2010年9月1日(水)


本日から
学校交流組は
Lentiz校へ
一般組は
農家へ


最初は有機農家のビヨ-へ
こちらは有機トマト

ここは2008年訪蘭時に一番驚いた農家
昨年も続けて訪問させてもらったが
自分は花きグループで回ったので見れなかったので
改めて再訪問できてよかった。


パプリカ


こちらはキュウリ
これから2作目を植え付け

完全閉鎖系で天窓は開けないと
言っていたが、なんのことはない全開だった。
いくらヒートポンプが優秀だと言っても
やっぱり、自然換気にはかなわんちゅうことね

オランダの閉鎖系システムの理論では
米とかイスラエルとかの乾燥高温地帯への導入が進みかけていて
オランダの冷涼な気候地帯より
そっちの方がより効率がいいから日本でもOKじゃないかと
いわれるのだが、
これだけ涼しくてもやっぱり換気しているわけで
もうちょっと、進まないと
日本への導入はなんともいえませんなあ
と感じたのであった。


それにしても
この有機農家さんの取り組みは
ほんとに何から何まで
徹底されていて
エネルギーはほんとに
脱化石燃料

販売も強く
果菜類も葉菜類も
50〜100%高で
しっかりEU内で販売されているそうだ。

素晴らしい。



お昼は24のメーカーが共同出資の
試験展示場


展示場内の講義室では
ちょうどレンテイス校の学生達が講義を受けていた。
学と企業と農家が
ほんとに直結しているのが
よくわかる


次から次へといろんな工夫が
実際に商品化されて普及していく

日本だと試験は
水やりだとか
肥料やりだとか
整枝法だとか
職人技的な試験が多いが
こちらは
その辺は、もう人から機械へ移行しているので
とにかく省力、低コストでの収量UP
に関するものばかり





PMはパプリカの農家へ

栽培は見事!

ポーランドに別の農場もあるそうで
周年でパプリカとミニパプリカを生産販売




出荷場は、ここも以前と違ってグローバルGAP対応



夜は

といっても
まだ全然明るいが

学生交流組も
無事帰って来て

ナールドワイクの
街中のとても素敵なレストランで
市長さんらと
夕食会




学生達は
なかなか頑張ったようで
晴れ晴れとした
雰囲気で
なかなかよかったのじゃないか





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