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2004年12月9日(木)


本日は、よいお天気
バイクで通勤した。
この前、最低温度が4.2℃だったが
けさはまた5.4℃くらいだった。
寒くなったといえば寒いが
そうでもないといえばそうでもない。

バイクも軍手と
オーバーズボンをはけば
まあ、そんなにまだ冷えるわけでもない。
北海道にいる時は
11月に必ずどか雪があって
バイクに乗れなくなって、
12月に一回溶けて、それから
今頃から降ってきたやつはそのまま根雪になる
という感じで、11月以降はバイクに乗るには
雪の降る降らんと寒さ対策で
決死の覚悟だったが、まあ高知は呑気なもんだ。


今日は事業の実績の数字などを
いろいろ縦横斜め集計したりした。

三位一体改革のふた開け当初での見込みでは
執行率で50%届くのはとても難しいほどの
厳しい状態だったのだが、
いろんな人のアイデアと力が関わって
28もの市町村、10のJAが動いてくれて
なんとか80%以上の達成見込みとなった。
なんとか年末が迎えられそうだ。


とはいっても
事業をやってみてよくわかったのは
意味のある投資となっている地区と
そうでない地区とはっきり分かれるぞということだ。


この前おじゃましたオキツ地区のように
生産振興と技術と農家の結集がうまくかみあっているところは
いろんな事業もしっかり活用されて、
それぞれきちんとつながりあっていて魂も入っている。
わずか20haの農地で
80戸の農家で13億強の売り上げを達成しているということだ。
農家の経営の安定だけでなくて、集荷場だけでも数十名の雇用ができて
各農家でもそれぞれ雇用があるわけで、ものすごい経済波及効果があるわけだ。

いくら高知は全国の0.6%分しか農地がないといっても
どの産地も50haや100haはあるもんだ。
恵まれた日射量や温度条件と今までの蓄積された技術をきちんといかせば
各産地の各品目で、同じくらいのことはやれるはずだ。

ナスにしろピーマンにしろキュウリにしろニラにしろ
やっこネギにしろシシトウにしろショウガにしろ
メロンにしろユズにしろ、
まあ、とにかく歴史ある品目は今やほとんどがバラバラになっているがよくない。

肝心の農家組織自体がバラバラだし
県内の各産地ごとがまたバラバラだし
関係機関のそれぞれの思いもバラバラだし

品目ごとに
県全体での産地戦略が必要だ。

問題点はそれぞれの産地で農家も関係者もわかっているが
問題点の中で、県全体で最大公約数か最小公倍数がわからないが
これだけはみなで結集すれば、

短い期間で

@取り組めて、
A動かせて、
Bやりがいが持てる

という課題の共有が必要だ。

ま、現状はとにかく、どこへ行っても
問題はいくらでも上がるが、全部引き算になってしまっていて
農家とJAと園連と県などなどで、取り組みが進まない責任のなすりあい
をしているようなもので、
ピークを過ぎた品目・産地は、
いつまでもダラダラ横ばい下降線をたどるのみだ。


農家も関係機関も、それぞれにバラバラ
だらだらと場当たり的その日暮らし的に
ブツブツやってあ〜やっぱりダメの繰り返しよりは

最初はたいへんでも
やりがいの持てる目標と戦略をきっちり考えて持って
目指していって、失敗すれば修正して
またやりがいを増していくという方が
ずっとお酒もうまく飲めるのだ。

とはいえ精神論だけでは
何も動かないので
単純に、これだけはこうしようという
具体的で、現実的で、魅力ある夢の提案が

いろんなところで必要なのだろう!


事業はその夢の実現のための手法の一つにすぎないわけで
産地が事業を変えれるか!
事業が産地を変えれるか!

それぞれの担当者は
それはそれでどうせやるなら切磋琢磨
きっちり勝負しようじゃないか!




ということで
今日は夜は
コマツさんとフクブチョーさんと
打ちっ放し特訓に行った。


マコはどうも風邪気味とゼンソク気味が直らず
今日も水泳をお休み
早く良くなあれ〜〜





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