モンゴルで釣りなのだ





さて、モンゴルにはいって最初の釣りに出会ったのは
ウランバートルからブルガン村にいく途中のカラコルムの
キャンプサイトでのこと


モンゴルの人には、あんまり釣りの習慣はないとゆうこと
なのに、なんと、若者が
しゃくりをしているではないですか。
(針だけつけて、竿をしゃくって魚をひっかける方法)

これには、このお二人
むむむ

黙って見ておるわけにはいきません。






童心に返って!?さっそくしゃくりを実践!

それにしてもさすがです。
しっかりかかった!!

なに、見えないって。

え〜と
右の写真の
松崎さんの
竿の糸の先にひっかかっているのが

お見事

モンゴル第一号の魚なのです!!

見えた?





そして、ブルガン村では
本格的に釣りに行ったのです。

なんせ、前回のモンゴルでは
大イトウを釣り上げているわけなので
みんな鼻息が荒いのだ。









バスに乗ってついたところは
それはそれは
とてもバスで行けるようなところ
ではないのですが、強引にガケをバスで下りて
いきました。


それはそれはきれいなところ。
山があるので、モンゴルなんだけど日本的な感じがする。



さて、蒙日友好魚釣大会

このメンツで誰が大物を釣るのか!?
とゆうことで、みなそわそわゾクゾクしながら
ちりぢりになってそれぞれのポイントへゴー!







うわ!











やるじゃないか、みえさん。一番乗りで釣り上げて満足!






必死で獲物を運ぶみえさん







わたしは結局一匹もつれなかったので、これだけでも
すごいと思うのだが、みえさんがゆうには
これは、2匹目で、実は一匹目に釣り上げたヤツは
もっとずっとでかい、大イトウ!?だったのでそちらを
紹介しろとゆうことで・・・・うんうんたしかにそっちが
ずっとでかく、いっしょに行っていた高知の釣り師
代表、
松崎リョウゾウ氏もまいった!とゆう
大物を紹介しなくては・・・







みえさんはこのポイントに絞って粘っていた。




そして、



釣り師達はみなそれぞれちりじりに、ここぞと思う
場所に陣取って、ムフムフ・・・・大イトウを夢見て
糸をたれておりました。


もちろん、わたくしたちも遊んでいたわけでなく
きっちりと、イトウを勝負しておったのですが・・・


わたくしたちの場合は、なぜか




釣り糸をたれておりますと



どうなったかとゆうと




いやはやなんとも



あかるいお方が



馬に乗って



『おーい、おーい』





このようなお方がこられまして




この勇ましくもあり、なんともユニークなこのお方
サフバートルさんとゆう、モンゴルの英雄!?の名前
そのままのこのお方、例によってまったく
言葉は通じませんが、とにかく、

笑顔・握手・笑顔・うなずき・笑顔・握手



コミニケーションはばっちりで


けっきょく



この日本の先生たちもつりをやめて



わたくしもつりをやめて



このような



日蒙親睦友好良好関係
にあいなっていったのでございます。



真ん中のフジトの親分は
それでもまだ、このときイトウに未練が
あって、釣りを再開しようとゆう気持ちだった
のですが・・・・
(最終的に、この旅行で、親分は8匹も釣り上げた)
えのちゃんは当然ゼロひきよ。

・・・

この時は


サフバートルさんの

このような


体を張った!


本人:ニコニコ・ウマ:コマッタ


ウマのままどんどん、深みに入っていって・・・

ウマがおぼれそうになるくらいになって・・・


ばしゃばしゃするもんで



あとで、よ〜く確認してみると、
彼は、かっこいい写真を撮って欲しいっちゅう
素朴な気持ちもあったのですが

それと、もう一つ

ウマで、川底を濁らすと、魚が集まってきて
釣りやすくなるので、そこに竿を出せ

っちゅうようなことを
ニコニコと親切に
ふところに入れた、タバコやなにやらあやしげな
小道具をびちょびちょにしても
ぜんぜん意に介せず、
ニコニコと

日蒙友好関係良好安心安全人類兄弟

みたいなことで


結局

テント地までいっしょに行って

ビールとアルヒを呑んで

釣りどころではなかったのでございました。


とゆうところで

工事中

そのうちアップいたしますので
またよろしく!








工事再開

そうそう、話がそれました。みえさんが大物釣った話





ほんと、このツリバクシさま

(バクシとはモンゴル語で先生とゆう意味です!)


結局、モンゴルに行く前に急遽買った釣り竿は
折れてしまったので、糸と針で手釣りまでして
ワーキャーワー・・・と一人、大騒ぎしながら
釣った魚に逃げられそうになって、
思わず、冷たい川にボトンと飛び込んで
見事釣り上げたのでございました。

(あっと、この魚も小さい方ですので・・・あしからず)


この日なんだかんだいって
こんなにつれちゃったのです。


そしてみんなの釣った魚を集めて
ヒシクトさんがさばいてくれて
その晩のおかずにしました。


魚をさばいてくれているヒシクトさん、右の写真はお孫さんのゲルザイエルちゃんみえさんもお手伝い


これはモンゴルの魚のおなかの中の卵


それから



大発見!

がありました!


今回釣りをするにあたって


安田川の鮎でならした本物の釣り師・松崎さんは夜な夜な
いろんな仕掛けを考えては作り、
ニヤニヤしては仕掛けを作り
そして魚の話を熱く語り、ニヤニヤしては
また仕掛けを作り

ぼくの分も、竿を買ったときにセットでついていた
フライセットとウオームをなにやら
いろいろつなぎ合わせて
松崎スペシャルのフライを作ってくれて

いざ決戦に臨んだのですが

・・・



・・・

ヒシクトさんは、モンゴルの釣り師

ヒシクトさんの仕掛けはと見たところ




ただの
おもりだけ





エサはいったい何をつかうのか!!



それが、なんと


これ



そこら中にチキチキチキと飛んでいる
チキチキバッタをひょいと捕まえて

チュッと針にさしてたらすだけなんです。

これには、さすがの松崎さんも、フジトの親分も
たしかにその土地の一番身近なエサで釣れるとは
思うものの、いや、やっぱり
松崎スペシャルの方が食いつきがいいはず!!




頑張ったわけです。



結果は、ですねえ

みえさんは、バッタで一発食い

ヒシクトさんもバッタ



そして、みなバッタにしてから

バタバタとよく釣れたのでした。



釣れた魚のおなかの中を確認してみてみんな納得!!

どの魚にもバッタがど〜っさり詰まっていたのでした。



ここモンゴルでは
つかの間の夏にのびた草に
ここぞとばかり繁殖したバッタがいて、
同じく草を求めて動く動物たちが歩くと、
チキチキチキと飛んで、
ふっと川に入ってしまうやつがいて

水も温かくなって活発になった魚がパクッパクッと
食べて生きているのだとゆうことが
よ〜くわかったのでした








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