うじゃうじゃわいたヘアカブリダニ


2002.11.11 安芸市米ナスハウスにてカワシマ親分採取


こうやってアップにするとククメリスカブリダニとは
ちょっと違うかなあ。それにしてもほとんど同じ
ヘアカブリダニは前は、別名をアカセナカモンモンカブリダニ
と命名していたが、エサの状態とかでちょっと違っているのか
そんなに背中に赤いモンモンがあるような感じではない。



大きさはククメリスカブリダニとまったくいっしょ
赤ナス台木の葉の毛と比べたらわかる。
左のボケたのは指




赤ナス台木の花の中にたくさん集まっている




古くなった花には
100匹くらい集まっているやつもあるのだ。

どうも、花粉を食べにきているようだ。


この茶色の点々はぜんぶヘアカブリダニで
ばらけてしまったがおしべをめくると
もっとうじゃうじゃいるのだ。



ククメリスカブリダニを利用するにも、
土着のカブリダニを利用するにも
やはりハウス内の環境づくりは大切なようで、
カワシマ親分のところは毎年、このダニが発生して
アザミウマ類を抑制している。

どうやっているかとゆうと、通路に籾殻(今年はソバ殻)
などとフスマをまぜて敷いておくといいのだ。

おとどしはケナガコナダニがいやとゆうほどわいて
通路にじっと立っていると、靴にもどんどん登ってくる
状態だったが、今年は、ヘアカブリダニが増えてちょうど
バランスがいい具合のようだ。


おもろいじゃないか
土着カブリダニたち


取り放題トップへ