2010年9月2日(木)


本日もお天気に恵まれた



ハーグからナールドワイクの街に
入ったところにある風車
今回、けっこうここを通ったので
ああ、この風車のところへ来たら
ナールドワイクだな
という感じがしてきた。




生活を大事にする


ナス農家の
べーダーさんち
とてもほがらかに
いろいろ説明してくれた


花には
タバコカスミと同じ系統の
マクロファス



収量は54t/10a




この高さ




休憩を終えて
再び作業に向かう
従業員の皆さん


重いコンテナを持つような作業はゼロ
コンテナは全部自動で
選果場まで移動してくる
まさに、収穫最盛期という感じだった。




この量



箱詰め作業も
圧倒的に早い



EU内だけでなく、米にも輸出されている
訪問団メンバーも
栽培から認証から雇用から
いろんな質問がいっぱい
飛び交ってあっという間にお昼に



それから
お昼は、ウェストラント市の計らいで
ナールドワイクの街とハウス郡の間を抜ける
運河をボートに乗ってランチ

新旧いろんなタイプ、規模のハウスや街並みが
目線を変えて見えてとてもよかった。

オランダでは道路沿いの家よりも運河沿いの家が
高いそうで、さすが運河の国


もう栽培されなくなった規模が小さいハウスも
けっこうある。


新しいハウスは
どれもでかく高い


一昔前
それぞれの農家から運河で出荷してくる
集荷場というか市場というかの跡地もあった。



ということで
オランダでは
もう10年前から野菜については市場というものが
存在しなくなっているわけだが
そういう役割を取って変わっている
輸出流通会社へ

当然GーGAP




いろんなタイプのパプリカ

ようはEU内の
いろんな量販店や外食等へ
系列農家から出荷されたいろんな品目の野菜を
注文に応じて分荷して送るターミナルということで
集荷場機能と市場機能と仲卸機能を
合わせ持つ輸出流通業者というだけのことなのだが・・・

細かい対応という点では
エンレンにしろ
デ○カフーズなんかにしろ、
ずっと細かい対応をしているわけだが
結局、
生産者と実需者の間の数を
徹底的に短縮した形になっているわけで
本当の意味で競争力を持つために流通コストを
突き詰めていくと
だんだんとこういう形に
なって行くのは当然のなりゆきなのである。




それから
ブドウ園へ
ウェストラントは
園芸地帯になる前は
大ブドウ産地だったそうで
そのことをきちんと残しておこういうことで
ボランテイアスタッフで運営されている
ここは2008から毎年お昼ゴハンを
食べに来ているのだが
ほんとにブドウ園を視察させてもらったのは初めて


もちろん害虫管理は天敵で無農薬


土の上で卵を温めているうずら?

ヤガの類はフェロモンと
カナブンとか
ビートル系で問題になる土の中の幼虫や
を食べてくれる
鳥(うずら?)がいっぱいいて
かわいかった。


見事に管理されたブドウ


たくさんの品種


ブドウの場合は
高いハウスでなくて
三角屋根型のみの
ハウスが一番いいらしい


ということで
本日は
副市長さん、それからレンテイスの
バート先生、アーノルド先生らを囲んで
高知側主催で交流会

最後は
学生代表の3名に
挨拶をしてもらった。
みな素晴らしかった。













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