WAKATOBI 2006


2006年4月27日から5月6日でインドネシアのワカトビに行ってきました。(^-^;)



一昨年のメナド、昨年のバリに続き3度目のインドネシアです。
ワカトビ(WAKATOBI)と言っても誰も知らないと思います。
非常にマニアックな場所のようです。
メナドのあるスラウェシ島の最東南端に位置し正式にはトゥカンベシ列島と言うらしいです。

ワカトビって変な名前ですね。ワ(WA)はワンギワンギ(Wangi-Wangi)島、カ(KA)はカレドゥバ(Kaledcips)島、ト(TO)はトミア(Tomea)島、ビ(BI)はビノンコ(Binongko)島。それぞれの島の名前の集合体です。

ワカトビリゾートは、このトミア島にあります。 2002年にワカトビリゾートの私設空港ができて、バリから2時間半でこられるようになったらしいが、それ以前は2日半もかかった秘境の場所だそうです。 ここのダイビングポイントはドロップオフが多く、手付かずの海が広がっていて素晴らしいコーラルリーフが続いています。

嫌がるうちのママさんを強引に引き連れてのツアーです。前回のバリのトランベン、PJの印象があまりよくなかったようです。


 

 

4月27日(木)11:25成田発JAL725。

今回は天下の日本航空ですよ。しかしながら内紛続き、ちょっとトラブルが発生しないか心配です。 今回は荷物の重量オーバーは25Kgまで大丈夫とアセントさんがネゴをしてくれたそうですが、保障するものではないとの事で、皆さん原則20Kgに抑えるのに必死です。が難なく荷物はOK。
今回のJALはジャカルタ経由です。ジャカルタ着16:50ここでいったん荷物も全部もっておろされるんです。バカやろう〜〜なんで荷物まで全部持って降りなくてはいけないんだ!!!! ただ、飛行機の中ではゲーム三昧でした。一眠りもせずにボーリングゲーム。コツをマスターしました。 300点のパーフェクトゲームを達成できました。幸先が良いぞ。
ジャカルタで時差マイナス2時間、デンバサールがマイナス1時間。集合時間等時間を間違えないように頻繁に腕時計を変更します。

18:10ジャカルタ発、22:55バリデンバサール空港に到着です。さすがに豪華リゾートのワカトビリゾートです。入国審査の奥までスタッフがお出迎えです。パスポート、ビザ購入用のドルを渡すと皆のビザを一括して購入してくれパスポートをまとめて航空会社のクルー通過用の入国審査で対応してくれました。VIP待遇です。入国審査官から名前を呼ばれ、すんなり通過です。
が、これからが長かった・・・。荷物を全部取って待てどもなかなかパスポートが手元に来ません。一緒の乗客が皆いなくなったころにパスポートが来ました。結局一人ひとりやったほうが早かったようです。ま、VIP気分が味わえたからいいか・・・。
空港の外に出る合間に急いで両替。昨年は1円が90ルピアくらいでしたが、今回は75ルピア、だいぶ下がってしまいました。ほかの人は誰も両替しなかったようです。結局ワカトビではルピアは一つも使用しませんでした。


一路サヌア地区にあるメルキュール・クタホテルへ。荷物は別の車です。いつものように多量の荷物の間にはさまれるように移動するのとちょっと違って優雅です。
ホテルに到着するとゲートがあり警備員が立っていました。警備員がテレビのニュース等でおなじみの鏡を車の下にかざしチェックしています。ちょっとびっくり。テロの影響がまだまだ続いているようです。このホテルからは外出しないようにしようと思いましたが、小川さん、かよちゃんは翌朝ホテルの周りの店に買い物に出かけたそうです(怖いもの知らずが・・・)。

メルキュール・クタホテルは乗り継ぎように一泊するにはもったいないような豪華なホテルでした。 チェックインを終了したのが24:00近かったか、過ぎていたと思います。コテージ風の部屋で、我々の部屋の隣は、くまさん夫妻の部屋でした。両方から真ん中の扉を開けると行き来ができるようになっています。 我々は飛行機疲れもあり、シャワーを浴びてすぐに寝てしまいましたが、くまさん夫妻はホテル内のレストランを散策し、結局部屋にルームサービスで食事を頼んだようです。我々は既に白河夜船、そんなことをしているなんてぜんぜん知りませんでした。


