2006年7月27日(木)




今日はマコと一緒に
おじいちゃんに積んでいってもらった。

朝ちょっと職場でウロウロして
それから研修に行った。
だいたい同期関係の40ちょいの
職員のキャリアデザイン研修という研修。

最近は若い新しい血がほとんど入らない
なんとも停滞した組織になっているので
とにかくこういう研修は大事にしないといけない。
グループ討議が中心だが
一人は中高からの同期の気の知れた事務屋
一人は医療福祉畑の女性の方
それからもう一方はなんと
珍しい性だったので
もしやと思って、伺ってみると
なんとなんと、出前授業の依頼を
してくれた食育に熱心に取り組んでいる
先生の旦那さんであった。


新採の頃の研修と全く違って
もうみんな20年選手ばかりなわけで
くっきりと自分の経歴で、自分の色がついている。
それはキャリアという意味では重要で意味もある
今回の研修では、そのいいところを
自分でもしっかり把握して、さらに
今後の自分あるいは自分たちの組織に
生かしていけるよう自分自身のキャリアをデザインしていこう
ちゅうような発想の研修。
それぞれの今までの経歴や取り組んできたことや
苦労話を聞くと、それぞれまったく違っていて
ほんとになかなかおもしろい。

経験を積んで色がついてしまうと
逆に、新しい色を受け入れられなくなったりするところも
できてくる。
そういうマイナス要因は、マイナス要因として
把握はしていくが、仕事に対してプラスに
ならないなら、わざわざマイナスを
引っ張り出してきて固執することはなくて。
プラスをプラスとしてもっとPRして伸ばしていく
プラスが発揮できる役割を担う
それぞれがプラスを引き出し合う組織を作っていく
という方向に向かった方が進む。

なるほどなるほど
10年目くらいだと
経験で色がつくのを
逆に変に色がついてしまったのではないか!
と恐れてしまったり
色がついてしまった人に
なんか頼みづらくなったり
みたいな変な遠慮が生じた時期もあったが
さすがに20年も経って
こういう研修を受けると
なるほどなるほど
いさぎよく、マイナスに固執するような話などに
気をつかうよりは、どんどん効率的に
プラスを集める方が、個人としても組織としても
楽しくなんでもできていくちゅうのを
はっきり口にしてもいいのだちゅうような
気になってきた。

なかなかいろんな角度から攻めて
奥が深く
シートに考えを書いて埋めては
それぞれ発表しての繰り返しで
けっこう頭が疲れた・・・


ということで気の合う人と
チラッとビールを飲みに行き
夜は更けていった・・・






7月表紙へ