触って観察するとは!?

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 京都大学総合博物館で、8月5日から9日まで、「夏休み学習教室 体験EXPO 2009'夏」が行われました。プログラムは次の15です。

1 火山の不思議を実験でさぐろう
 食料品や入浴剤を使って、簡単な実験で火山の大規模な現象の物理過程を再現してみましょう。しっかり観察し、推理しながら実験し、火山現象を理解することで、自然のしくみを明らかにする自然科学の楽しさを体感しましょう。
2 タネデザイナーになろう!
 植物は一度根を下ろした場所から自分では動くことはできません。でも、タネはできるだけ遠くへ運びたい!タネを遠くへ運ぶためには、タネをどのような形にしたらいいのでしょうか?この講座では、みんなでタネのかたちを決めるデザイナーになりましょう。
3 洞窟の化石を調べよう
 洞窟からはいろいろな動物の骨の化石が見つかります。2万年前に洞窟にたまった土砂から化石を拾い出し種類を決めましょう。それをもとに、2万年前に洞窟やそのまわりにどんな動物がすんでいたのか推理しましょう!
4 電子顕微鏡で星の砂を調べよう
 星の砂を含む砂の中からいろんな生き物の殻を探し出して光学顕微鏡と電子顕微鏡を使って観察しましょう。普段見慣れた海岸の砂の中に思いがけない小さな生き物の世界が広がっていることがわかります。
5 三葉虫を調べよう
 何億年も前に絶滅した生物「三葉虫」をみんなの力で復元しましょう。
6 これで君もミニ水溶液博士だ!
 ホットケーキの色が変わる?マイクロスケールというミニの実験器具を使った実験方法で、身の回りにある水溶液を科学します。あら不思議!自分の中の『なぜ?』が『なるほど!』に変わっていく頃には、ミニ水溶液博士の誕生です!
7 トカゲとヘビはどこがちがう?
 ヘビはトカゲの中から進化してきました。トカゲとヘビの標本を見ながら、そのちがいを見つけましょう!ヘビトカゲなどのめずらしいハチュウ類の標本もお見せします。
8 DNAを抽出しよう
 ワンちゃんたちの性格は、どうして個体ごとに違うのでしょう。性格には環境の影響もありますが、遺伝子の影響も少なくありません。あなたの愛犬または愛猫の、性格と遺伝子型との関連性を調べませんか。実験では、質問票による性格評定とDNA抽出を行います。毛根のついた毛5本程度をティッシュで包むかビニール袋に入れて持ってきてください。
9 ふみふみ版画を作ろう
 博物館内で発見した面白いかたちを記憶して、そのシルエットを描き、紙の版を作ります。そして、版画を刷るバレンのかわりに参加者みんなの足ふみで、大きな版画を完成させます。まるで博物館の標本をとるような体験をしよう。
10 古典どっぷり・語りで遊ぼう
  日本の古典には世界的な名作がいっぱい。源氏物語や平家物語は京都のそこここの数百年前の実際の歴史そのもの。身の回りから遠くなってしまった三味線や小唄は美の宝庫です。さぁ、大きな声で古典の一節を語ってみよう。覚えてみよう。日本語の美しい言葉を身体で感じて心の中の暖かい宝物としませんか。
11 I-cubeで遊ぼう
  変わった形の多面体の工作をしましょう。最初は変な形に見えるけど、遊んでいるうちに、とても綺麗な形だと分かってきます。
12 望遠鏡を作って星や月を観察しよう+大人のための学習教室「貝体新書」
  自分で組み立てた望遠鏡で月を観察します。クレーターも良く見えます。天候条件が良ければ火星も観察できるかもしれません。とっても楽しい川上先生とお話ししながら、月や太陽系惑星のことも学べます。
  保護者のかたは二枚貝についての学習教室「貝体新書」を別室で。記憶をたどりながらワイワイガヤガヤ、楽しく推理していくと、あなたは貝博士に!?楽しく時間を過ごしているうちに、いつの間にか二枚貝のことがわかってしまう、不思議な教室です。
13 手作りピンホールカメラで写真を撮ろう
  自分たちでピンホールカメラを手作りし、撮影から写真の仕上げまでを体験してみませんか?写真の原理を勉強し、その原理に基づいたカメラを作り、写真を撮影します。今使われているディジタルカメラも原理は同じです。
14 触って観察するとは!?
  貝は見て美しいですが、触ってもその多様さに心動かされます。まずは触察で分類し、何がわかるか考えましょう。
15 本物の標本を触ってみよう!
  化石・鉱物・植物・動物などの標本を使って、楽しく分かりやすくお話してくれます。とにかく本物の標本をたくさん触って、自分の手の感触で確かめてみて!

