アシカがいるロスイスロテスの島です。
アシカものんびり昼寝です。 アシカの子供がご挨拶
この変な魚の名前は?まつげがあるみたいです。 愛嬌があって私は結構好きです。
色があるのはこの写真だけです。ゴンベの仲間? 固有種のブルズアイエレクトリックレイです。
ファンバハのキャンプサイトです。左に見える白いキャンバスの囲いがシャワールームです。トイレも同じようなものでした。 やっとメキシコらしい風景が!!
キャンプでの夕食です。 先住民と一緒に記念撮影
テキーラタイムです。嘉山さんもやられてます。 いよいよビンから直接です。
10/9 Mexico LaPaz          FunBaja(ファンバハ)
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
258 ロスイスロテス 27-27℃ ボート 53min 8.8m 19.0m 15〜20m なし
259 ロスイスロテス 27-26℃ ボート 46min 5.2m 14.2m 6〜8m なし
260 エルバホ 26-25℃ ボート 41min 10.8m 16.2m 8〜10m あり
261 ファンバハキャンプサイト前 27-27℃ ボート 31min 4.2m 5.0m 2〜3m なし
ファンバハキャンプサイト前:エスプリットサント島にあるファンバハのキャンプサイト前のビーチスポットです。遠浅の砂地のスポットでショコラータというアサリのお化けのような大きさの貝がたくさんあるそうです。今回はキャンプサイトにつく前にボートからエントリーしたのでちょっと沖めで貝が小川さんの1つしか見つからなかったのかもしれません。

10月10日(水)キャンプサイトからの出発です。
エルバホへのリベンジです。ここからだとエルバホまではほんのわずかな時間で到着できます。 一本目、チャベロを先頭にリベンジしましたが、残念、返り討ちにあいました。
チャベロギブアップ。二本目ガイドはカルロスに代わりました。チャベロは後ろからついて きます。「いざ」勢い込んでエントリしましたがやはりだめでした。返り討ちです。今回の ハンマーヘッドはあきらめですね。
三本目は小マンタポイントのプンタロボをリクエストしました。プンタロボへ到着するとヒメ イトマキエイが水面を飛び跳ねています。やはりマンタが飛ぶんだ!!!何匹も何匹もあちら こちらで飛び跳ねています。絵葉書にもマンタが飛んでいるものが売っていました。期待が 高まります。エントリしましたがやはり透明度は最悪です。チャベロには岸寄りの浅めの ポイントをリクエストしてあります。しばらく移動しているといました、いました何百匹もの ヒメイトマキエイが乱舞しています。何百匹ものヒメイトマキエイの群れが何度も何度も 回ってきてくれました。がっ、私のカメラには取れていません。なんともはや、悔しくて。 なんでシャッターがおりないのかわかりませんでしたが、透明度が悪いのとストロボがだめ だったのでオートフォーカスがあってくれなかったんです。結局大きいオニイトマキエイには あえませんでしたが、このヒメイトマキエイの大群で大満足です。興奮しながら帰路へ。
この頃からフリーフロー気味の私のレギュレタ−が絶えられなくなってきました。息を吸うと 強制的にエアーが流れ込んできます。浅場なのでちょっと我慢しながら潜ってましたが明日は だめだな・・・・・。
毎日のボートでの移動の間に何百匹ものオキゴンドウ、イルカの群れがボートを訪ねてくれ ました。何度となくシュノーケリングで海に飛び込みましたがだめでした。ゆっくり泳いで ボートに向かってきてくれるのですがなかなか水中では会えません。

