2004年2月19日(木)



本日は暖かいいいお天気

午前中は矢流から巡回
ヒロユキさんちの本ぽの
ジャガイモヒゲナガはなんとかだいぶ密度が
下がってきていた。ちょっと大型のコレマンアブラバチ
というか、土着のギフアブラバチというか
とにかくドデカアブラバチがいっぱい飛んでいて
ジャガヒゲマミーもたくさんできていた。
アザミウマもだいぶ増えてちょっとやられたが
天敵もかなり増えているのでもう大丈夫じゃないか。

苗床のモモアカの方は
もう完全にマミー化して収束していた。

ヒロさんちは
成りつかれ、アザミウマもほとんどいないので
カメムシの密度はかなり下がっていた。

テルさんちはきれいなままで
バンカーもなかなかいい状態で安定していた。
ハダニが数カ所発生してきていた。

開田に回って
トヨカズさんち、ミツギさんち、トモオさんち安定

今作一番早く定着したヒロタカさんちは
安定のままいっているが
密度が下がってだいぶになるので
ちょこっとだけ追加したそうだ。



昼から郡の米ナス部会
IPMプロジェクト部会も兼ねて
みなでゾロゾロ
芸西に集合してツトムさんちから回った。
みな天敵が見えると思って期待していったが
今年は失敗してしまったようだった。
アザミウマの被害はなく
モモアカの大コロニーだけ見せてもらった!?

結局すぐに芸西から穴内へ移動し
まったく予定外のヒロミチさんちに行くことになった
ヒロミチさんちは、またよく管理されていて
マルエツさんのホームステイの時からず〜と取れていた実が
やっと少なくなったところ
タイリクヒメハナカメムシもたくさん見えて
アザミウマの被害も大丈夫だった。

それから今度は安芸に移動することになり
またまったく予定外のイサオさんちの成功を
皆でみせてもらうことになった。

イサオさんちのカメムシの密度は半端ではなく
摘葉した葉っぱも全部売れるくらいだ。
アザミウマがたくさんいたわけではないので
被害果もなく、エサはコナジラミ様々

バンカーのマミーも見てもらって
デジュネランスカブリダニもみなで見た。

それからJAの本所で情報交換をした。
結局、ヒロミチさんもイサオさんも
2500〜3000頭/10a放飼くらい
たくさん追加追加で放飼している。
普通ナスではそんなにたくさん放飼する例はあまりないが
米ナスで被害果を許容範囲内で納めるとしたら
最初の定着には1500くらいでうまくいけば大丈夫だが
定着して、アザミウマが減るとカメムシが減って
またアザミウマから立ち上がってしまい被害果が出てくる
山が何回か来てしまうので
その都度追加をするような形となり、放飼量が増えてしまって
いるようだ。
米ナスでも3月以降安定するとけっこう終わりまでいけたり
するのだが、特に秋〜今までは
ミナミキイロが優先で立ち上がってしまうと
今のところ米ナスでは放飼量で対応するしかないのか・・・

とにかくヒラズとかを優先に立ち上げる環境改善策のような
ものをやっていくのが大事じゃないか。

今日はカメラを忘れてしまっていて
残念


夜は
ツトムさん、イサオさん、カズアキさん、ススムさんの
ニッパチ組が大いに盛り上がってしまい
どんどん夜は更けて、最終はまたなくなり
サンパチのチャーハンラーメンコースまで
突入してしまった・・・









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