2008年1月26日(土)




本日は、モリのど痛で具合悪いが
参観日だしなんとか学校へ行った。

愛校デーだったのでミエさんが行った。
わたしは光ケーブルの工事に来てくれるということで
待機していたら11時すぎに来てくれた。
すぐ終わるだろうと思っていたら
電話線の本線から
家の中まで引っ張るので3人がかりで
3時間以上もかかった。
なかなかたいへんな工事なのだった。

家の壁の中をどうやって通すのか
と思ったら、ちゃんと電話線が管の中を通してあって
ケーブルをその管の中へ押し込んで行ったら
電話の差し込み口のところまで
到達するようになっているのであった。

工事が終わってちょっとしたら
今度はパソコンの設定係の
また別の人がやってきて
ちょいちょいとつついて
設定してくれたのであった。

ウイルスソフトがついているので
お得だ!とNTTの電話ではセールスされていて
ラッキーと思っていたのだが
実は、なんのことはない、そんなうまい話はないわけで
1台分だけタダだが
2台目以降は自分で準備しないといけないらしく
結局、3台までインストールできるパッケージを
買う方が安いということがわかったのであった。

まったく、ランでパソコンは常時2台は
使うと最初から言ってあるのに
タダでついてます!が2台目は自分で買ってね
とかちゃんと説明しといて欲しいもんだねえ。

ということで
無事開通して
なかなか快適に早いのであった。

ドイさんが来て
ピカッとのお祝いで
やっぱり音楽をいろいろ挿入しようと
いうことで打ち合わせをしたりしたのであった


夜は
北大の同窓会
また一年ぶりに10人くらい集まっていた。
K会長が、今回はラジカセを持ち込んでいて
なかなか熱い寮歌のCDをかけてくれたり
したのであった。
なんか、細々ながらず〜と活動をしているということが
認められて、同窓会本部みたいなところから
活動費1万7千円をもらったらしい。
来年は、もっと人も呼んで
夫婦というかパートナー!?同伴で
泊まりがけでやろうじゃないか
とかいう話で盛り上がった。

最後はみんなで円陣で都ぞ弥生

前口上はI田さん

吾等(われら)が三年(みとせ)を契る
絢爛のその饗宴(うたげ)は、げに過ぎ易し。
然れども見ずや窮北に瞬く星斗(せいと)
永久(とわ)に曇りなく、

雲とまごう万朶(ばんだ)の桜花
久遠(くおん)に萎えざるを。
寮友(とも)よ徒らに明日の運命(さだめ)を歎かんよりは
楡林(ゆりん)に篝火(かがりび)を焚きて、
去りては再び帰らざる若き日の感激を謳歌(うた)はん。

明治45年度寮歌、横山芳介君作歌・赤木顕次君作曲、
都ぞ弥生、アインス、ツバイ、ドライ」

このI田さんの前口上が始まると
やっぱり、ゾクゾクして8○才の会長も
4○才の我々も完全に時計が20才の頃に
タイムスリップしてしまう

ここ数年は完全に5番まで
10分くらいかけて歌っている。

今年も
たぶんそれぞれ
朗々と歌いながら
それぞれの青春時代の
北の大地と
ちっちゃい自分と
でっかい夢
たくさんの友のこと
などを
思い出しながら
歌声は一つに高らかと
響いたのであった。




都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴の筵

  尽きせぬ奢に濃き紅や その春暮れては移ろふ色の

  夢こそ一時青き繁みに 燃えなん我胸思いを載せて

  星影冴かに光れる北を

  人の世の 清き国ぞとあこがれぬ

 



豊かに稔れる石狩の野に 雁遥々沈みてゆけば

  羊群声なく牧舎に帰り 手稲の嶺黄昏こめぬ

  雄々しく聳ゆる楡の梢 打ち振る野分に破壊の葉音の

  さやめく甍に久遠の光り

  おごそかに 北極星を仰ぐ哉

 



寒月懸れる針葉樹林 橇の音凍りて物皆寒く

  野もせに乱るる清白の雪 沈黙の暁霏々として舞ふ

  ああその朔風飆々として 荒ぶる吹雪の逆巻くを見よ

  ああその蒼空梢連ねて

  樹氷咲く 壮麗の地をここに見よ
 



牧場の若草陽炎燃えて 森には桂の新緑萠し

  雲行く雲雀に延齢草の 真白の花影さゆらぎて立つ

  今こそ溢れぬ清和の光 小川の潯をさまよひゆけば

  うつくしからずや咲く水芭蕉

  春の日の この北の国幸多し

 



朝雲流れて金色に照り 平原果てなき東の際

  連なる山脈玲瓏として 今しも輝く紫紺の雪に

  自然の藝術を懐かしみつつ 高鳴る血潮のほとばしりもて

  貴とき野心の訓へ培ひ

  栄え行く 我等が寮を誇らずや

栄え行く 我等が寮を誇らずや