4月28日(金) 翌朝7:00前に散歩がてら朝食へ。ホテル内の地図を見ると海がやけに近いようです。食堂のは海辺の近くでした。12:00にチェックアウトを済ませてロビーに集合の約束です。まだまだ時間はたくさんあります。 小川さん、かよちゃんはこの時間を利用してホテルの外に出て買い物をしたようです。私はプールでのんびりスイミングです。

12:00で迎えを受け、ワカトビへのフライトのためデンバサール空港へ。ワカトビリゾートへの専用機です。いつもは2機でワカトビからの帰りの客と、ワカトビに行く客の送迎をしているそうですが、今回は1機が故障してしまっているので出発が遅れるとの事です。ワカトビリゾートはリゾートとクルーズ船があり、収容人員は80名程度のようです。定員60名のプロペラ機で1回の飛行で客40人とダイビング器材等の重い荷物を運ぶようで、2機で一往復づつして客をさばいているようですが、今回は1機で2往復しているために遅れているようです。
プロペラ機に搭乗。本当に小さな飛行機です。大丈夫かいな・・・。2時間半程度のフライトのようです。ゲストは我々9名、アメリカ人らしきおばちゃんグループ5〜6名、とイタリア人らしき大きなむつけき男性集団10名程度の陣容です。プロペラ機なのでジェットと違い低いところを飛ぶので眼下にさんご礁を抱えた小さな島々が点々と見えます。







ワカトビリゾートはワカトビのト(TO)はトミア(Tomea)島にありますが、トミア島そのものではなく、トミア島の東側にある小さな島にあります。
トミア島の小さな空港に到着後、小さな汚い車に乗せられ桟橋へ。空港から桟橋まで子供たちが大挙して大歓迎です。何が珍しいのか手を振ったり、皆でついてきます。
スタッフにだいぶ急かされました。引き潮でボートが桟橋につけなくなるので早くして欲しいらしいんです。結局桟橋からは小さなボートで沖合いにいる大型ボートに乗り換えです。この大型ボートがこれからお世話になるダイビングボートでした。大型ボートは大きなクルーズ船(ペラジアン号)に立ち寄りました。超豪華クルーズボートだということです。イタリア人らしき大きなむつけき男性集団10名程度はこのクルーズボートに乗り移りました。ちょっと一安心・・・。でワカトビリゾートに到着です。







到着時のブリーフィング。朝食は7:00から、昼食は1:00から、夕食は7:00からの7−1−7だそうです。到着したメインハウスはロングハウスと呼び、海から見てロングハウスの右側に器材置き場、もっと右奥が食堂は別棟です。左側に私たちのバンガローがあります。 はぎさんたちの部屋はビーチに面したプレミアムバンガロー、私たちのガーデンバンガローはその後ろに3棟並んでいます。

海は透明度もよくとてもきれいです。さすが南国のリゾートです。遠くまで来たかいがありました。 桟橋の先のドロップオフの淵にバーがあり、ビール、お酒類を飲むことができます。SIPADANのボルネオダイバーズのドロップオフカフェによく似ています。ここではJETTY BARと言っていました、桟橋のバーですね。。 レストランはブッフェスタイルで滞在中のメニューはすべて違ったものでした。また昼、夜はデザートが必ず後から出てきます。それも毎回3種類ずつ。食事もレストランの雰囲気も豪華でした。大満足です。





各部屋はバンガロースタイルです。海に面したちょっとお高めのプレミアムバンガロー(はぎさんチームのバンガローです)も、我々が泊まったガーデンバンガローも部屋の大きさや作りは同じでした。
はぎさんたちの部屋はもともとのダブルベッドが一つと、シングルベッドが二つは入って窮屈そうでした。また二つのシングルベッドそれぞれにも天蓋がついており、ちょっと笑ってしまいました。





あとで気がついたのですが、部屋の中には大きなトカゲ?が二匹住んでいました。この部屋の主ですね。毎日同じところにカプセル大の黒っぽいフンのようなものが落ちていて、毎日ティッシュで拾って捨てていたのですが、後で発見しました。時々下のほうに降りてきて外へ出かけるようです。

