モンゴルは家畜の国です。羊・馬・やぎ・牛・やく・犬・・・いっぱいです。
川も流れたいように流れています。私たちがめざしたブルガン村までは、舗装の
道路なんてありません。川には橋がかかっていないところもあります。
これが、あとでとんでもないハプニングとなっていきます。
でもそのことが、モンゴルの偉大さ・人間が絶対自然に勝てないこと・ガソリンと
道がないと走れない車やバイクなんかより、草と水さえあればどこまででもいける
馬の方がずっとすごいんだ!とパテくんに気づかせてくれることとなるのです。
ブルガン村の人たちは、みんな一生懸命でした。
何に?っていうか、初めての出会いを大切にしてくれる人たちでした。小学生たちは、晴れ着をきて、歌や習っている楽器をのびやかに演奏してくれました。男の子達は、薪を取ってきてくれたり、荷物を運んでくれたり・・
言葉はほとんど通じなくても、お互いの顔は笑顔の連続でした。
日本ってどんな国
ですか?と彼女は
たずねた。
海がみたいと彼らは言った。