2005年9月6日(火)台風14号




今日は台風
学校は全部お休み

朝危なかったがなんとかバイクで通勤した。
川沿いや橋の上はふきっさらしなので
山沿いの道で行った。

自転車のちょっと早いくらいの速度で
ゆっくりゆっくりだったので
日中も断続的な風雨だった。

机の上をいろいろかたずけたが
台風情報が気になって
テレビやパソコンを
しょっちゅう覗いて
あんまり進まなかった・・・


新聞にレイホクの
環保農業PRの記事が出ていた。

ちょうど回覧で
その話を聞いた方らの感想文が回ってきていた。

いろいろ興味を持ってくれた意見が多かった。
中で一つだけ、
天敵の利用について
生態系への影響が心配です
と書かれているアンケートがあった。

ちょうど先日もテレビで
ちゃんと見れなかったのだが
小笠原諸島かどっかで
海外からの侵入害虫のシロアリが
大発生していて
そういうのを駆除しようと入れたカエルが逆に
増えてしまって、土着のカエルとかに影響していて
その割に、肝心のシロアリは増え続けたままとかなんとか・・・
それから、なんとかトカゲというこれまた輸入のやつが
すごい繁殖力でどんどん増えて
島固有の独自の進化をしたいろんな昆虫を有益なやつまで
駆逐してしまっているというのをやっていた。

生態系のピラミッドの
かなり上の方のトカゲとかマングースとか
とかいうのの天敵利用と、ピラミッドの下の方の部分の
害虫の天敵の利用とは、話がまただいぶ違うのだが、
一般の方にとってはイメージとしてはどうしても同じと思ってしまう。

自然といっても
ほんとうに手つかずの自然はそうはなく
だいたい人間の営みが大きく影響しているので
正しい自然が何なのかはわからなかったりする。
今、高知県でやっている部分の天敵利用などは
まだまだ世間一般には情報量として少ないので
正義の味方に逆に負のイメージが
ついてしまっう場合もあるのかもしれない。

こんなにも自給率が低いところで
面積当たりの化学農薬使用量は世界一
というたいへんイビツな状態というところも
知っておいてもらいたいし、

今問題の害虫の多くが、
海外からの侵入害虫であることと
それを農薬の多量施用でもやっつけれなくなってきたこと。

ヨーロッパなどでは、もう20年以上前から
そういう状態への反省に立って、
天敵の利用が完全に確立していること。

環境保全型農業なんて行っているが
日本の取り組みは、まだまだ全然遅れていること。
などなど
もっと、いろんなところで取り上げてもらいたいし
みなに理解してもらいたいものだ。




帰りには
また一層風が強くなって
バイクはとてもムリで
フクちゃんにのせて帰ってもらった。

家の手前のカーブで
孟宗竹が折れて道にかぶさっていた。

何百kmも離れたところを通っているのに
自然の力はまったくすごい・・・




今日は実はピアノの調律をやってもらうことに
なっていたのだが、
まさか、この台風にはやらないだろうと
思っていたが
帰ったら、予定通り来てくれて
やってくれたらしい。
2時間半もかかって
しばらくやってもらってなかったので案の定
カビとかも生えていたらしい・・・


それから、ここのところ2週間位前から
電話機の調子が悪く
かかってくる分が、数回鳴って切れたり
かけようとすると、ツー音は聞こえるが
ダイヤルを回し出すと、バリバリとノイズが入って
切れてしまうというような感じだった。

TAとランと回線をいろいろ
つなぎ直したり、線を換えてみたり
電話機を昔の古いのに換えてみたり
いろいろやってみた。

結果は、どうも
なんらかの理由で
回線のジャックからTAやランには
問題なく、TAの分波器から
部屋の壁の中を渡って、延長している部分に問題があるようだ。
断線したのかなんかでノイズが入っているようだ。
しょうがないので、FAXを置く位置を、延長しなくてもいい
回線の近くにかえた。

やっとこさ、モーじいばあちゃんちにつながって
台風の時は屋根に上ったり
外に出て行ったりせられんなどなど
お互い確認しあった・・・

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