また、部屋のシャワー、洗面台は大きな外人(私たちが外人か・・・)仕様になっていて、とても高い位置にあります。背の低いうちのママさんは毎日部屋の椅子を持っていって洗顔してました。


飛行機が遅れた関係で結局この日のダイビングはできませんでした。

メルキュール・クタホテル フロント前にて
我々の部屋の前にて 食堂です。前に見えるのは池ではありません、小さいほうのプールです               
VIPルームにて飛行機待ち 歓迎の花を飾って
こんな小さなプロペラ機です 到着前からテンションが高いです
前から2列目から撮影しています Wakatobi Resortが見えています
トミア島に到着、リゾート専用空港です この車で港まで
子供たちがぞろぞろついてきます 小さいボートで沖合いの大型船まで
皆で見送ってくれます 沖合いに待っていた大型船(ダイビング船です)
豪華クルーズ船(ペラジアン号) リゾートが見えてきました(正面がロングハウス)
ロングハウスの隣がはぎさんチームのバンガロー 海もとてもきれいです
私とママさんの部屋 天蓋付のダブルベットです
到着してほっと一息 この部屋の主らしい(毎日フンの掃除をさせられました)
カブトムシもたずねてきます 皆そろって夕食(朝昼夜いつもこのレストランでした)
早速ビールで乾杯 ママさんとシュノーケリングの練習をした、はぎさんバンガロー前のビーチ                            

4月29日(土)いよいよダイビング開始です

いよいよダイビングの開始です。一日のダイビングはロングハウス脇でのブリーフィングから 始まります。ダイビング船ごとに一日のスケジュールがホワイトボードに書かれています。
我々はワカトビY。「ワカトビYブリーフィング〜〜」と呼ばれます。ちょっと遠くのポイントに行くときは船上でのブリーフィングです。
ワカトビYには3チーム乗船しました。ガイドのドリス、ソフィア、それから我々のヤンチームです。ワカトビYのゲストもホワイトボードに一覧が書かれています。名前の先頭にある数字で器材置き場、ボート内の座る位置、タンクの位置がすべて決められてダイビング開始前にスタッフがすべて準備してくれます。
原則1本70分のダイブです。タンクは11Lの通常のタンクと、14LのBIGタンクがあります。BIGの人は名前の横にBIGと書かれます。ダイビングを休むときは名前の後ろに×を自分で書いておきます。

ワカトビ周辺のポイントマップです。
大体ボートで10分くらいのポイントです。遠いところで20分くらいでした。


1ダイブ目 FAN38 East
ママさんもボートに乗ってのワカトビダイビング1本目です。
一本目はどこでもチェックダイブですが、ダイビングツアーで初めてスキルチェックをやらされました。バディの中村君と組んでマスククリアーとオクトパスブリージングです。自分は難なくスキルチェックを終えたのですが、ウエイトがちょっと軽めでバタついていたのと、私のオクトパスが後ろに回ってしまい中村君に渡すオクトが見つからなかったのでちょっとあせりました。皆さん難なく完了です。これでNGが出たらどうなるんだろう・・・。
やっと落ち着いて周りを見ることができました。珊瑚が非常にきれいです。70分ダイブ手ごわしです。通常の11Lタンクを背負っていましたが、ウエイトが軽めでバタついたのと、スキルチェックでオクトが見当たらずあせったのでエアを大分消費してしまいました。残圧0に近い状態でエグジットです。
以後はこれに懲りてBIGタンクで潜ることにしました。
2ダイブ目Trail Blazer
ワカトビはどこもサンゴ礁がきれいです。2本目からはカメラを持って入りました。

