2011年11月1日(火)
本日は朝はいいお天気
うお〜
かわいいコマロンちゃんのおつむ
なんというか
正面顔はブサイクなおっさん顔
左がちょい色白なので
シロコマちゃん
真ん中がちょい黒いので
クロコマちゃん
それから右が
今のところ一番大くて
色は半々の
ハンコマちゃん
という愛称にするか・・
ミエさんは
犬でもネコでも
とにかくおなかをなでるのが好きなので
すぐひっくり返して
おなかをなでたがるのであった
・・・
心配そうに眺めている
マロンお母さん
ということで
バイクで通勤
AMは
データのとりまとめとか
机の上のおかたずけ
PMは
県民体育館へ
食の大商談会へ行った。
県内の100以上のいろんな事業者さんが出展して
県外からもいろんな分野のお客さんがたくさん来て
すごいにぎわいだった。
ハタの応援でMさんががんばっていて
6次産業を作らないといけないのに
原材料の1次のブースがないのがさみしい!
とおっしゃっていた。
まさにそのとおり
生鮮の出展が基本的に認められてないというのは
ほんとにもったいない・・・
異業種が交流することで
無から有が生まれてくる
わけで
なんかこう
うちの県だけは
どうやったらこうちの園芸がもっと盛り上がっていけるのか!
とか
10年後、50年後、100年後と生業として持続できて
とか
若い人がやりがいを持てる産業となっていくには
何をやっていくべきか!
とか
という議論ではなくて、
ここ数年は、とにかく
ガバナーさんまで含めて
個人がバラバラにやりたいようにやったら
せっかく作り上げてきた和が乱れてしまう・・・
とか
環境保全やったから、高く売ってくれとか
みたいな短絡的なレベルのひく〜い話
ひたすら
そんなことばっかりの議論でストップしてしまって
ような気がする。
我々はそもそも
そういうことで、今の取り組みを進めてきたわけではない。
このままでは、持続できないし
農家のやりがいもないし
若い人からみても魅力がないから
そういうのを全部ひっくりめて変えていこう!
ということで一致団結して
やってきているはずだ。
ということで
和を乱す、乱さないの議論にしても
その和が柔軟に動けていて
農家も関係者もしっかり汗もかいていて
いろんなチャンネルを広げて
可能性を高めていく動きができているならば
問題ないと思うが
作り上げてきた和を守らんがために
新しいチャレンジの芽を摘んでしまったりとか
和が重すぎて、個の個性が埋没してしまったりとか
いろんな次のビジネスや取り組みの
きっかけとなっていく
機会を奪ってしまうことはあってはならない。
それから
わたしは新選組は大好きだが
商売の世界でいうと
市場流通の新選組であり続けるだけの和であれば
ちょっと、もの申しておきたい
オランダでは市場流通は野菜では
10年前に無くなっている。
日本では絶対なくならないのかもしれないが
でも多くの市場が
今のまま商売のやり方や体質かわらなければ
その取引は
完全に後出しジャンケン、残り物ジャンケンになってしまって
気が利いた実需者と気が利いた産地はしっかり直接結びついて
おいしいところはしっかり持って行かれて
だんだん弱くなってしまう。
気の利いてない、旧態依然とした産地は
じわじわと安値か暴落値で取引せざるをえなくなっていくと思う。
遠隔産地にとって、市場流通は欠かせないことは間違いないが
変わらない市場流通に忠義を尽くして、心中する姿勢ではダメだ。
市場流通の新選組のままでいるならば
もっと提案して、市場流通を共に汗かいて変えていく位の
ビジョンとセンスがパワーが必要じゃないか。
とにかく
和でできないから
個にもやらせない
というやり方はおかしい
まずは個と個でしっかりつながってもらって
そんな動きが広がっていって
和になっていくでいいじゃないか!
