2006年3月19日(日)



本日は朝6時半に起きて
タヌキチさん一家と
ちびっこマラソン大会に行った。
Y沢さん一家とカワムラ一家も一緒になって

水泳のちーちゃんちも一緒になった
他にもあっちこっち知り合いの人が
いっぱいきていて



陸上競技場はなかなか沸いていた
昨日のお天気だったらたいへんだったが
今日は雨が降らずでよかった。


県下の1400人くらいの小学生が集まった
ようだ。



一年から順にレースが始まった。
1,2年は1.5kmであっという間だ

すぐに2年のレースが始まった。
またものすごい全力スタートで競技場を一周して


先頭の先導は1万mの元オリンピック代表の人らしい

モリは50番くらいにつけていた。
それから競技場の外を一周してくるので
急いでスタンドの裏に回り
選手が帰ってくるのを待った。

さあ、どうなるかどうなるか

とわいわい言っていると
すぐに一位、2位の選手らが駆け込んできた。
オレンジパンツの子らだった。

それから10人くらい入ってきて
モリが13位くらいで追い上げながら走ってきた。

やるじゃないかやるじゃないか
『がんばれ〜〜!』
とみなで応援して
またスタンドに帰り
最後の競技場トラック一周の
デットヒートを見た。
モリは去年と違って
じわじわ〜とスパートしていって
最後の直線でラストスパートして
結局去年と同じ6位に入賞となった。
やるじゃないかやるじゃないか。
ユータも初参加だったが
なかなか頑張ってゴールしていた。


続いて3年のレース
去年3位、一昨年2位のエースカワムラくんちのテンユーは
今年もスタートからなかなかいい位置で競技場の外へ走り出ていった。
3,4年は2kmのレースになって
補助グランドの一周とその上り下りが加わる。

また急いでスタンドの外へ見に行った。
しばらくして一位の子が来た。
かなりのスピードで来たが
まだまだ余裕があるようで
後ろを確認しておいて
給水の水を取りに行って
走りながら飲んでスタスタ走り去っていった

やるじゃないか
と、すぐに2位の選手が見えて
なんとテンユーはまたしっかり3位につけて
けっこう余裕の表情で走り込んできた。

それからまたスタンドに駆け上がり
トラックレースを見た。
一位の子は最後まで余裕でゴール
それから4,5,6がだいぶ追い上げても来たが
テンユーもいつでも逃げられる余裕がまだ
残っており、なかなか勝負師のレースで
きっちり堂々3位をキープしていた。

それからすぐ30秒遅れでスタートしている
女子の1位が入ってきて
それからなんと女子の2位は
ちーちゃんだった。
アッパレ!
彼女は東部の記録保持者なのでさすがだ。
おじいちゃんとおばあちゃんもとても喜んでいた。

それからいよいよ4年の出番
マコはちーちゃんの順位まではわからなかったが
男子よりも早く駆け抜けていったのはわかって
応援したらしく、よ〜し自分もという気になって燃えてきたらしい

スタートしてありゃりゃと思っていたら
マコは30位くらいのなかなかいい位置で
競技場の外へ出て行った。
なんか、ちょっと顔はニコニコしていて
こりゃ、大丈夫かいなと
心配になったが

また急いでスタンドを下りて裏へ回った。

男子の早い選手がどんどん来て
それから女子の1位の選手がきた。
さすがに、4年にもなってくると
一位の選手は走りが違う

タヌキチさんが2,3,4と順番に数えてくれて
いると、マコは30〜50くらいで帰ってこれるか!
と待っていたら、なんと15位くらいで帰ってきた。
顔のニコニコはさすがに消えて
だいぶしんどそうになっていたが
まだまだペースは落ちておらず
前の選手をどんどん追いかけていた。

『マコ〜まだまだ落ち着いていけ〜飛ばすな=』
と言ったものの
大丈夫か〜
と思いつつスタンドに急いで帰った。

マコのペースはトラックに入ってからも落ちず
男の子らを抜いていき
なんと9位と同着の10位でゴールした。

やるじゃないかやるじゃないかやるじゃないか!
なかなか感動のレースだった。


それから、5,6年は3km
他のスイミングの選手らも
けっこう走っていて、すごい早い人もいたようだ。

最後まで見たかったが
わたしらも野球の開幕戦があったので
タヌキチさんと2人で急いで帰った。

今日はお昼からJapanの試合もあったわけで
そっちも気になった。

グランドにつくと試合は始まっていて
なかなかしまった試合になっていた。
エースカワムラはなんとかピンチをすり抜け
最後は若武者ウエニシにつなぎ2点で留め
打線は3安打しか打ててなかったが3点取り
初戦をかざった。

わたしは、その後のグランボチームの助っ人
ということで入れてもらい、1打席目に2打点の
センター横ヒットになってうれしかった。
でも、あとの2打席は凡打して
守備ももうちょいでイマイチだった。
グランボチームは残念ながら負けてしまった。

