タバコカスミカメムシ


安芸市穴内のタイリクヒメハナカメムシを
入れているハウスのナスの花びら上で発見。
(3月7日)
・・・
けっこうちょこちょこ動くのでなかなか写真がとれず
花を表向けたり裏向けたりしてやっとこさ撮影できた。

タイリクヒメハナカメムシより動作は速い。
大きさはちょっと大きめ

このハウスでは、2月にも同じところでこれを見ていた
ので、どうも住み着いている。(定着している)



昨年の10月、11月には穴内の別のタイリクヒメハナカメムシが
定着しているハウスでもけっこう見られていた。
殺虫剤を使わなくなったら、けっこうハウス内に入ってきてくれるのでは!?
けっこう、いいやつっぽい印象なのだが、どうなんでしょう!



農技センターのシモモトさまに聞いてみました!ところ

タバコカスミカメの終齢幼虫みたいです。
コナジラミの天敵のようで、トマトなどでコナジラミが
いるところにはよく見えるようです。
ただし、トマトでは植物体を加害することが
報告されています。ナスでは?ですが。
いずれにしても被害がでるのはカスミカメムシの
密度が高い場合だと思います。
捕食性のカスミカメムシの習性からして、
コナジラミだけでなく小さな昆虫類は
何でも捕食しそうな気はしますが。


トマトの被害については、
カメムシ図鑑第2弾に紹介されています。

とのことです。


あと
オランダでは、これににたカスミカメムシが主にアブラムシ!?の強力天敵
として、けっこういろんなハウスで、ど〜さり定着して、葉の上で動き回っておりました!

タイリクヒメハナカメムシと違って、増えすぎると作物にも害をすることがあるので
日本では害虫扱いで、オランダのパプリカなどで、カスミカメムシを導入していると
検疫でくん蒸せんといかんとゆうことだったと思います。

くん蒸といえば、オゾン層破壊の臭化メチルが定番でしたが
まったく無害のCO2でのくん蒸技術などもできてきております。
今の輸入品はどんな処理が主流なんでしょ?国によっても違うんかいな。

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