2006年12月2日(土)




本日は、朝のんびり寝た
夕べは台風の影響かで
またけっこう風雨が一時強くなったりしていて
結局、シュノーケリングには行かず
島でのんびりすることにした。



ホテルの朝食をさんざん食べた上に
まだ、さーたーあんたぎーを食べるやつら

9時も回ってから雨もやみ
だいぶお天気がましになってきて
レンタカーで出かけた。

とりあえず港の方へ行ってみることにした。
港に行くと
竹富島までなら
たったの10分で行ける!
ということがよくわかり
便も何本もあってすぐに行ける
ということもわかり

竹富島にいったら
噂にきく
屋根にシーサーが乗っかったおうちが
いっぱいあって、水牛が引っ張る水牛車にも
のんびり乗ったり、サイクリングで島一周もできるぞ
ということで

じゃあ、まあ行ってみようじゃないか!
ということになり

さっそく高速船に乗り込んだ



なかなかのスピードで
グワ〜と進んでいって
ほんとにあっという間に
竹富島へ到着した。

なんか、島に下りたとたん
グッと人けも少なくなって
時間もググ〜っとゆっくりなったような感じで
一周しても自転車で一時間ちょっとと
とてもせまいところだが、
開放感をなんか感じるような
ところだった。



サイクリングにしようか水牛車にしようかということで
とりあえずここはやっぱり水牛くんに会いにいこうじゃ
ないかということで、水牛車の案内をしてくれるところ
のバンに乗り込んだ。
バンも20kmか30kmくらいのスピードで
集落の方へゆっくり動いたと思ったら
すぐに集落の真ん中に到着

石垣に囲まれて、古〜い昔からの
集落が保存されていて
ブーゲンビリアが咲き乱れて
道も舗装しない砂、サンゴ道のまんまで
なんともいい感じ


なんせ、一番高いところが25mくらいらしい




ちゃんと角にハイビスカスのお花を飾っていて
かわいい、ちゅらさんくん!
(♂)


わたしら4人と
赤ちゃん連れの3人さんと
夫婦さんで
のんびり乗せてもらった。


と、これが

ハイサイおじさいの
手綱でソリャヨと
合図をおくると

よっこらしょとスタート

遅いとは思ったが
ほんとに歩くよりもずっと遅いスピードで
ゆ〜らゆ〜らと進んでいく

なんかこう
ジオラマの箱庭の中を進んでいるような
錯覚になってしまうような感じで
ゆっくりゆっくりと集落を進んでいく



竹富ならではの
一戸一戸が特徴のあるシーサーが


のっかた家の横を
のんびりのんびり


ハイサイおじさんの
いろいろと昔のことや島のことや
お祭りのことやシーサーのことを
また独特の口調で説明してくれ
言い伝えのある家のところでは民謡も歌って
くれたりして
なんか、最高!
なのであった



途中、ちょっと坂があって
ちゅらさんくんが立ち止まって
しっぽをちょっと持ち上げたところ

ハイサイおじさんはすかさず
バケツをおしりにあてた
とおもったら

プリプリプリっと
うんち

これまた絶妙のタイミング!

うんちもおしっこも
しっぽの動きですぐ
わかるらしく、ちゃ〜んと道をよごすことなく
回収していけるのであった。

それからすごいのは家と家との間の
直角カーブ道を、この水牛くんたちは
うま〜く、ちゃんと内輪差を考えて
車が石塀にぶつからないように
大きく回っていくところだ。

何カ所も回るところがあるのだが
10cmくらいのすれすれでないと
曲がれないくらい狭いところも
多いのだが、ゆっくりとうま〜く
回っていく


なかなかの運転上手なちゅらさん
なのである!

それから
道のぶつかるところには
かならず大きな石がおいてあるらしい
これは魔物除けらしい。
魔物はまっすぐにしか進めないので
T地路のぶつかるところにあるところ
にはその石をおいてあるのだそうだ。


それからシーサーももちろん魔よけだが

家の門と家の間にもまた塀がある
これも魔物が家に入るのを
防いでいるらしい。

普通の時に家の人もお客さんも
出入りする時はその塀の左側から
入らないといけないそうだ。

右側を通っていいのは
お目出度いお祭りの時とかで
しかも男だけと
なっているらしい。




ほんとにゆっくりした時間だったが
あっという間に集落を一周して
元のところに到着したのであった。

水牛車!ほんまによかった!




子どもらはもう一回乗りた〜い!
と息巻いていたが、

ちょうどお昼になったし
ま、次はサイクリングでもしようじゃないか
ということでなんとか納得してもらい


水牛のところで自転車も貸してもらった。
これがまたけっこう安い


さっそく自転車に乗って
30秒行ったところで
ガイドブックに出ていた八重山ソバ屋さんが
あったので、さっそくストップ



なかなかうまかった!

それから西桟橋というところまで
自転車で行った。(あっという間)


海がとってもきれいで
なかなか爽快


それから今度は
星の砂があるという
アイヤル浜というところまで
ブラ〜とサイクリング




ポニーくんがいたり
して





砂浜もとてもきれい
あ〜泳ぎて〜
という感じだった。


砂はサラサラ
星の砂はさすがに
よう集めなかったが
サンゴの枝とい貝殻をいっぱい集めた

それから
途中の道は
あちこちで蝶が乱舞していた

リュウキュウアサギマダラとか
スジグロカバマダラと
いうやつが
自転車で行っていると
口の中に入ってくるくらい
飛び回っていた。


美しいじゃないか竹富島の蝶



道案内はぼくにまかせろ!と
マップを見るモリ


それから集落の方に回っていったら
ちょうど

竹富島の小学校と中学校があった。
門の左に中学校、右に小学校の看板になっていた。



それから島で一番高いという
なごみの塔へ行った。


25mの標高になるらしい
わずか数mの塔だが
これが、なかなかあなどるなかれ・・


近くに行ってみると
階段が
ものすごい角度


モリは楽勝!といってかけあがろうとしたら
足がすべり、かなりあせっていた・・


ミエさんもこわごわ



上から見ると
竹富島の集落がよく見えて
なかなかいい


下りはまたよけい階段が急に見えてすごい


それから
お茶屋さんに入って
わたしらはコーヒー
こどもらはトロピカルジュースを飲んで
ゆっくりして



それから、またあっちこっちの角を
まがって、



いろんなそれぞれ違うシーサーが
しっかりと家々を守っていて



すばらしい





まったく最高じゃないか竹富島!




今度はもっとさらにゆっくり民泊とかで
訪れたら
またいいだろうなあ・・・

でもほんとに半日だったが
今回は満足満足で
夕方の船に乗って

石垣まで帰ったのであった。




帰りの船は夕日がパ〜と射してきて
島がまたとてもきれいにみえた




まだ明るいうちにホテルに帰ってこれて
夜はゆっくりした。


3連泊して
ひそかにわたしらは
ホテルのレストランのメニューをぜ〜んぶ
一通り平らげようじゃないか!
と頑張っていたので
今日はガッチリとまた注文した!

ウエイターの気のいいお兄さんも
またとても感じよく
いろいろ料理の説明をしてくれて
今日もとてもおいしかった

子どもらは、腹がはったら
またビデオを流してもらうよう頼んで
部屋に帰り、

おとなは
泡盛も一通りやっつけるか!
と頑張ってはみたが
そっちはとうてい及ばずだが

ラストオーダーまで
あれやこれやと
南の島話で盛り上がり
石垣最後の夜は
どんどん夜は更けていった
のであった
・・・

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