2001年7〜8月の日報
8.31
少しずつ、体調も戻りつつあるようです。今日は比較的仕事が楽でした。ただ、最後に疥癬(かいせん)の患者さんがCTに来て、ちょっと緊張しました。疥癬というのは、要するに虫が皮膚に住みついて、夜になると猛烈にかゆくなる、という病気です。皮膚を介して感染するので、予防用のディスポーサブル(紙で出来ていて、一回ごとに棄てる服のことです)の服と、手袋で完全武装。多分、無事に検査は終わりました。
仕事が終わって、その後に病院で使うコンピュータのシステムについて教えてもらいました。今までは検診専門の施設にいて、診療点数(検査の内容によって、当然費用も変わってきます)とか医者からの急なオーダーなどのことなど考えたことが無かったので、その意味を理解するのにかなり苦労しました。でも、おかげで大まかなことはわかったような気がします。
今日で8月も終わり、ほぼこの病院で5ヶ月を過ごしたことになります。時々はめげたりすることもありますが、毎日ほんのちょっとではありますが成長できているのかな、と思っています。
8.28
体調はいいのか悪いのか、まあとりあえずこの2日は無事に過ごしました。昨日はやたらに救急の患者さんが多くて、CT担当だった僕は結構忙しく感じました。通常の仕事はある程度無難にこなせるようになってきたのですが、急に予定外の患者さんなどが立て続けに入ってきたときの対応ということに関してはまだまだ力不足です。いわゆる、「優先順位」を決めるのに時間がかかってしまうんですね。
特に、こういった救急の患者さんの場合はすばやい決断が必要になります。もちろん、症状が重い患者さんが最も優先されるのですが、そうでない患者さんもいかに「質を落とさず、短い時間で」検査していくかという視点も必要なんだな、と感じています。そのためにもしっかりとした技術を身に付けなければならないのです。
こういう言い方をすると、「さっさと仕事を終わらせたいのか?」と誤解されるかもしれませんが、病院に来られる方のほとんどはどこかしら、何かしらの病気を抱えているわけです。胸の写真一枚撮るのにもつらい、とおっしゃる患者さんもたくさんいます。そんな状態の患者さんに、長時間つらい(健常者の僕らが実際に同じ姿勢をとっても結構つらい撮影もあります)姿勢をとってもらうことがどれほどの苦痛か、これは実際に病気にならないとわからないと思います。僕らにも、患者さんの気持ちをを完全に理解することは出来ません。想像するしかないのです。
そういった葛藤を抱えているということも、理解してもらえるとお互いにより気持ちよく検査や診察が出来ると思うのです。どうでしょうか?
8.26
今日は朝からいまいち調子が悪いな・・・と思っていたら、くしゃみの連発、鼻水が止まらず。どうやら、風邪を引いてしまったようです。埼玉に来てからすぐに軽い風邪を引いた以外はそういったことは無かったのですが、今頃になって疲れが来た影響が出ているみたいです。どおりで、ここのところ調子が良くなかったわけだ。新宿、池袋に用があったのですが、おかげでよくわからないまま用事は終わってしまいましたよ。
我が家にようやく洗濯機がやってきました。それで、昨日今日とで3回も洗濯をしてしまいました。実家にいる頃には一回も洗濯なんてしたことなかったんですけどねえ。今は全自動なので、ただ洗濯物と洗剤を入れるだけでOKなので僕にも簡単に洗濯が出来ます。これで、コインランドリーで時間をつぶすことも無くなります。あの時間が、実にもったいないことに気がついたもので・・・。
季節外れの新入職員のおかげで、僕にとってもいい刺激になっています。それまでは、なんとなく毎日をこなすのに精一杯で、それ以上のことをやるのがちょっとしんどかったのですが、それではいけない、と思うようになりました。知識だけでもいけないけれど、ある程度の知識があって初めて実戦に役立てることができる。今のうちに、出来ることは何でも吸収するようにしたいものです。
8.24
今週の仕事は今日で終わり。明日、あさってと連休です。今週は、ポータブルが主だったからかすごく体が重くて、かなり疲れを感じていました。なぜなのか、と色々考えてみて、夏バテが今頃来たのかもしれない、という結論に達しました。やっぱり、過ごしやすい札幌から暑い埼玉に来て、さらに7月のあの猛暑。そのときにはあまり感じなかったのでもう大丈夫だろう、と思っていたのですが、やはりどこかに疲れがたまっていたのでしょう。
まあ、人間ですから誰でもそういう時期があるものです。疲れたら、無理をしないできっちり休む。無理をして体を壊したら余計に時間もかかるし、周りに迷惑もかかります。そういう状態にならないように、仕事が忙しくても自分の時間はある程度持っていたいと思います。