それから4時前から打ち上げとなり
お好み焼きで一杯ヌノシダ初戦勝利の祝杯を上げた。


それから宴たけなわだったが
わたしはハスイモ料理を試作する使命があったので

急いで家に帰り
みえさんとかっちゃんと3人がかりで

なんとか必死で5品作った。



高知産ハスイモの葉(高知ではリュウキュウという)
ズイキともいうところもあるが、ズイキは紫でリュウキュウは緑
というような気もするが詳しいことは知らない・・・

まず、4パターンの前処理というか
下ごしらえというかをして
それぞれの特徴を見てみた。

4パターンの共通は皮むき
夏のごっついハスイモは絶対剥かないといけないと思うが
このハウスのやつは小さいしやわらかいので剥かなくても食べれる方法も
あると思うが、まあとりあえず基本で皮むきした。


皮むきは、手が荒れるとかいう人もいるらしいが
うちは問題なく
端っこに包丁をあてて、シュッシュと剥けば
すぐ剥ける。真ん中らへんに、薄皮が残ることもあるが
気にせずでOK




皮を剥いたハスイモを


下ごしらえパターン@・・・ただ削ぎきりしただけ



これは、みそ汁とかに入れる時は
これだけでOK
我が家ではアクとか気になる人はいない。


下ごしらえパターンA・・・@を塩モミする

これは最も一般的な使い方
金曜日のカチンエンさんも全部この方法で使ったと言っていた


@に塩を入れて

ギュッギュともんで
数分おいておく

それから、塩抜きして、掌でギューと水分を絞ったら
できあがり。
これは、シャキシャキした歯ごたえもいいし
塩で色もちょい鮮やかになるし
アクがある場合も抜けるし
そんなんに手間でもないし
やっぱり最終的に一番いい方法だと思う。

下ごしらえパターンB・・・素揚げ

これはアクもないしけっこういけるぞと聞いて
初めてやってみた。


中華鍋の油の回りから白い煙が
立ち上ってくるかこないかくらいの
ちょい低めの温度で、サッと1分以内くらいで
十分に油が回るようだ。
思ったより簡単は簡単。

これだけすると、塩もみに比べたら
手間だし、油ももったいないが
今回ナスや、キノコや魚なども
揚げたのを使うメニューをやったので
苦にはならなかった。

下ごしらえパターンC・・・ちょっと片栗粉をまぶしてから揚げる



BとCとまあなんというか
ようはあんかけ中華に使うに
あんがよく素材にしみた方がいい場合はC
しみなくてもいい場合はBか

でも実際、あんかけ系の料理の場合は
BやCよりもAを作っておいて
最後の仕上げの方でサッと使うというのが
どうもいいような気がした。



さて、4つの下ごしらえが出来て、いよいよ
本メニューへ

メニュー@

かっちゃん提案は
なんといっても
リュウキュウといえばちらし寿司で
キヌザヤの代わりにリュウキュウをちらすだけ
の簡単ちらし



だし汁に春のタケノコと、カンピョウと入れて煮たやつ


まあカツオか鶏肉あたりを一緒に炊いてもいいが

今回は、

アジの刺身をちょっと塩してユズ酢につけたのを
あとでご飯と混ぜる時に入れた。高知はこれがうまい。





酢飯に、タケノコとカンピョウをまぜてあとは
ノリと錦糸卵(錦綱卵になってるが・・・)と
ハスイモ(リュウキュウ)下ごしらえAとユズ漬けアジを
ふりかけたらもうできあがり

まあ、若い人向けには、鶏肉などを使ってキヌザヤちらし
がうまいが、中年以上には
リュウキュウとアジとユズはまっことえいぜよ。

つづいてメニューA

これはわたしの案で
こんぶ美人とリュウキュウとミョウガのサラダ

これは、またうまい。
いろんなバリエーションも出来るが
リュウキュウとミョウガというのが
なかなか合う
リュウキュウはもちろん下ごしらえAを使う



これは地産地消おすすめの上の加江のこんぶ美人
こんぶなのだが、ワカメ感覚で食べられるという
たいへん食感のいいコンブワカメ!

塩漬けしてあるので保存も長く出来て

チャッチャと流水で塩を洗い流してちょいもんで
冷水にちょっとつけておけば
ワカメのようなヘニョッとしたやわな食感ではなく
かといって、コンブほどの肉厚のごっついのではなく、
ちょうどサラダにピッタリの
コリコリプリプリ食感が楽しめる。


