2005年7月15日(金) 



本日は徳島へ
朝早く起きて、やっと話のスライドが間に合った。
みっちゃんに車を出してもらって
アツシさんとツグオさんと4人で徳島に向かった。
高速が通ってまったく早くなって2時間ちょっとでついた。

集荷場をみせてもらった。
さすがに、表彰されたくらいの実績のところなので
産地にあった整備がされて、利用されていて
しっかりした職員さんもいて、いろいろ運営の話が聞けて
よかった。



昼からの会は、
なかなか人が集まっていて
70人以上になっていた。
もうちょっと、実際に取り組みをしている人が
おるもんだと思っていたが、
あとで、種苗屋さんの女性から伺ってわかったが
まだ天敵利用などは
天敵の購入ルートもないような状態のようで
まだまだのようでもったいない・・

土壌還元法の話は
なかなか盛り上がって、
おもしろかった。
病気の専門の方の発表なので、土壌還元法を病気対策
以上でも以下でもない!というとらえ方。
わたしらは、土屋、栽培屋の農家の視点が大きく
入っているので、
もうちょっと、とらまえ方が大ざっばだが広い
ということで
お互いに、いいデイスカスになってよかった。

何のために、何を改善するために
どの方法をどのように取るかが大事で、
あと、コストと手間をきちんと提案できるかが
普及のポイントだ。

一番よかったのは
カズナリくんちで、完璧な状態で
還元法をやったときの最大の問題点となった
@ 水田にして、練り込んだ・・・
いわゆる代掻きした状態でベタがけして
還元法に持ち込むと、夏場の激しい蒸散で
土が乾いたあと、ベタがけのビニールが土に
ぴったりひっついてしまって、ひっぺがすのも
廃ビニール処理に出すのもたいへんだった!

ということの問題が、解決できたのはよかった。

徳島では、もともと試験場の試験地が畑地である
こともあって、還元法は代掻きしない
状態でやっていて、病気に対してもかなりくっきりした
効果を出していた。
うちは、ほとんどが水田立地なハウスだし
残根や残さの分解を考えると
当たり前に代掻きしてベタがけする!
ととらえていたのだが、
イチゴのなんたら病と、レタスのなんたら病や、疫病菌あたりには
そこまでの必要はないということで、
また、一つ大きく使いやすい提案ができる!
ということがわかった。


右のイチゴが枯れているのが無処理
左は処理区で
くっきりと効果有り。



安芸の名人さんらは
まったく、筋金入りで
いろいろ質問にも的確に
アドバイスしてくれていて
頼もしいかぎりだった。

どうもどうもと
みなさんにお礼をいって
ビューンと高速で帰って
ゴメンで打ち上げをする予定だったが
なぜか野市へ遠征することとなり
ちょうど、安芸農改の面々のお祝い組と
最後は合流して
盛り上がってなんとか帰着した。



帰ったらまだ子どもらが起きていた
まあ、連休なのでいいか

カブトがなんか暴れ回っていた!





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