あおぞら天使ちゃんへ


小さな小さなあなたがお空に行ってしまってから、どれくらいたったのかな・・・
あの日と同じ青い空を見上げては、いつもあなたのことを思い出しています。
どこまでも続く青い空。
きっと、あなたのいるところまでつながっているのでしょう。

あなたは短い間だったけどいろんなものをプレゼントしてくれました。

もともとよわい卵だったあなたが、頑張って私のおなかに宿ってくれたのは、
きっと、不妊症で悩んでいた私に「がんばって!!赤ちゃんできるんだよ。」って
教えにきてくれたのかな、なんて思っています。

ちょっとの間だったけど、お母さんになる喜びも教えてくれたよ。
つわりが嫌だ〜!なんてたくさん言ってたけど、
今思い出してみると、あなたがおなかで生きていた証みたいなものだったのにね。
今度、あなたが帰ってきたら、もう、文句は言わないよ。(*^-^*)

そしてあなたから命の大切さという何よりも大事なことを教わりました。
世の中には、せっかく生まれてきたのに悲しい目に合って
お空に帰っていかなければならなくなった人たちがいます。
今までは、そんな暗い話題から目をそらし、耳をふさいで知らん顔をしてきました。
でも、これからは強い心で下ばかり見ないで、上をむいて歩いていきたい。
私一人には何も出来ないかもしれないけれど、せめて心にとどめておいて、
わたしの愛する人たちを守っていきたい・・・

あなたがおなかに来る前、たくさん、不安なことがあったんだ。
子供が苦手な私に、子供をきちんと育てていけるんだろうか?
怒ってばかりになっちゃううかも・・・
何よりも、『本当に愛してあげられるんだろうか?』って不安だったの。

でも、あなたの命が宿って、そして青空に帰ってしまって、はじめて気がついた。
短い間だったけど、ちょっとしか一緒にいられなかったけど、
私は、ママはあなたのことを本当に愛していたんだなぁ、って。
そのことに気がつくのに、あなたの命と引き換えでは、代償が大きすぎます・・・
あなたがいなくなってとってもとっても寂しいです。
心に、ぽっかりと、穴があいたみたい。
どうやったら、この穴をうめることが出来るんだろう?

今頃どうしていますか?

青空の向こう側からこっちを見てくれているのかな?
これからいっぱい、いろいろなことをお話してあげようと思ってたのに・・・
パパやママの顔、おじいちゃん、おばあちゃんの顔を見せてあげたかったよ。

青空を見上げても泣かない日が来たら、
笑って見上げることが出来るようになったら、
ママのところに帰ってきてくれるかな・・・
ずっと待っているから、いつか順番がきたらママのおなかに帰ってきてね。

そしたらいっぱい、お話しようね☆