As a Radiologist

〜病棟にて〜

病室から動けない患者さんたちの写真を撮りに、「ポータブル撮影」というものを行うのですが、そこへ行く途中でたくさんの人たちに出会います。診察を待つ患者さん、忙しそうに働く看護婦や事務職の方たち、医者や他のコ・メディカルスタッフ(臨床検査技師、ME(臨床工学技師)、など)のみなさん。そういった人たちを見ながら、病棟に向かいます。そういった、色々な人に会えるということでポータブルに行くのが好きだ、という技師もいます。僕も最初はあまり好きではなかったのですが、慣れてくるにつれてだんだんとポータブルが好きになってきました。

そして、患者さんの待つ病室にたどり着くわけですが、自分ひとりで何もかもこなすのはなかなか大変です。患者さん自身で動けない人が多いですから、当然技師が患者さんを持ち上げてその下にフィルムを差し込むことになります。それほど重くない人ならともかく、なかにはひとりではどうにもならないような患者さんもいます。そんな時(そうでない時にも)は看護婦さんと一緒に持ち上げてフィルムを差し込むことになります。

病院に勤めていない人は意外に思うかもしれませんが、他の職種とはなかなか交流の機会がないので、こういうのも悪くないかな、と思っています。ポータブル検査はレントゲンだけでなく、心電図検査や人工透析などもあるのでその気になれば色々な人たちと接することが出来ます(まだそんな余裕はないですけど・・・)。

この病院に来たとき、「看護婦さんとは仲良くしておいたほうがいいよ」といわれた意味がわかってきたような気がします。

2001.11.24


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