ショクガタマバエの蛹が
ちゃんと成虫になったかどうかの確認方法!


ショクガタマバエを放飼しても
ちゃんとハウス内で成虫になったのかどうか!
なんて、2週間以上たってから
幼虫がアブラムシのコロニーの中で
確認できるようになるまで、わからない!

わけであるが、

これがまた、ムシ先生(K大のマツオさん)によると
ちゃんと確認できる方法があるので
あります!


まず、


手のひらに、放飼して一週間以上経過した
アフィデントのバーミキュライトを適当に載っけます。

(実は、手のひらのバックに写っているのは
わたくし考案の秘密のショクガタマバエ成虫羽化率倍増計画の
ショクガホイホイ5号!なのだが・・・
その秘密は部会に参加した農家にしか教えない!
のだグフグフ)



それから指先でそ〜っと、バーミキュライトを
広げてみて、



バーミキュライトと同じくらいの大きさの
土にくるまった焦げ茶色のやつが
ショクガタマバエの蛹(まゆ)なのだ。

それで、


この土のかたまり!を
指先でまたそそそ〜と、つぶすというかほぐすというか
一気につぶさないように、表面の土をのけるようにして
いくと・・・・

土の中に、ほとんど何にも入っていなかったら
その蛹はちゃんと成虫になっているということで

なんか固まりというか茶色のようなムシの死骸があったら
羽化せずにそのまま死んでしまっている!ということなのだ。


もちろん、天敵のボトルの羽化率が100%に越したことは
ないが、遠くから運ばれてくる間などに、死んでしまうやつもいるので
全部が全部、成虫になって働くわけではないようだ。

問題は、特に放飼後に乾燥しすぎで羽化率が落ちる場合があるよう
なので注意しなければならない。
湿り気はあった方がいいようだが、過湿もいけないのかもしれない。

そういう問題をきちんと省いて適切な放飼をして
羽化率がとても低い場合は、メーカーなり、宅急便の輸送経路なりを
きちんと原因究明しておく必要がある。



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