塩抜き水戻しができたら
好みの大きさに切ってOK

これだけをユズポン酢か、それプラスちょいマヨネーズで
食べてもメチャいける素材。



あと、もちろん全国一の高知産のミョウガ

パックから取り出して


これを千切りするだけで準備OK

これも
ミョウガだけで、ごま油と醤油かユズのポン酢で
食べても全然OKだが


今回はちょっとゴージャスに
この2つを混ぜて食す。

しかも、子どもらが喜ぶように
カニかまを散らした。
これも別に無くてもいいがなかなか合う。


コンブ美人にリュウキュウとカニかま入れたところ

ありゃ、あと
お皿に盛って、ミョウガ千切りをふって
お好みのドレッシングをかけたらできあがりなのだが
写真を取り忘れていた・・・


ショック・・・

ちなみに、馬路村のポン酢醤油だけで
全然OKだが

今回、初めて買った生協のわさびドレッシングもよく合った。
青じそドレッシングでもいいし
ごま油+ユズ酢+醤油でもいいし
とにかくなんでもうまく、
おじいちゃんから子どもまで好評だった。


続いてメニューB

これもわたしの案で
アサリあっさりリュウキュウのフォー風スープ

これも今はやりの簡単フォーで
東南アジアの屋台でもいけるのじゃないか
グフグフ


用はアサリ汁なわけで、
普通にアサリをゴリゴリ洗って
アサリ汁を作る

アサリと別のお鍋で
ビーフンだけちょっと茹でておく


その間に

エノキとネギをきざんでおいて

アサリ汁ができたら

エノキをちょいと入れて
一煮立ちしたら

茹でて水でちょっと締めてからきざんだビーフンを入れて


それから下ごしらえAのリュウキュウと刻みネギを入れて
できあがり。





子どもらはこれが一番気に入っていた。
お好みでビーフンを足したら
フォー度が増す。
リュウキュウは、シャキシャキの食感と
アサリ汁をすってなかなかの存在感になるし
なんともいえない無国籍風フォー!
でよかった。


続いてメニューC

これがわたし案の今回のメインメニューで

ナスとリュウキュウのエビキノコあんかけ

野菜たっぷりでなかなかヘルシーで
あっさりおいしかった。

リュウキュウはBとCを試してみたが
簡単なBでいい。しかし実際はAの方がうまいかもしれない。

もう一つの野菜のメインのナスは揚げておく



素揚げがなんといっても合うのは
やっぱりナスだ。


ヘタのところをちょこっとのけて
ちょいちょいと切って揚げるだけ


ナスの素揚げ
これも1分くらいで十分


ナスの片栗粉付き揚げ

しっかり味つけがいいならこっち

これも、中華でもイタリアンでもなんでも使える


それから今回は、ちょっとぜいたくにおまけで
エリンギも素揚げした

これも、シュッと出来るが、
この料理にはこれはなくてもいい。

エビとキノコあんの方は


エノキと椎茸を細かく切ったやつとむきえびを細かく切ったやつを


サッと炊いて、中華スープで簡単に味をつけて
片栗粉を溶いた水をちょっとづつ入れて
適当なとろみがついたらあんの出来上がり。

ホントは、刻みショウガとニンニクとかいろいろ加えたら
もっとうまくなる。


あとはお皿に
素揚げしたナスとリュウキュウを盛って
熱々のエビとキノコあんをかけたら出来上がり



これも、ナスは素揚げでも、片栗揚げでも
どっちでもいいが、女性陣はちょっとでも簡単な素揚げで十分だと言っていた。
それから
リュウキュウも下ごしらえBでもCでも
どっちでもいいが、
Aでいいよ!という意見が多かった。


最後がDつ目のメニューは
かっちゃんのお得意料理の
リュウキュウと魚の酢豚風味付けあんかけ


ようは豚肉でやると酢豚になるような味付けで
魚とリュウキュウであっさり仕上げるわけだ

まず

マグロでもハツでもいいが

魚の身の角切りに、ショウガニンニク醤油をつけて
片栗粉をつけて唐揚げにする




これはもうそのまま食べてもうまいが
まあ、作っておいておく



もうなんかマラソンの観戦と野球で疲れて
ビールを飲んで帰ってきて、しかも
花粉症で鼻水はタラタラでるし・・・
メロメロだったが

だがこれもうまかった


この唐揚げした魚と
下ごしらえAまたはBまたはCのリュウキュウを中心に
(これも最終的には簡単なAでいいぞという意見が強かった)


酢豚風あんは
今回はうちの菜園の
残り野菜のタマネギとにんじんとブロッコリー
とメニューB、Cの残りのエノキ椎茸キザミ





なんかメインのハスイモ(リュウキュウ)が
もう残り少なくなって、そのインパクトは弱かったが
もっと入っても全然OK

この場合は、@をそのまま炒めててもいけるが
リュウキュウらしさを出すなら
やっぱり下ごしらえAか!



ということで
高知産ハスイモ(リュウキュウ)2パックから
我が家7名全員満腹となり
なかなかゴージャスなハスイモ晩餐会は
無事終了したのであった。


一つの食材を決めて
メニューを試してみるというのは
なかなかおもしろい!

定番メニューじゃなくて
新メニューは特にやるまではめんどくさ〜と
思うが、いざやってみるとなかなかに
楽しくなっておもしろいじゃないか。





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