僕の好きな「音楽」についてこれまた気の向くままに書いていきたいと思います。「カラオケの鬼」とかぶってしまいそうなので、なるべく違った角度から攻めていこうと思いますが、重複する部分はきっとあります(書いている人間が同じだもの、ね?)。そこらへんはご容赦ください。
「カラオケの鬼」でも書いているのですが、僕の音楽の趣味の基礎になっているのはおそらく80年代前半の音楽です。いわゆる、「アイドル」全盛の時代ですね。ただアイドルだけでなくて、当時のベストテン番組の顔ぶれは多彩でした。アイドルあり、演歌あり、ニューミュージック(今はこんな言葉、使いませんよね)系あり・・・今のアーティストでたとえると、宇多田ヒカルと北島三郎が同じ番組で「毎週」一緒に出演しているような感じといったらいいですかね(あまり上手なたとえじゃないです)。
そういった番組をまだ幼稚園とか小学校低学年のときに見ていたせいか、音楽の好き嫌いというのはあまりないですね。ただ、歌手であるからにはある程度の歌唱力がないと聴きたくない、というのが僕の考えです。よっぽどいい歌なら別ですけどね(自分で歌うから、です)。だから、どちらかというと「アイドル」系の歌はあまり聴いていませんでした。演歌にも、いい曲はたくさんありましたしね。
80年代前半の歌番組のハイライトといったら、まず思い浮かぶのは「寺尾聡」です。そう、「ルビーの指環」のあの人です。「ザ・ベストテン」では10週連続1位を獲得して、専用のいすまで出来てしまうほどでした。さらに、3曲同時ベストテン入りという当時としては信じられないような快挙もやってのけています。今では歌手としての活動はされていないようですが、俳優として映画にも多数出演していますね。当時はルビーの指環しか覚えていなかったのですが、最近になって「シャドー・シティ」を聴いて、なかなか良いなと感心してしまいました。
「トゥルルトゥルトゥルトゥルトゥルトゥルトゥルル・・・」ただそう言っているだけなのに、なんともいえない味がある。シングルを手に入れるのは難しいでしょうが、アルバム「リフレクションズ(Reflections)」に収録されているので、ぜひ聴いてみて下さい。好きな人は好きなはず、です。
当時のベストテン番組には、松山千春、長渕剛、井上陽水、松任谷由実といったいまでいうアーティスト系の歌手は出演しない、というのがある意味ステータスになっていました。なぜなんでしょうかね。現在ではそういった流行りは無くなりました。その当時と同じスタンスで活動を続けているのはサザンとか浜田省吾くらいではないでしょうか。
たいてい、ホームページなどを見ると「好きなアーティスト」という項目があると思いますが、僕の場合は特別「この人が好きだ!」というのが無い、というかあまり気にしないで曲を聴いています。すごいと思うアーティストはたくさんいますが、強い思い入れのあるアーティストというのははっきりいって、「いない」と言えます。
だから、この歌手のアルバムは全部持っているとか、この人の歌なら全部歌える、とかそういうことはないのです。そのかわり、この歌手は嫌いだ、と言うのもありません(その代わり、聴いていても右から左、というのはあります。聴いていてもしょうがないと思う歌なら別に聴かなければいいことですから)。あくまで、「曲」が対象になるのです。たとえ、そのアーティストのベスト盤を聴いていても、それほど興味のない曲なら飛ばしてしまうほどです。つまり、「広く浅く」の典型ですね。
そんな聴き方をしていると、アルバムの中の「隠れた名曲」というのが聴けないことになってしまいますが、僕は自分なりに気に入った曲を聴きたい、というタイプなので世間の評判というのはそれほど気にしないのです。「隠れた」名曲というのはそのアーティストの熱狂的なファンが生み出すものだと思っていますから。
現在は、じっくりと平日のFMを聴く機会がまったく無いので、ちょっと物足りないです。TVのヒットチャートだけでは絶対に聴けないいい曲というのはたくさんあります。札幌に住んでいた頃、よく聴いていたのが「FM AIR-'G(FM北海道)」というFMのローカル局で、昔の曲、そのときのヒット曲、新曲などほとんどの情報はそこから仕入れていました。カラオケのネタも・・・。
これは僕の親友の意見なのですが、下手にキー局の放送を聴くよりも地方ローカルの放送を聴くほうがずっと面白い、というのです。それは、まったく僕も同意見です。キー局だと、タレントの番組というのがあるのですが、そういう番組はそのタレントのファン以外にはあまり興味を引かないというか・・・。僕の音楽の好みから言うと、聴いていてもしょうがないと思ってしまうのです。そういった番組を聴くなら、喋りのきちんとしたアナウンサー・ディスクジョッキーの番組のほうがずっと楽しいと思えるのです。
僕は、カラオケに限らず「ハモる」のが大好きで、「このメロディーだったらこんな感じかな」とか考えながら音楽を聴いていることがよくあります。昔(僕が高校生くらいの頃)はカラオケでもハーモニーの機能はあまり無かった(と思います)ので、自分で勝手に即興でハーモニーをつけていました。
これをやると、結構驚かれます。「どうやって考えるの?」とか、「よくそんなことできるよね」とか。自分が聴いたことがある、または歌ったことがあるような曲であれば何とか適当にハモりをつけることができると思います。ただ、ハモりをつけると歌いづらそうにされることがあるので(つられてしまうのでしょうか?)、そんな場合はすぐにやめるようにしています。みんなが楽しく歌えるのが一番であって、僕一人が満足していてもしょうがないですからね。
基本的には、原曲を聴いてそのコーラスのパートを真似る、またはちょっと変化を加えることが多いです。よく聴く曲であれば、たいていはそのパターンでハモります。コーラスが特に無い曲であれば、その曲のベース音を聴いてそれを適当に変化をつけながら歌うようにします。そうすると、なんとなく上手に聴こえるものです。ギターとかのコードを知っているともっとしっくりくるのかもしれませんが、僕は楽器が出来ないのでそこらへんはあくまでいいかげんです。適当に変化を加えるのは、単純に僕の好みに替えたいからということだけ。いろんな曲を聴いていると、コーラスを聴いていて「ここのパートはこうしたほうがいいんじゃないか」とか思ったりすることもあります。
20世紀が終わったことで、昔の曲をたくさん集めたオムニバスのアルバムも多数発売されています。僕も、近くのレンタルでそんなアルバムを借りるのですが、「ハモり好き」の原点といえる曲といえばやっぱり80年代前半になるんですね。もっとも影響があったのは、"あみん"(岡村孝子のいた女性デュオ)の「待つわ」という曲です。この曲はあくまでツインボーカルのハーモニーを聴かせる曲ですが、自分の「ハモり」は結局この曲がもとになっているような気がしています。