3ダイブ目Tanjung Patok
私は3本目はキャンセルし、ビーチでママさんとシュノーケリングです。

【ママさんシュノーケリング特訓記1】
前回のバリでは海が荒れていて、プールでシュノーケリングの練習しかできませんでした。ウエットスーツを着ているので沈まないから大丈夫と言うのですが、プールでもつないだ手を話してくれませんでした。
今回が海での初めてのシュノーケリングです。ハウスリーフに囲まれたビーチなので波も静かです。ウエットスーツも自分で着て、フィンも自分ではけるようになりました。ただ、なかなかつないだ手を離してくれません。
それでも、手をつないだまま海の中を眺め、アジのようなグレー一色の地味な魚ですが、「魚がいる」とはしゃいでいます。
手を引いてちょっと深場まで(足は着きます)連れて行き、浅場に戻るときは手を離して一人で泳げるようになりました。不安なため手は前に突き出してのフィンキックです。フィンキックもまだまだです。
あまり無理強いをしてもいけないので、本日は終了。特訓時間1時間。
あとはくまさんたちとドロップオフカフェで優雅にビールです。おつまみは食べ放題でした。

4月30日(日)ダイビング2日目です

1ダイブ目Pinki’s Wall
2ダイブ目Tanjung Lintea
3ダイブ目MAGNIFICA(私はお休み)
4ダイブ目House Reaf(私はお休み)
3本目をキャンセルしママさんシュノーケリングに付き合います

【ママさんシュノーケリング特訓記2】
手を離しても付き添っていれば、ちょっと深場まで(足は着きます)行けるようになりました。 また、手のつく浅場まで来ると、一人で仰向けになり腰を引いて立ち上がり、再び深場に向かって 泳げるようになりました。が、まだ足の着かないところまでは行けません。ウエットスーツを来ているので沈まないんですが、やはりまだ不安のようです。特訓時間1時間。

シュノーケリングの特訓終了後、ママさんとドロップオフカフェでビールタイムです。
くまさん、はぎさんたちが4本目のハウスリーフに潜ってゆくのが見えます。トワイライトで薄暗くなっています。 −7mにオドリハゼ、−12mにピグミーシーホースがいるそうです。私たちが見下ろしているのが見えるんでしょうか?誰かが薄暗い海の下からライトを振って挨拶をしてくれています。後から聞くとくまさんでした。 我々が覗いているのが見えたそうです。

スケジュール表です ゲスト一覧
我々のボート、ワカトビYです サンゴがきれいです。
早速カメがお出迎え 景色もきれいです
かよちゃんその1                                     いろいろなサンゴがあります
大きなコブシメ ドロップオフカフェからロングハウスを望む
ドロップオフカフェでくつろぐ熊さん夫妻 小川さん、何かを見つけました
イソギンチャク、ストロボがあたっていません シュノーケリングの疲れで・・・
4/29        Indonesia WAKATOBI       WAKATOBI Rezort
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
450 FAN38 East 29℃ ボート 68min 13.2m 28.6m 30m 少々
451 Trail Blazer 29℃ ボート 70min 11.6m 26.4m 20〜30m 少々
452 Pinki's Wall 29℃ ボート 72min 14.2m 28.0m 20〜30m 少々
453 Tanjung Lintea 29℃ ボート 72min 12.0m 23.8m 20〜30m 少々

5月1日(月)〜2日(火)ダイビングも佳境に入ってきました

5月1日(月)
1ダイブ目早朝ダイブ(House Reef)
私はパスです。くまさん、PONさん、かよちゃんで早朝ダイブに出かけたようです。早朝ダイブの様子を見に6:00頃ロングハウス前に出てみました。
ガイドのヤンと小川さんが心配そうに海を眺めています。流れが非常に速いので皆が無事か心配しているとの事、そういわれて海を眺めてみると激流です。状況を見に桟橋の先に行ってみました。下を見ると皆が戻ってくる姿が見えました。一安心です。が、私も次の日にこの激流を体験することになるんです。





朝食をとった後ボートダイブに出発です。7:00朝食、7:45ブリーフィング、8:00ボート出発と結構あわただしいです。

2ダイブ目Conchita
エントリ直後に別のグループの外人さんたちが集まって写真を撮っています。のぞいて見たら大きなイザリウオがサンゴに横たわっていました。同じ色のサンゴのそばにいたので結構大きなイザリウオでしたが最初はちょっとわかりませんでした。大きなワニゴチもいました。これほどワニに似ているワニゴチも初めてです。

