その他の好きな映画監督、作品


成瀬以外にも好きな映画監督はもちろん数多くいます。

<邦画>
黒澤明 *小津安二郎 *溝口健二 *山中貞雄*川島雄三 *市川崑
*増村保造*内田吐夢 *森田芳光*周防正行など他にも沢山

最近凝っているのは、清水宏(「有りがたうさん」(昭和11年)には感動!)や川島雄三です。
川島雄三の観ていない映画をもっと観たいものです。
これまで観た中では「貸間あり」と「洲崎パラダイス赤信号」の2本が最も気に入っています。
「幕末太陽伝」「しとやかな獣」「愛のお荷物」「とんかつ大将」あたりも好きですが。
何と成瀬、川島共同監督の「夜の流れ」(昭和35年 東宝)という作品もあります。
また、増村保造の「妻は告白する」(大映)がビデオ化することを望んでいます。
あの映画の若尾文子は「浮雲」のデコちゃんに匹敵する素晴らしさではないでしょうか。

増村作品では、他に黒シリーズ(「黒の報告書」「黒の試走車」「黒の超特急」)や
「陸軍中野学校」(雷蔵のスーツ姿は本当に美しい!雷蔵は時代劇より現代劇の方が
ずっと素敵だと思います)が好きです。
(NEW 追加)市川崑監督の東宝時代の作品が大好きです。特に、上原謙と杉葉子主演の
「結婚行進曲」(1951)はとても洒落た恋愛コメディです。はつらつとした杉葉子さんの
営業ウーマンぶりも魅力的で、なんといっても超早口なマシンガントークが凄い。
(今年の夏にご本人に聞いたところ!ストップウォッチで台詞の秒数を計られていたとのこと)
「愛人」(1953)は、菅井一郎、越路吹雪、三国連太郎はじめ、岡田茉莉子、有馬稲子、
伊藤雄之助が出演している作品で、これも洗練された演出が素晴らしい。
映画監督役の菅井一郎と妻の越路吹雪の娘である岡田茉莉子と有馬稲子も本当に
綺麗でチャーミングです。玉井正夫撮影のソフトなモノクロ映像もしびれます。
その他にもこの時代にはシュールなギャグ満載の「青春銭形平次」(1953)、
小林桂樹主演のサラリーマンもの「ラッキーさん」(1952)、有名な「プーサン」(1953)
など傑作が勢揃いしています。未見の「恋人」(1951新東宝)も観たいものです。
市川崑監督の東宝時代作品集を特集上映かスカパーあたりで放送してほしい!!


<洋画>
*ビリー・ワイルダー *フランク・キャプラ *エルンスト・ルビッチ
*ルイ・マル *アルフレッド・ヒッチコック *シドニー・ルメット
*アンリ・ジョルジュ・クルーゾー など

ちなみに学生時代は*フェリーニ *ビスコンティ *ベルイマン *ゴダール *トリュフォーなどを
よく観ましたが。

作品はそれこそ山のようにあるので(やはり古い映画が圧倒的に多いですが)
今後好きな作品をアットランダムに書いていこうと思います


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