 内容は多彩で、私などはほとんどすべてに参加してみたくなるほどです。

 今回私はこの中の「触って観察するとは!?」の講師を担当させてもらいました。貝を使って、触って観察するとはどういうことなのか、子どもたちに体験してもらおうというワークショップです。
 参加者は、小学4年生から中学生2年生まで(大部分は小学生)の10組、約20人でした。また、館長の大野先生はじめ数人のスタッフもいっしょに支えてくれました。

 以下、ワークショップの内容を簡単に紹介します。

1 触って知る、触って観察するとは
◆私の紹介
 小さいころからほとんど見えなかった(光の明暗程度の記憶はある)
 6歳までは近所の子どもたちと遊んで過ごした。触って確かめ知ることが普通のやり方。見様見真似ができないので、釘を打ったり抜いたり、のこぎりで切ったりなど、ほとんど自己流でいろいろと試していた。
 ただ触っただけの情報では不十分なことが多いので、自然に、触った情報+頭で考える・想像するようになったのかもしれない。

◆目では見えるが、手では触れないものまたは触っても分からないもの
 参加者の答え:色、文字、写真、印刷物、体重など計器に示されている数値
 私からの補足:星や月、炎
  *炎について:熱さはわかるが、炎の形や動きは分からない。私はマッチを小さいころから使っていたが、マッチを横や下に向けて摩るとすぐ手元が熱くなるが、その理由は分からなかった。たぶん無意識にマッチの先が向いている方向に当然炎も向いているのだろうと思っていたのではないか。マッチの方向に関係なく炎はいつも上に向うということに気付いたのは、小学のだいぶ後になってから。炎がいつも上に向うということは、見える人たちにはあまりにも当り前で、それをはっきりと見えない人に説明しなければとはほとんど思わないのではないか。

◆触って分かるが、目で見ては分からないもの
 参加者の答え:温度
 私からの補足:重さ、内部の様子
  *内部の様子は、視覚では分からないが触覚では分かる性質として重要。(今回の貝は、残念ながら表面が硬いので、触って内部の様子までは分からない)
   体験:硬貨の上にハンカチを被せて触ってみる。

◆触覚の特徴
 触っている部分・所しか分からない。手を動かしてはじめて全体が分かる。
 体験:鉛筆を机の上において、目をつぶって触ってみる。初めはなにか硬い物に触るだけ。両手を両側に動かしていくとなにか棒らしいことが分かり、触感や形から鉛筆らしいことが分かる。

◆触る方法
 まず全体をゆっくりなぞるように触る。(できればそのイメージを頭に入れる。各部分部分はその後で詳しく触る。
 できるだけ力を加えないで、ふれるように触る。力を入れてみたり触る方向を変えてみたりなど、いろいろな触り方はその後で。
 自分で触る。別の人に自分の手を誘動されながら触らせられるよりも、自分の意志で手を動かして触る方がずっとよく分かる。

 体験:視覚を使わない状態で、点図を触る
    あげはちょうの同じ図を上下に描いたもの(上は面的に、下は輪郭線で描いたもの)。左右対称の図なので、両手で触るととても分かりやすくなる。

◆手を道具として使う
 手は、触って知るための器官であるとともに、作業もする。手で紙を切る、長さを測るなど。親指と中指などをいっぱいに広げた時の長さを知っておくと、長さを手で測る時の基準として便利。
 触覚と手による作業はセットになっている。


2 貝の観察
◆参加者に知っている貝をあげてもらう
 オウムガイ・アサリ・シジミ・アワビ・ホタテ・サザエ・マドガイ・サクラガイ

 目と手を使って、二枚貝と巻貝を観察する。できるだけ手で触って得られることを頼りにする。
 二枚貝:殻が2枚
 巻貝:殻は1枚。巻いている。
 アワビは二枚貝か巻貝か:殻は1枚。巻き初めの位置を触って確認できる。(殻の縁に並ぶ穴も確認してほしい)

◆準備した貝
 二枚貝:ハマグリ、ヒメヒオウギ、キヌタアゲマキ、リュウキュウアオイ
 巻貝:イトマキボラ、キリガイ、ギンタカハマ、クモガイ、クルマガイ、シマガンゼキボラ、トウコオロギ、ホカケソデ、ホシダカラ、アンボンクロザメ、ウズラミヤシロガイ、ダルマカンムリボラ、マレーマイマイ(右巻と左巻)
 これらを、1組に1セットずつ配る。

◆二枚貝の観察
●ハマグリ
 殻頂の確認。殻頂は、二枚貝でも巻貝でも、貝を触察するときのポイント。殻頂の部分から成長が始まり、すでにある殻の縁に順に継ぎ足すようにしながら、相似形に成長していく。
 前後の確認:殻頂の前の窪みで貝の前後を判断
 成長線の確認。殻表に扇形にカーブした線が数本触って確認できる。
  参加者からの質問:成長線は年輪ですか。
  私の答え:年輪というのは間違いです。温度など季節の変化をはじめ、環境の変化が表われたものです。
  大野先生からの補足:ハマグリのような潮間帯(潮の満干に直接曝される浜)に生息する貝では、干潮になって海水がなくなると成長が止まって成長線ができる。また、捕獲されるなど外部からの危険によっても成長線ができる。
  *私の成長線についての説明はあまり明晰ではないので、後で次のように考えました。二枚貝では、殻を閉じている時は成長できず、その時の状態が窪みとなって成長線として表われる。殻を開けている時は、分泌物を殻の縁に継ぎ足していって殻が成長できる。成長線がどんな時にできるかは、貝がどんな時に殻を閉じるだろうかと考えれば良い。干上がっている時期、敵に捕食されそうになっている時、台風などで海が荒れている時、生殖時期、夏の高温時や冬の低温時など。実際に触って観察できるのは、ホタテガイの季節変化を反映した成長線のような強い成長線だけで、潮の満干を反映した日日の成長など弱い成長線はほとんど分からない。