3ダイブ目Galaxy
どのポイントもハードサンゴ、ソフトサンゴがきれいです。被写体がいてもサンゴが多くてつかまるところがないくらいです。
今日も3ダイブ目のボートはキャンセルして、ママさんのシュノーケルに付き合う予定でボードに×をつけましたが、ママさん風邪気味でのどが痛いとの事。無理してシュノーケリングをさせても・・・・と思い、これ幸いと午後のボートも潜ることにしてヤンに「やっぱり潜ることにした」と伝えました。キャンセルの行き違いでボートに私の器材は乗せたままで、私のタンクも幸いなことにボートに積まれていました。

4ダイブ目Zoo
このポイントはキャンセルせずに潜ってよかったです。ブリーフィングのときにポテトコーラルがあると言っていました。どんなサンゴかと思っていたらすぐにわかりました。なるほどポテトです。このポイントはポテト、キャベツのサンゴの群落です。非常にきれいです。が、手をつくところもありません。巣穴からモンハナジャコが顔を出していたり、黄色のハダカハオコゼもいます。ブリーフィングのときに砂地では手をついてはいけないと言われていました。リーフトップの砂地でヤンがしきりに何かを指すのですがよくわかりません。よくよく見ると、砂から変なものが顔をのぞかせています。オニダルマオコゼでした。猛毒を持っている割には愛嬌のある顔をしています。結構面白いポイントです。


5月2日(火)
1ダイブ目早朝ダイブ(House Reef)
やはり一度はHouse Reefに潜っておかなければと、5:30に器材置き場に集合し早朝ダイブに行きました。オドリハゼ、ピグミーシーホースがいるとのことでしたが、カメラは持っていきませんでした。これは大正解でした。エントリしてから桟橋の下をくぐり、ドロップオフカフェ下の第1ガレに行くまでにも流れに逆らって進むのは結構大変。ガレについてしまうと窪んでいるので流れは感じません。−5mでオドリハゼを見、−12でピグミーを見ました。オレンジ色のピグミーが3匹もついていました。上を眺めると、なるほど、ドロップオフカフェの影が揺らいでいます。人がいれば判別できそうです。ここからくまさんライトを振っていたんだ・・。
第1ガレを出て、第2ガレに向かいます。流れが強く飛ぶように進みます。小川さん、あまり流れが強く危険と判断したのか、第2ガレにつく前にリーフトップに浮上しました。が、リーフトップは今以上に流れが急でした。動かない岩を探してつかまりながら進みます。大きな岩だと思ってつかまると、グラときて意外と小さな岩だったりして大慌てです。流れの弱くなったところで、小川さん浮上してエグジットポイントの確認です。やっと戻ることができました。結構息があがってしまいました。カメラなんか持っていたらどうなったことか〜〜。



2ダイブ目Blade
この日のポイントまで20分程度あり2本潜るまでリゾートには帰らない、との事でママさんもボートに乗りました。このポイントはサンゴ礁からちょっと離れたところにある、小山が3つほど連なった根のようなポイントです。やはりここもサンゴがきれいでアデヤカミノウミウシ、シンデレラウミウシなどが見られました。

3ダイブ目Batfish Wall

4ダイブ目ナイトダイブ Zoo(私はお休み)




本日は昼食の後の4ダイブ目をキャンセルし、ママさんシュノーケリングに付き合います

【ママさんシュノーケリング特訓記3】
ビーチの浅場だとあまりきれいな魚はいません。せっかくハウスリーフのあるリゾートにきたので、少しは色のきれいなカラフルな魚を見せてやりたいと思い、桟橋の途中にある階段から海に入ることにしました。満潮でもあり、ここは足はつきません。最初は足がつかないところということで怖がっていました。が、階段につかまりマスクをつけて海の中を覗いた所、一変しました。「きれいな魚がいる、水族館のようだ」と大はしゃぎです。何種類かの黄色いチョウチョウウオがいます。黄色と青のきれいな縞の魚がいます。ミノカサゴがいます、縞々のウミヘビもいました。こんなきれいなんだと興奮していました。しかしながら階段からは手を離しませんでした。特訓時間1時間。もうあがるのかと言われてしまいました。ビーチよりこちらのほうが良いそうです。