それから、逆に
個がやれることを
やろうとしない和もおかしい。
個の動きを止めようとするのではなく
取り込もうとするのが
通常の組織の経済活動であるはずだ。
やりもしないで
出来ないですます姿勢が一番よくない。
それから
個と個の動きが
和を乱すくらいに成長すれば
逆にけっこうなことじゃないか。
くらいの気持ちも大事だ。
最終的に
それが和を脅かすような存在になったとして、
逆に
それを取り込めない和であるならば
そもそも和のあり方がどっか間違っているか
改善が必要であるはずだ。
貿易の国、オランダは
そういう個と個の動きが
どんどんどんどんつながって
結果として、国際競争力が産地全体で高まり
合衆国をしのぐ農産物輸出国になってきたわけで
個と個は競争しながら
高めあった上で、グリーンポート戦略上は
あらゆる個と異業種が全体としてまとまっている
ところが最大の強みとなってる。
このちっちゃな高知くらいの
ちっちゃな産地が
ちっちゃな産地なのに
さらにちっちゃくまとまろうとしていたらそれはダメだ。
まとまりっちゅうキーワードを
あっちもこっちもで勘違いしてないか!
異業種ともガンガン連携して
チャレンジして
もっと大きくまとまっていこう!じゃないか
ちゅうのがホントのまとまり戦略なのじゃないか。
ということで
そんな状況の中でも
きちんと出展して
いろんな方らと、いろいろ情報交換したり商談したりしていた
O農園さんや
Iトマトさんや
Hファームさんや
Hベストさんや
大豊の碁石茶さんや
柚子のR農協、W農協、H農協さんなどなどに
エールを送りたい。
お客さんも
昨日NHKのプロフェッショナルに出ていたFさんとか
K国やさんとか、Oシックスさんとか
名だたる方々もいらっしゃったし
出展こそしていないが
どんな人が出展して、どんなお客さんが来ていて
どんな話がされているのかなどなど
情報収集にいろんな方が来ていた。
それだけでもとても大事なことじゃないか!
とはいえ
あと、ちょっと注意しとかんといかんのが
こんな話をしていると
逆に、
いかに産地を作っていくことがたいへんかということや
土づくり・物づくり・人づくりの農のしくみを
何にもわかっていない人らが
単純に、物を右から左へ動かしたらいいぞ
みたいな感覚で
だから農はダメだ、
和の組織は動かない!
みたいな
結局、自分達も何も動かないくせに
批判ばかりする傾向と体質にあることも良くない。
批判だけするのじゃなくて
一緒に汗をかいて、歯車に油そそいて
協働で動いていってはじめて、人と物が動き出すのだ。
ということで
今の私たち組織としては
やる気のある農家さんや産地のことをよくわかっている関係者
自らが
もっともっと動いて
いろんな人と話をして
いろんな分野の人と
どんどんつながって
もっともっといろんな商売ができるような
仲介役とか
しくみづくりとか
もっともっとやっていきたい
などと思ったのであった。
ということで
そんな商談会の中で
頑張っている
タバちゃんやら、S大先生やら
エンレンの特販のKくんやら
いろんな関係者の姿も見ながら
いろいろ感じながら職場に帰ったのであった
それから
カチョー会があって
代理で出た。
TPPの話が瀬戸際になってきている話なども出た。
米でいえばどんなに大規模化しようが、オーストラリアには勝てないし
どんなに所得保障しようが、そんなんだけでは
根本的に日本の農業を守ることにはつながらないのではないか。
かといって
単純に反対するだけでも、未来は拓けない。
日本の国民に、心の底から
自分たちの食べるものは、やっぱり国産がいいね
と選んでもらえる取り組みを
生産面でも流通面でも、消費や食育面でも
きちんと徹底していくことを
忘れてはいけない。
ということで
それから
カチョーとNアニキやTセンギやガッツNセンギら
いろいろそれぞれ今日もあっちこっち行ったり帰ったりで
あったことをニヤニヤ出しあったりした。
今日はちょうど
東京のビックサイトでは
もっと大きな全国的な商談会が行われている
さらにこちらはオーガニック専門だ。
いつもお世話になっているOモリさんらのグループも
出展していて、様子を聴いてみたら
始まる前から11件の話があって
とにかくJAS品は全く足りない状態らしい。
こちらも、これから県内外
どうやって仕掛けていくか
やる気のある人をどんどんつなげて
議論していこうじゃあ〜りませんか!
ということで
ということで
本日もちょこっと残業して
おとなしく家に帰った。
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