2007年11月26日(月)
本日もいいお天気
新しい知事さんも市長さんも
決まったようだ。
また納涼祭にも
遊びに来て下さいませ。
ということで
自転車で通勤
連休明けだし
明日から研修があるしで
分刻みの一日だった。
PMは認証GAP部会だった。
農産物を認証するというしくみは
オランダのバタフライマークなどが
最初だと思うのだが、とにかく
安全性をどうやってやったら証明できるか
からスタートして
それから、ないと売れない(輸出できない)
ということで向こうの農家は
みんな当たり前にやっていた。
高く売るためにやっている
なんていうレベルの農家は
10年前に戻っても
一戸も出会わなかった。
そういう状況を
県認証でもISOでもエコシステムでも
今のGAPでも
ず〜とみんなで言って確認しながら
進んできていると思うし、
ウマジ戦略の
リョーゾーオヤブンも
いつの講演でも
お金でやるんじゃないよ
という話をして
みんなうなずいてきたはずだが
なかなか未だにやっぱり
単価がないと
・・・・
という声があるのがたいへんさみしい。
まあ、確かに理屈はそのとおりの面もある
ことは間違いないが
仮に、県で
いやみんな県のはずなので
県の環推課
あるいはまた
園連で
全部決めてやることを示して
それ+単価差がついたというので
普及できるものだとしたら
われわれ関係者は
農家も含めてどこでどうやって汗をかいたら
いいのだろう。
それともう一つ、
逆にそういう単価差で普及できた
認証とかしくみとか産地とかは
せいぜいもって1,2年の命
となってしまうのではないか。
単価が高いから
認証して出すというのは
どっかのお餅屋さんとかお菓子屋さんが
○○日にしとかないと売れ残るとか
お肉屋さんが
○○産にしとかないと売れない
とかいうのと全く
同じ発想になってしまうのじゃないか。
私たちが
みんなで目指しているのは
そういうことではなくて
県下全域で
どの品目でもどの産地でも
当たり前のことと
本物の取り組みをきちんとできる
しくみを作った上で、
その出口としての、実際の商品となる
農産物に
どんな風に、消費者や流通の人に
伝えて行ったらいいのか
時代に合う証明書を作ってみんかよ
普及してみんかよ!
ということじゃないか
お〜、会の時はまとまらなかったが
だいぶ整理できてきた。
いろんな会に出るが
特に最近、農業職中心の会で
ちょっと問題に感じるのは
みんな一人一人が
それぞれの立場で
主人公であるはずだが
みんなが、誰かが決めてくれるのを
待っている節があるように感じる。
決めるものやめるのも
進むのも引くのも
提案するのも反対するのも
議論しているときは、自由に
立場立場の意見を交わして、
最終的には
誰かでは決められるものではないので
みんなで組織として
目指していく目標と手法はどうするか
という話し合いと
共有と連携と合意づくりのために
だいたいの会はあるのじゃないかと思うのである。
というようなことで
今日は、まだまだ先はぜんぜん遠いが
ちょっとだけ気づきのある
ちょっとだけ進めた会だったような気がしたのであった。
ということで
明日からの準備やら
次の出張、次の次の出張の
準備やら
ヨサンの直しなら
今日もだいぶ遅くなってしまった。
家に帰ったら
おじいちゃんが
レモンの初収穫をしていた。
去年はやっと数個収穫だったが
今年は60個くらいなっているようだ。
ちっちゃいのは
ちょっと黄色くなりかけている
いいじゃないかレモン
レモンより1,2年前に植えた
ユズはまだほんの数個しかなってない。
デコポンは
今年はけっこう豊作みたいだ
いいじゃないか収穫の秋
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