で、本日のナイトダイブはパスしました。ドロップオフカフェでのんびりビールでリゾートです。ママさんはカクテルを飲みながら皆さんのナイトの準備を見学、ナイトに出るワカトビYを見送ります。もう、いい年なので皆さんと競わずに、今後もこのリゾートパターンで行くことにします。

激流の早朝ダイブから無事帰還です お茶目なうさぎさん?
お疲れ様でした ワカトビTシャツとパンツで
のんびり朝食です いざポイントへ
イザリウオ 正面から
ワニゴチ イソギンチャクエビ
ウミウシたち ポテトコーラルと言ってました。
珍しく群れています オニダルマオコゼ、子犬のようですね
砂地に潜るオニダルマオコゼ ミノカサゴ
クダゴンベ アデヤカミノウミウシ
シンデレラウミウシ オットセイの日向ぼっこ
ワカトビYでエグジットしてくるのを待つママさん ダイアナウミウシ
我々をピックアップしにきたワカトビY JETTY BAR(ドロップオフカフェ)
JETTY BARでカクテルを一杯 皆さんナイトダイブの準備です
4/28 Indonesia WAKATOBI       WAKATOBI Rezort
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
454 Conchita 29℃ ボート 73min 13.0m 31.8m 30m 少々
455 Galaxy 30℃ ボート 74min 11.2m 16.8m 30m 少々
456 Zoo 29℃ ボート 73min 9.4m 24.0m 30m 少々
457 House Leef(早朝ダイブ) 29℃ ビーチ 30min 5.4m 12.2m 20m 激流
458 Blade 30℃ ボート 66min 13.6m 27.2m 30m 少々
459 Batfish Wall 30℃ ボート 69min 11.6m 21.8m 30m 少々

5月3日(水)〜4日(木)ダイビングも終盤です

5月3日(水)
1ダイブ目Star Ship
2ダイブ目Table Coral City
3ダイブ目Roma(私はお休みです)


ワカトビでは大物の群れには遭遇しませんでしたが、マクロ系のものはたくさんいました。特にピグミーは あちこちにいろいろな種類がいました。ヤンがじっくり撮影できるように時間をとり、差し棒で状況を整えて くれました。が、やっぱりうまくいきません。なかなかピグミーがこちらを向いてくれないのと、サンゴの影に隠れてしまったり、あまりにも小さいのでピントが合いません。で、結局今回もこんな映像だけでした。ざんねん!!!


【ママさんシュノーケリング特訓記4】
3ダイブ目をパスしてシュノーケリングです。本日も桟橋の階段からシュノーケリング、私がボートで出ているときも桟橋にきて上から見ていたそうです。一人でウエットスーツを着てシュノーケリングをしてみたくなったと言ってました。かんべんしてくれ〜〜。
カメがいないかな?カメを見てみたいと言い出しました。ハウスリーフのドロップオフに大きなカメがいましたので不可能ではないと思いますが、まあ無理ですね。
昨日よりも落ち着いてみています。積極的に海に入るようになりましたが、結局階段から手は離せませんでした。
ママさんは耳に水が入るとすぐに耳の病気になるので、耳栓をしています。ダイビングは到底無理なんです。次回は深いところでプカプカ浮きながら下を見られるようにするのが課題ですね。


本日は17:00からのマッサージを予約しています。PONさんが既にマッサージを受け、驚かないようにと事前に注意してくれました。上半身裸で(私は男なので問題なし)、パンツをお尻の割れ目が見えるくらいまで下げられてしまうとの事。ま、たいしたことはなかったです。ちなみにマサージ師は、女の人でした。
クリームを塗られ、全身均等にマッサージしてくれました。もう少しこっているところを重点的にして欲しかったな〜〜。ソファーに座って見ていたママさんはいびきをかいて寝ていました。



5月4日(木)
1ダイブ目Lorenzo’s Delight

2ダイブ目House Reef

最終ダイブはどのポイントが良いか、ヤンが聞いてきました。皆でハウスリーフのドロップオフをリクエストしました。第1ガレからエントリーして、第2ガレも見てみたかったのですが流れが逆でした。