今日の夕食は嘉山さんがホテルのフロントで情報を仕入れてくれたタコス屋さんです。皆さん 期待のタコスです。ホテルから3ブロックほど離れたところにあります。店先で焼いている肉の においと煙が食欲をそそります。小川さんと小林さんが張ってあるメニューと格闘しながら注文 してくれました。観光客はいなくて地元の人たちの店といったいい雰囲気のお店です。 屋根がなく星空が見えます。屋台といった感じです。ここのタコスは安くておいしかったです。 ほんとおすすめ。
ここで伊東くんがスペイン語での注文にチャレンジ。飛行機の中からミルク入りコーヒーを スペイン語で注文したくて勉強していたそうです。うまく通じてブラックコーヒー三つと、 ミルク入りコーヒー三つがオーダーできたようです。が、きてみると若干個数が違っていたり しました。コーヒーはお湯の入ったカップとビン入りのインスタントコーヒーが出てくるん です。ミルクはクリープを水で溶いてあるようだと言ってました。お湯に自分でインスタント コーヒーを入れミルクコーヒーはこのクリープを水で溶いたものを入れるんです。後で チャベロに聞いたらこちらのコーヒーはインスタントコーヒーがビンで出てくるのが一般的の ようです。
この日もログ付けはお休みです。ログがどんどんたまります。

小川さんです 小林さんです
これは絵葉書の写真です。こんな垂直には飛んでいませんでしたが結構な数がピョンピョン飛んでいました。 タコス屋さんです。この店先で焼いていた肉がいい香りです。
タコス屋さんのメニューです。 小川さんと小林さんが苦労して注文しました。どれがどの品に対応するのかわかりません。
客は地元の人のようでした。お勧めのお店です。 これがインスタントコーヒーです。ブランドは見てのとおり。                           
8/18 Mexico LaPaz         FunBaja(ファンバハ)
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
262 エルバホ 27-27℃ ボート 30min 17.8m 27.8m 12〜15m あり
263 エルバホ 27-27℃ ボート 36min 15.6m 30.2m 10〜15m あり
264 プンタロボ 27-27℃ ボート 36min 12.2m 16.2m 4〜6 なし

10月11日(木)ダイビング最終日になってしまいました。
昨日嘉山さんにレギュレタ−を調整してもらいましたがやはり満タンのタンクの空気圧に耐え られません。ファーストステージがいかれてしまったようです。結局ボート備え付けの エキストラレギュレタ−を借りることにしました。
ガイドがパロミノとカルロスのペアー変わりました。この日はマンタポイントのラレイナを リクエストしましたが、うねりが強くマンタポイントには出られません。結局アシカポイントの ロスイスロテスです。私としてはこの方がよかったな。またマンタをはずすよりアシカと遊んだ ほうが。
やはりどのボートもうねりを避けてアシカポイントに来ていました。結構な混雑です。 一本目は巨大フィンスポッテッドジョーフィッシュをみてアーチをくぐるコース取り。 二本目が浅場の子アシカが遊んでいるポイントです。岩の割れ目の間で子アシカがかわい らしく、くるくる回って遊んでいます。グローブを脱いで振ってやると遊んで噛み付いて きます。とてもかわいらしく、ダイバーが岩の割れ目を覗いて鈴なりです。 関西のまちさんはグローブをアシカに取られてしまいました。結局アシカを眺めて62分の 浅場のらくちんラストダイブでした。

最終日のお土産タイムです。小川さん、小林さんと一緒に買い物です。英語のできない私は 二人に連れて行ってもらわないと不安なんです。Tシャツゲット、大量にばらまき用のボール ペンゲット、このとき小川さんが値引き交渉をやってくれました。が店のおばちゃんもたいした ものです。ほかの店を見てもっと安かったら戻っておいで、まけてあげるから・・・と秋葉原の ようなことを言ったそうです。あと、ボートに置いてあった魚の形の栓抜きを買いました。 これ、自分へのお土産ですが、ちょっとお気に入りです。家に帰って女房に見せたら結構うけ ました。
この後全員でタクシーにのってマーケットCCC(セーセーセーと読むんだそうです)へ。 私はこれまたボートで食べさせてくれたクッキーセットとチョコレートをゲット。ちょっと かさばるけど職場へのお土産の定番です。皆さんはビン入りの調味料、香辛料を買っていました がこれが後々大変なことになってしまいます。