8.21
この時期に、新入職員が放射線科にやってきました。僕の病院の系列から転勤になって来たのですが、その人もまた今年技師になったばかりの新人ということで、立場は僕と同じなのです。
今の職場に来て4ヵ月半になりますが、慣れてきたからこそもう一度初心に戻ってきちんと基本的なことを頭に入れておかないと、と思いました。今日もミスが多く、周りに迷惑をかけることが多かったもので・・・。僕にとっても良い刺激になるようにしていきたいと思っています。一般撮影にしても、まだまだ覚えることはたくさんあります。それ以前に、職場での仕事の流れやいざというときの対応の仕方など、もっと工夫しなければいけないところも多く、決して楽な道ではありません。
ただ、今までちょっと周りに甘えすぎていた部分を少しでも減らして、自分の力で乗り切れるようになれれば、また一歩前進できると思うのです。たまには息抜きも必要ですけど、その時に出来ることはすべてやる、という気持ちをもっと持って仕事に望みたい、それが目標でしょうか。「やればできる」と思うことが本当に「できる」ようになるための第一歩です。
8.20
今日は、ポータブル撮影という検査で午前中はずっと歩き回っていました。「ポータブル」というのは、自分で動くのが難しい患者さんを対象にしていて、X線装置をその患者さんの病室に運んで写真を撮る、というものです。
この機械がまた扱いづらい(そんなことも言ってられませんけど)のと、技師自身の放射線被曝防止のための鉛の防護服が重たいし、暑い・・・。今日はまだ、比較的涼しいのでそうでもないのですが、これが30℃とか35℃とかになってくるとただでさえ暑いのに、本当に汗だくになって病院内を回らなければならなくなります。さらに、自分で「動けない」患者さんを対象にしているのですから、当然それを動かすのは放射線技師ですよね。それも一仕事。近くの看護婦さんを呼んで、手伝ってもらってやっと動かすときもあります。
それが終わって、いざ写真を・・・と現像してみたら、位置が悪い、撮影条件が悪い(放射線の量がうまく調整できていない)などでもう一回・・・ということもあります。このように、地味でつらい仕事ですが、これができないと技師としては一人前ではないように思います。CTやMRIといった高度な機械のプロフェッショナルである技師さんも、病院勤務の最初はまずこの「ポータブル撮影」を経験しているのです。それを安心して任せられるようであれば、他のこともそれほど苦にならないと思うのです。
自分の場合は、どうも「詰めが甘い」というか「あせってしまう」というか・・・。ひとつ写真を撮るとどこかにミスがまだあります。それを修正していかなければいけませんね。「急ぐ」のと「あせる」のとではものすごい差があります。「あせらず」、「急いで」仕事をこなせるように努力していきます。
8.16
先日、病院の先輩と飲んで、色々と話をしました。自分自身の現状、近い目標、もっと遠い将来のこと・・・。正直言って、今は10年後のことなどは考えている余裕は無いです。ただ、その日その日をなんとなく過ごしていく、ということだけは避けたいと思っています。確かにそれでも時間は経っていくし、何も考えていなくてもそこそこの経験はできるでしょう。ただ、昔のそんな自分に満足できなくなって今の職場に移ってきたのですから、もっとしっかりしなければ、と思っています。
とにかく、医療職は体力勝負です。患者さんを抱きかかえる、重いポータブルの機械やフィルムのカセッテ(フィルム入れ、と言ったらいいですかね)を運ぶ、などなど・・・。だから、本当はもっと体を鍛えなければいけないのですが、今はまだ仕事をするのに精一杯で、たとえばスポーツクラブに行ったり、そこらへんでランニングをするといったことがほとんど出来ていないのです。
「やる気があれば、何でも出来る」・・・アントニオ猪木ではないけれど、僕にしてみたら「体力があれば、何でも出来る」だと思います。気持ちの問題、というのはあるのですが、気持ちを支えるのは体力です。これから、仕事を任されるようになって、当直勤務なども入ってきたときに疲れて動けない、などということが無いようにしなければいけませんね。
8.12
自分で思っていたよりも、実際にホームページを更新していく、というのは大変なことなんだな、というのがわかりました。普段仕事をしていると、なかなかそういった暇は無いですから。毎日更新されている管理人の方々、本当にご苦労様です。
