2006年9月3日(日)



今日はなんか空が一気に高くなったような
感じのいいお天気だった。

ミノウくんが
若衆会の
国分川の水質調査とか
ライトトラップとか
環境学習活動関係で

環境ホップ・ステップ・ジャンプ活動支援事業
とかいうのを申し込んでいて
その採択されるかどうかを決定する
公開プレゼンテーションが高知大であって
二人で出て行った。


県下の奈半利から三原村までいろんな地区の
いろんな団体でいろんな活動の話が聞けて
それだけでもけっこうおもしろかった。

発表の持ち時間はたったの5分だったが

まず

布師田の田んぼと里山の写真を見てもらいながら
高知市の東のはしっこで一番田んぼのたくさん
残っているところだという紹介をして

こじゃんと布師田をちょっと変えて
『広い平野と 澄み渡る空 鮎がのぼる国分川〜』
と歌った



そんな布師田にあるのが若衆会

でも若衆会といっても
実は50才まで・・・で
実はあんまり若くない・・・

けんどみんな想いは熱い

それから50を超えたら
引退するのではなくて
里山の会というOBの会みたいな
のもある。



ま、若衆会の一番の特徴は何かというと
酒屋さんからトタン屋さんから農家から公務員から
いろんな職種の集まりなので
とにかく、なんでも自前で手作りできてしまう


たとえば
これは小学校と地域を結ぶ掲示板を
若衆会10周年記念で寄贈することに
なった時の写真だが




まずは、材料のヒノキの切り出しから
自分たちでやってしまう

皮をむいて乾燥させてから
大工さんもサッシ屋さんも左官さんも
いるので
あっという間に、こうゆうものも自分たちで作ってしまう・・

一言で言えばそういう集団なのです。




そんな若衆会
一番最初は、布師田には神祭はあるが
花火をど〜んと上げるお祭りがない!

みんなでとにかく
ど〜んと花火を上げて
人を集めてみよう

ということで立ち上がった
そのお祭りも今年で13回目


子ども達からお年寄りまで親しまれるように育ってきている


ということで
派手な活動としては
そういうお祭りがあるが

一方で
地道な地域活動もず〜と
継続しています。


例えば
地域の偉人のお墓そうじ



それから環境への取り組みとしては
発足当初から続けているのが
この廃品回収

最近では、若衆会で集めてきた缶から
子ども達がプルタブをはずしに来てくれて
集めたプルタブで、もうすぐ車イスを
地元にある施設にプレゼントすることができる
ようになってきている

それから

里山に登って自然の観察会をするなどの
取り組みも行ってきた。

そんな活動を続けている中で出てきたのが

『やっぱり布師田は国分川にこだわらんといかんろう!』
という話で



まずは、それならいっぱいある竹でイカダを作って
国分川を子どもらと下ってみようじゃないか
ということでイカダ下りが始まった。


それから
ただ下るだけでは
おもしろくないので
ついでに
竹細工なんかもやっちゃおう



竹を飯盒がわりにして
豆ご飯を作ったり


それから
最後は
竹で炭を作ってみよう

それからその炭を川に還元して
浄化したりもやってみよう!

ということになっちゃった



ロマンがあるじゃないか、炭焼き



それから、4年前から子どもたちと一緒に
水質調査も始めた

化学性の変化だけじゃなくて
魚や水生昆虫や野鳥などの
観察も続けてきている。

今回の事業申請では
この、水質調査をもうちょっと
細かいところまでやれるようなところを
お願いしたいと考えている


それから昨年から
川の虫だけじゃなくて
里山の虫たちも観察してみよう
ということでライトトラップの取り組みが始まった


夜、電気をつけたら
いろんな虫たちが集まってくる


手のひらくらいある蛾もくれば
アゲハ蝶のような蛾もやってくる

今回の事業では
このライトトラップの道具なども
自前で出来るように整備したいと考えている。

このライトトラップイベントでは
子ども達の好きなカブトムシもなんとか
やってきたが

さらに

もっとカブトムシを増やそうじゃないか
ということで、牧場づくりもやってしまった

・・・

というところで
5分タイムアウト
となってしまった!!


ありゃあと一枚なのですが
ということで
特別に延長してもらって

よろしくお願いしますということで


こじゃんと布師田の
サビのフレーズを
歌って5分30秒で終了となった。

その後
質問時間が7分間あって


今後の事業計画の細かいところは
ミノウくんが説明した。

それから
いろんな活動をしているが
いったい活動費をどうやって捻出しているのか

というような質問もいただいた。

会員の年会費は1000円のみで
お祭りなどは
ホントに全部地元のいろんな団体さんが
それぞれコマを出してくれての運営だし
あとは
それぞれ会員がとにかくそれぞれの特技を生かして
全部ボランチアで楽しんでやっている

というところか
・・・

ということで
なんとか無事公開プレゼンが終了して

他の発表の方らとの
交流・情報交換もチラッとさせていただいたりして
とても有意義でおもしろかった。


ミノウくんと
チラッと打ち上げでもやるか
ということになり

大橋通へ魚を仕入れに行った
魚さばきの腕を見せちゃお!と
気合いを入れていたのだが
日曜日なので魚屋さんは開いてなく
しょうがないので
出来合いの刺身とタタキを買った。
それから長太郎と流れ子があったので
炭で焼くことにした。

マコも水泳から帰ってきて
ミノウくんち一家も来て
ちょうどクリヤマンちゃんも来て
どんどん夜は更けていた・・・







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