20:00ホテルのロビーでチャベロと待ち合わせて、ラパス最後の夜を楽しみにチャベロ おすすめのレストランへ。オーナーのリッケさんも来てくれました。ちょっと高級そうな海辺の レストランです。私は生まれて初めてのマルガリータを頂きました。非常においしい飲み物 でした。ストロベリーマルガリータも飲んでみましたが、やはりオーソドックスな器の周りに 塩がついたマルガリータのほうがうまかった。 ちょっとお値段も高かったようですが食べ物も飲み物も本当においしかった。 ここもお勧めです。

お茶目な小川さんです。 アシカ・・
アシカがいっぱい近づいてきます。 アシカが遊んでいる岩の中をダイバーが群がってのぞいています。中央の赤いフィンが小林さん、白いフィンが小川さんです。
ラストダイブも終了。皆さんお疲れ様。 チャベロお勧めのお店です。
チャベロを囲んで。 左からチャベロ、嘉山さん、オーナーのリッケさんです。皆さんお世話になりました。
8/18 Mexico LaPaz         FunBaja(ファンバハ)
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
265 ロスイスロテス 27-27℃ ボート 55min 10.2m 18.8m 8〜10m なし
266 ロスイスロテス 27-27℃ ボート 62min 4.0m 5.6m 6〜8 なし

10月12日(金)いよいよラパスともお別れです。 朝4時半起床。若干湿った器材をパッキングです。今回はテロの影響で機内持込がどうなるか 不安なので極力スーツケースに詰め込んで、機内持込はリュックにお土産とログブックだけに しました。やはりこれば正解でした。
6:00ホテルにお迎えでラパス空港へ。ラパス空港の荷物チェックはスーツケースもリュック もすべて空けて調べられました。この空港職員の手間がかかるため出国税に6ドル余計に取られ たんです。
小川さんなんかはパンパンに詰め込んだスーツケースを閉めるのに一苦労しています。 ここでまたちょっとハプニング。松田さんが入国カードをなくしました。あわてて荷物を広げて いましたが見つかりません。なんか別室に連れて行かれてしまいました。大事なものはなくして はだめですよ松田さん。
でっ、無事ラパスを出発しましたが、来たときと同様にロス直行ではなくメキシコ内のどこか 知らないところでいったんおりて出国審査を受けるんです。このとき機内に荷物を置いて おくと不安なので、皆荷物を持って出国審査に向かいました。これが失敗でした。ラパスを 立つとき以上に手荷物検査が厳重なんです。 ライター没収、電池はだめ、ビン類がだめ。ここで皆さんがお土産 に買った調味料、香辛料、コーヒー等のビンがすべてひっかっかり機内あづかりになってしまい ました。ここのチェックで結構時間がかかりました。でっ、無事ロスでトランジットなんですが やはり機内持込がきつくなってます。嘉山さんのビデオのハウジング類が機内持ち込みだめで、 預けるためのパッキングです。これまた結構時間がかかりました。
ロスからの飛行機は結構すいていました。最後部に座っていたのですが空きがあったので横に なって寝てこれました。これも初めての経験です。らくちん、らくちん。
という感じでラパスの旅も終わってしまいました。嘉山さんの奥さんに迎えられて横浜YCAT に到着。皆さんお疲れ様でした。

DeaSEA...の嘉山さんお世話になりました。松田さん、伊東くん楽しかったです。
小川さん、小林さん、またどこかに行きましょう。

ラパス空港です。 ラパスともお別れ。
突然ですがカルロスとフィアンセです これがお気に入りの魚の栓抜きです
ボートでチャチョウが毎日出してくれたクッキーです。手荷物検査のお兄ちゃんもこのクッキーはおいしいよと言ってくれました。手荷物検査もこの箱を見てにっこり微笑みここまでで荷物チェックも終えてくれました。



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