ここのところ、病院内の行事がたくさんあってかなり忙しかったのですが、しばらくは何も無いということで、少し更新のペースを上げて行きたいと思っています(と言ったものの、放射線関係はもっとじっくり勉強しないと・・・)。その病院の行事の打ち上げで先輩たちに言われたことは、「勉強が足りない」ということです。患者さんにとっては放射線技師が誰であろうと関係ない。10年やっている技師もまったくの新人技師も同じなんだ、ということ。同じお金を払っているんだから、少しでも近づけるように自分自身を磨きなさい、ということを言われました。
まったくそのとおりです。どの職場でも似たようなものだとは思いますが、新人はそこの仕組みやしきたり、その他色々とまずそこの職場の環境に慣れていくことが先決で、個人的な勉強をしていくのは正直キツいのではないかと思います。
しかし、そこに甘えていてはそれ以上のものは得られません。もっと色々なことが「できる」ようになっていきたいと思います。
8.8
このページにも、やっと画像(花火大会)がつきました。これで、まず一歩前進です。メインページにも背景(単純な壁紙ですが)がつき、少しずつホームページらしくなってきたかな、と思っています。
しかし、いきなりの掲示板閉鎖ということで正直あせってしまいましたが、サーバーを換えることでひとまず落ち着きました。無料の掲示板、というのはたくさんありますが、今使っているような面白い掲示板というのはなかなか無いものです。UICさんにはがんばってもらいたい、と思います。
昨日は病院の先輩の家に何人かで遊びに行き、夜遅くまで騒いでいたので今日は午後1時に目が覚める、という凄まじいことになっていました。休みでよかった・・・。また明日から仕事に戻ります。一年目ということで、大きな夏休みは取れないのでちょっとキツいのですが、無事にこの夏を乗り切りたいと思います。
8.5
先週は、自分で言うのも何ですが少しは撮影の技術が上がってきたかな、と思えるようになりました。とにかく最初の3ヶ月は職場が変わった(転職、といっていいのかな?)ため、札幌から埼玉へ、人間ドックから病院へ、初めての一人暮らし、個人プレーから集団での連携重視・・・と、あらゆることががらっと変わりました。
正直、つらいと思ったことはしょっちゅうというかほとんど毎日でした。失敗の繰り返し、なかなかひとつのことを覚えられないなど・・・。ただ、大きな目標を持ってこっちに来たのでそう簡単にはあきらめるわけにはいかないのです。
最近では、少しずつ病院の輪の中に入れてきているのではないか、と自分では思っています。でも、まだ5ヶ月目ですから当分は今の職場の仕組を十分に理解することが先決ですけどね。
7.31
実に久しぶりの更新となりました。この一週間は、我が放射線科の慰安旅行での宴会芸の準備に追われ、まったくホームページに手が付けられませんでした。これからは、少し余裕が出来るのでなるべく更新の機会を増やしたいと思っています。
ところで、「宴会芸」とはどんなものかというと、「24時間テレビ」のエンディングで出演者が大合唱する「サライ」を下半身裸で歌う、というかなりしょーも無い芸です。自慢ではないですが結構受けました。僕の歌よりもメイクや格好が受けたのだと思います。かなり、谷村新司のメイクは似ていたと思います。スキャナを購入したら、その写真(公開できる範囲に限りますが)もアップしたいと思っています。
肝心の仕事のほうはどうかというと、ほんの少しずつですが動けるようになってきたかな、というところでしょうか。まだまだ自分ひとりで判断することが出来ないのでひとつひとつ周りの人に確認を取りながら仕事をしている、という段階です。こういう状態で放射線の業務について語るのはおこがましいのですが、そうすることによって自分自身の向上に繋がると思っていますので、これからもよろしくお願いします。
7.23
今日は、ほとんど患者さんのところに機械を持っていって撮影する、という仕事に終始していました。「ポータブル撮影(ポーターと呼んでいます)」という仕事なのですが、とにかく暑い!僕たちは放射線を少しでも浴びないように鉛のエプロン(トランプの兵士を想像してください、あれが全部鉛なんです)を着用しています。重いし、暑いし・・・。この季節には一番しんどい仕事ですね。
今日は、ひとまず「カラオケの鬼」というコーナーも立ち上がって、まずまず更新できたかな、と思います。
7.22
ついにこのページもスタートを切ることになりました。背景とか、まったく無いので味気の無いものになってしまっていますが、徐々にそろえて行きたいと思います。よろしく。
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