ワカトビの海は、とにかくサンゴが素晴らしく、手付かずといって良いほどのサンゴが 生い茂っています。
枝サンゴ、cabbage coral 、potato coral...などのハードコーラルがとても元気で、 水深5mから20mまで続くサンゴの丘のようなポイントが印象的です。
ドロップオフのポイントでも、ハード、ソフトコーラルがとても元気で 撮影のための指をつく場所もない位です。そしてもちろんreefの魚が豊富です。
大物の群れはいませんでした。カンムリブダイの小さな群れ、ロウニンアジ数匹、 はぐれバラクーダ程度です。
ワカトビでサメ、マンタ、バラクーダやギンガメの群れなどを 期待してはいけないようですね。大物は見られませんが十分堪能できます。
透明度は平均20-30m。 ピグミーは水深10mからあちこちのポイントにいて、しかも数種類見れます。 あとは、reefの生物はほとんど見る事ができます。
ハナヒゲ、ハダカハオコゼ、チンアナゴ、stone fish、mushroom coral pipefish、 エビ、カニ、ニシキテグリ、ジョーフィッシュ、モンハナシャコ.... ハゼも、ニチリン、アケボノ(数は少ないですが)、オドリ......
透明度の良さとサンゴの素晴らしさ、reefの魚の豊富さと目玉としてピグミーのいる海。
リゾートの居心地の良さと食事メニューの充実、世界中から世界の海を潜り倒したダイバーが 集まってくる雰囲気。
ローカル色が薄められた、世間と隔離された世界中からのダイバーのための別世界....ワカトビでした。
潜水時間が1本最大70分間と目一杯潜っているので、ボート3本で十分満足。 無制限ダイビングOKとなってますが、ハウスリーフは早朝1本程度で楽しめました。




海の中の皆さん イソギンチャクについたカニ
スパインチークのペア クマノミ
ヘラヤガラ ガイドのヤンと昼食
オレンジのピグミーシーホース ミゾレウミウシ
ピグミーシーホース ピグミーシーホース
ピグミーシーホース、残念ながらどれも少しずつピントがずれています                                         何の船?冗談で海賊船と言ってました
モンガラカワハギ、いると写真に撮りたくなります ハダカハオコゼ
リゾート前のドロップオフにもカメがいました お世話になったガイドのヤンです
4/29 Indonesia WAKATOBI       WAKATOBI Rezort
Tank No. POINT 水 温 ENTRY 時 間 平均水深 最大水深 透視度 潮 流
460 Star Ship 30℃ ボート 72min 13.8m 29.8m 30m 少々
461 Table Coral City 30℃ ボート 73min 10.2m 24.8m 30m 少々
462 Lorenzo’s Delight 30℃ ボート 72min 12.6m 20.0m 30m 少々
463 House Reef 30℃ ビーチ 63min 10.8m 16.0m 20 少々

5月4日(木)〜5日(金)ビレッジツアー&最終日です

5月4日(木)ビレッジツアー
ある程度器材を乾かした後、村の散策です。スコールがたびたび来ていたので、乾いていない器材を部屋の中に引き上げます。結局器材は完全には乾きませんでした。
ヤンにつれられダイビングボートで出発です。途中クルーズ船に立ち寄り、例のイタリア人らしき大きなむつけき男性集団を乗せて村の散策です。やはりこの人たちも明日帰るんだ・・・。


海の船着場に近い所は水上に板を渡した橋のようなものが道がわりでした。汚いよどんだ水の上にこの橋が縦横無尽に走っています。この上を子供たちがはしゃぎまわり、汚い海に飛び込んだりしています。子供たちは断りもなく写真にとってもOKだといってました。ワカトビリゾートに客がきて帰り際に必ずビレッジツアーをするんでしょうね。慣れています。ママさんがこの橋の状況を「混んでる、混んでる」と言ったら、女の子がまねをして「コンデル、コンデル」と言いながらずっとついてきました。リゾートの従業員といい「これは日本語でなんと言うか?」聞いてきて教えてあげるとすぐに覚えるんです。
なにかお土産物屋さんでもあるのかと思ってお金を持ってきましたが、お母さんが布切れを持って売っているだけでした。
船着場から少し上り坂を登ってゆくと学校があります。この周りは山の手らしく若干こぎれいで庭に芝の植わった家になりました。ここから島を横断して歩いてリゾートに帰れるということで、ヤンを先頭に皆さん歩いて帰ることになりました。
私たち夫婦とくまさんは今来た道を戻り船でリゾートに帰ることにしました。が、これが間違いでした。
帰りの船にはクルーズ船に戻るイタリア人らしき集団も乗っていました。船が船着場を離れて少したってから、このイタリア人が「仲間が一人戻ってこない」と言い始めました。もっと早く言えよ〜〜。しばらく沖合いで待っていましたが一向にそれらしき人影が見当たりません。結局あきらめてクルーズ船まで送り届けましたが、 帰ってこなかった一人はヤンと我々の仲間と一緒に歩いてワカトビリゾートに行ってしまっていたのでした。
結局リゾートに着いたのは歩いて帰った人たちより大分遅くなってしまいました。



