2006年2月1日(水)




本日から2月
なんともなまぬる〜いお天気
朝はカッパでバイクだった。


県外の先進取り組み調査の
段取りがなんとかできてきた。

お昼からは園連での会へ行った。
今のやり方のままでは
結局最後は県への支援の要望になったりして
何回やっても振り出しに戻るだけで
何ともしんどい。
責任者を集めた会のはずだが、全体での情報交換だけ
で終わってしまって、会から会の間の取り組みの責任は
どこにもないし、どこの事務局も当事者にはなっておらず
責任者との日常の業務を共有しているわけでもなく
課題だけがずらずらと増えてくるだけで
なんともしんどい。

理事会での運営というのは
だいたいが事務局がしっかりと
たたき台を作って、根回しをして合意がある程度
できた上で最終的に理事会で一気にGO
というのがいいパターンなのだが
欠点は、すぐマンネリになって
結局最初のスタイルから変わらなくなってきて
新しい提案や取り組みが入れにくいというところだ。
それから次にはだんだん責任がどこにもなくなって
主役で動く人もいなくなってくる。

JAというのは、行政から見ると三役がいて
トップダウンで組織が動きそうに見えるらしい。
が、実はまったくそうではなかったりする。
トップダウンで正しいリーダーシップがあって
産地づくりへ組織ごとシフトしていける体制だったならば
今の会のやり方で問題ないと思うのだが、
そうではなくて
まさに理事会運営方式の欠点がどよ〜んただよってきて
前後上下左右それぞれバラバラになっている場合は
まず、何回会を開いても動いてはいかない。


丸腰で人で人に動いてもらう普及の場合は
組織として組織に動いてもらう時には
まずこちらの長と参謀と兵隊の意識をがっちり固めておいて
日々の仕事で兵隊は兵隊どうし
参謀は参謀どうし
長は長どうし
何度も何度も顔を合わせて、つかずはなれずしているうちに
だんだんお互いの本音や悩みも自然に共有できて
そのうち足らないところが補われてきて、歯車が全体で一つになってくると
大きく回ってくるようになるというパターンがうまくいく場合が多い。
そういう場合、いつの間にか、みんなが主役になって
やりがいを共有している
というところも大事だ。

遠回りのようだが、やはり
コチコチになった複雑な機械のメンテは
それぞれの職人さんにお任せするのが
近道で継続性もあるのではないか

職人さんがそれぞれバラバラで
目指しているところが違っていると困るが
そこは、こちらの組織の問題
ということになってくる。

いずれにせよ、関係者ばかりが集まっているのに
お客さん不在の水掛論になるのが一番いけない。

お客さんからみたら
われわれは、あっちもこっちも一つなのだ。



さて、今日は久しぶりに
文旦の皮をお風呂に入れてはいった。
なんとも甘酸っぱい香りの最高のアロマで
チョーきもちいいのであった・・・





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