2005年2月11日(金)



本日は久しぶりに二日酔いなしで
いい朝だった。

なほちゃんが遊びに来て、
みなで大豊のユトリストパークへ行った。
さすがに雪はもう解けていてなかった。



遠くの笹ヶ峰や寒風山の方は
真っ白に見えていた。

お昼を食べて、しばらくゆっくりしてから
梶ヶ森の方まで行くことにした。

大豊の見事な段々畑

ところどころもう放棄地になってしまった
小さい棚田も増えてきたが、
ちょっとしたせまち直しなどをしているところもあった。


まさかのミステリー!があって
ユトリストパークから山間農試のところを通って梶ヶ森へ
抜ける道の視界のある範囲すべてで

この青いビニールテープをまいた杭が
道沿い、段々畑、山地、とにかく
ありとあらゆるところに立ちまくっていて

これはなんなのじゃ??

と誰かに聞いてみようということになって
しばらくいくと

ちょうど道や縁の溝にたまった落ち葉を掃除して
くれているおばちゃんがいたので、聞いてみたら

これはもう数年前からずっと、ここらへんの地図を作るために
やっているとのことだった。一枚一枚のそれぞれの土地の
境などもうわからなくなっているところがかなりあって
それぞれの家の人がそれぞれ杭を立てたりして
なかなかたいへんなのだそうだ。
一戸で何十枚の田んぼがあって
あぜ道から山から全部となると
なかなかの大仕事のようだった。

そうかそうかどうもどうもと納得して
ゆっくり山道を移動していると

なかなか味のある良心市があった。

いろんな縁起物のヒョウタンやら
シュロのほうきやら、杖とか木槌とか
手作りの雑貨がいっぱい並んでいた。


雪がいっぱい残っているところもあって
これは梶ヶ森の山頂までいくと
かなりいいんじゃないかと
期待をして行ってところ
だんだん道が杉の葉っぱだらけに
なっていて
さらに行くと


おそらく去年の災害と思うが
道が崩れかけていて
あと10kmくらいのところで
通行止めになってしまっていた。


素直に国道に降りて大田口から
上がればよかったが、本日はあきらめて
また引っ返して帰ったのであった。


それにしても、高速や国道沿いからは
あんまり見えないのだが、普通の地道を奥へはいると
なんといってもこの嶺北の段々畑はほんとにすごい。








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