夜10:00までにパッキングを済ませバンガローの外に出しておいて欲しいとの事。まだ器材は完全に乾いていませんでした。器材を出し終わった後に皆さんはドロップオフカフェで宴会を開いたそうですが、ラブラブな私たちに遠慮をしてか、誘ってくれませんでした。




5月5日(金)最終日
もう最終日になってしまいました。あっという間です。 来たときには立ち寄りませんでしたが、ワカトビリゾート専用空港です。帰りの飛行機はチケットも何もありません。荷物検査もないし。
ここのトイレもきれいでした。バリのデンバサール国際空港のトイレより立派できれいです。さすが高級リゾート専用空港のトイレですね。








帰りのデンバサールではJAL726の出発まで時間があります。皆でタクシーで町まで繰り出しました。 食事とお土産ものの散策。で、こんなものを買いました。 バリのタクシーの運転手もワカトビを知りませんでした。 JAL726帰りの荷物の重量も何のクレームもなくすんなり預けられました。またジャカルタ経由です。
ジャカルタ24:00ころ、また夜中にたたき起こされて機内清掃とセキュリティのため荷物をすべて持って降りてくれとの事。JALのバカヤロー・・・。本当に腹が立ちました。

で、なんやかんやで成田到着です。お疲れ様でした。と、すんなり別れるところなんですがちょっと一騒動、二騒動です。毎度のことでおまけがついてます。



一騒動
宅急便の受付所で、かよちゃんが泣きべそをかきながらキャスターバックの中を店開きしています。キャスターバックの中に入れておいたはずの、自宅の鍵がないそうです。「リゾートに忘れてきてしまったかも・・・。」ないています。結局このバックの中に落ちていたそうです。一安心。


二騒動
NEXの切符売り場の近くに来ると、とっくに行ってしまったはずのはぎさんが戻ってきます。お土産の袋をどこかに忘れてきてしまったとの事です。たぶん航空機に預けた荷物の受け取り場所ですね。はぎさん戻っていきます。JALの職員に事情を言って探してもらったそうです。ありました。ちょうど空港職員が拾得物の書類を書こうとしていたところらしく、無事戻ってきました。

で、何とか皆さん無事に帰りのNEXへ。
お疲れ様でした。ノンダイバーのママさんも今回のワカトビツアーは大満足だった様です。
皆さん、ありがとうございました。



追伸
最後に悲しいお知らせがあります。
ずっとダイビングを一緒にすごしてきた、「ひょうきんかよちゃん」が沖縄に転勤になってしまったそうです。
沖縄までたずねて行くぞ〜〜〜。と、次回のGWツアーには沖縄から参加してくれよ〜〜〜。

ツアーに行った村です 船着場に歓迎の子供たち
ウエルカムの看板があります。 お母さんと子供
かよちゃん、PONさん子供たちと遊んでます 全員集合でさよならです
リゾート全体のブリーフィングはこのおばさんがやってました ワカトビリゾート専用空港です
セキュリティのおじさんに撮ってもらいましたがちょっと構図が ガイドのソフィアと
リゾート専用機です 子供たちと何かしきりに・・・              
ここがツアーで行った村です バリのトランジットを利用して町で食事とお土産を
お土産その1、リゾートにも置いてあったパズルです お土産その2、ジャワティーの入った入れ物です
お土産その3、カメの灰皿です 甲羅がこんな風に開きます                           



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