成瀬映画に登場する風景

NEW 2021.12.11

『銀座化粧』(1951年)A


銀座に続いて上野に出向く雪子(田中絹代)と京助(堀雄二)。
「東京国立博物館」。ここは『めし』『舞姫』にも登場するおなじみのロケ地。

   


雪子(田中絹代)と京助(堀雄二)が歩く「東京国立博物館」裏の道(台東区桜木1丁目)。JR鶯谷駅に近い。
寛永寺霊園の前。
ここは『あらくれ』にも登場するロケ地。さすがに成瀬監督は渋いロケ場所を選ぶ。

@映画では二人は並木道を手前に歩いて来る。桜らしい木々は今は無い。

 


A映画にも映っている現存の「厳有院殿(徳川家綱)霊廟勅額門」の前で会話する二人。
 数は少なくなったが石灯籠も映画に映っている。画面左奥=JR鶯谷駅。奥=スカイツリー

 


B京助(堀雄二)は前方の子供が転ぶのを見て、小走りで駆けて子供を起き上げる。それを見て微笑む雪子(田中絹代)。
 柵は「東京国立博物館」。画面奥の右カーブを先に行くと「寛永寺」方向。



  



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