順位 |
作品名 |
音楽担当
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一言コメント |
1位 |
「流れる」 |
斉藤一郎 |
タイトルの大川(隅田川)の流れの映像と マッチした音楽が心地よい |
2位 |
「女の中にいる他人」 |
林光 |
成瀬晩年のミステリー調の異色作だが、 美しい旋律の甘美な音楽。タイトルバック曲 の途中で終わるようなラストがいい |
3位 |
「秋立ちぬ」 |
斉藤一郎 |
マンドリンの音が、少年の寂しい心を 表現しているようでなんとも切ない音楽 |
4位 |
「鰯雲」 |
斉藤一郎 |
これもタイトルの夕暮れの鰯雲と見事に マッチしている |
5位 |
「夫婦」 |
斉藤一郎 |
いかにも成瀬作品調の音楽としか いいようがない。繊細で美しい旋律 |
6位 |
「娘・妻・母」 |
斉藤一郎 |
小津の「彼岸花」「秋日和」の音楽と比較 すると面白いかも。しかし特徴のない音楽 です。でもそこがいい |
7位 |
「乱れる」 |
斉藤一郎 |
旋律の中に挿入されるギターの音が いかにも60年代ぽい。「驟雨」などでは ピアノの音が挿入されている。 斉藤一郎音楽の特徴のよう |
8位 |
「まごころ」 |
服部正 |
明るい旋律の中に、わびしさも漂い 耳に残る音楽。作品の雰囲気ともあってる。 同じ石坂洋次郎原作、服部正音楽の「石中 先生行状記」の牧歌的な音楽も好き |
9位 |
「浮雲」 |
斉藤一郎 |
映画と同様、救いのない、エキゾチックな 感じのする悲しい旋律とリズム。 映画で泣けるのはあの旋律の効果も大きい。 やはりこの音楽が斉藤一郎の代表作か |
10位 |
「乱れ雲」 |
武満徹 |
「怪談」(小林正樹監督)など実験的な映画 音楽の方が有名な武満徹の映画音楽だが この音楽はひたすら美しい |