●ヒメヒオウギ
 縦の線(放射肋)の確認:種類ごとに放射肋の数はだいたい決まっている。ヒメヒオウギは、23、24本。参考のためにアカガイも回す(放射肋は40本以上。殻表にみられる毛にも注目)。(今回は回覧しなかったが、ツキガイのように、放射肋と成長肋が交差して網目状の模様になっているのもある。)
 足糸の出口の確認:右殻の殻頂部の前に切れ込みがあり、ここから足糸が出る。大野先生が足糸のサンプルを提供(はじめは1本の太い紐だが、先のほうは細いふさふさした多数の毛のようなものに分かれている)。二枚貝には、足糸で岩などに固着するもののほか、カキなどのようにセメント質で岩にしっかりくっついているもの、ハマグリのように砂や泥の中に潜っているものがある。中には、岩などに穴を開けて潜行するものもある。

●キヌタアゲマキ
 ハマグリを基本形としたときの形を確認:前後に長く伸ばした形。殻の前後は空いている。
 滑りの方向を確認:殻表には斜めの線が数本はしっているが、殻を縦にして指をゆっくり滑らしてみると、滑らかに動く方向とひっかかる方向とがあることに気付く。滑らかに動く方向を下にして砂中に潜る。

●リュウキュウアオイ
 ハマグリを基本形としたときの形:前後に強く圧縮し左右に引き伸ばした形。参考のために、もっと変形がはげしくないハートガイも回す。
 周りはぎざぎざしていて、やや滑かでふくらみの弱い面と、放射状や同心円状の線が入っていてふくらみの強い面がある。ふくらみの弱い面は薄く半透明で光を通し、この面を上にして光を受ける。この光を利用して、貝殻の中に藻が共生している。しかも貝殻の中の空洞はレンズ状になっていて、光をより集めやすくなっている。
 (参考の資料のヒレジャコガイにも藻が共生しているが、この場合は腹側を上にして殻を開いて光を受けている。なお、ヒレジャコガイには、足糸の出る大きな長楕円形の穴もある。)

◆巻貝の観察
 配った巻貝のうち、ホシダカラは本当に巻いているのかどうかはっきりしないし、巻き初めの位置は触ってはまったく分からない。巻貝であるかどうかを確かめるために、切断して横断面を用意する(ただし、ルーターを使ったため中心部までは届かずきれいな横断面にはならなかった)。これで軸を中心に巻いていることは分かる。巻き初めの位置は中の殻のふくらんでいるほうだとは想像はできるがはっきりしないので、そのうち縦断面も作りたい。(きれいな横断面としてマガキガイの横断面も用意)

●巻貝の分類
 触って分かる特徴で各自巻貝を分類してみる。
・その結果の例
 トゲトゲのあるものと、ないもの
 トゲトゲのあるもの、サラサラしたもの、ツルツルしたもの
 貝の入口が狭いものと、ひろがっているもの
 重いものと、軽いもの
 円錐形のもの、丸っぽいもの
 *形よりも触感による分類が多かった。トゲトゲやサラサラとして分類されるものにかなりばらつきがあった。

●イトマキボラ
 巻貝の観察でも、巻き初めの位置、殻頂をまず確認する。比較するときは、巻き初めの位置、螺塔を上にし、殻の口の開いている方を手前側にすると良い。
 イトマキボラは、螺塔と下に長く伸びる水管溝が一直線になっていて、全体として紡錘形。また、螺旋状に出っ張り(これを多くの人はトゲトゲとしていた)が1巻き当たりほぼ9個の割で規則的に並んでいる(この出っ張りを縦に触ると、ほぼ一直線状に並んでいる。)殻の内側には細い横線が密に並んでいる。

●キリガイ
 錐のようにとがった形。巻き数が約40回ほどで非常に多い。

●ギンタカハマとクルマガイ
 ともに全体として円錐形(クルマガイのほうがやや平べったい)。側面は凹凸が少なくて巻いていることを触って確認するには注意を要するが、底面部にある管状の穴とともに観察すれば、管状のものが巻いているだろうことが想像される。

●アンボンクロザメとダルマカンムリボラ
 これも円錐形で、形の上では一見上のギンタカハマなどと同じように思いそうだが、巻き初めの位置がギンタカハマやクルマガイは円錐の頂点にあるのにたいし、アンボンクロザメとダルマカンムリでは底面部の中央に巻き初めがある。すなわち、円錐形を逆さにした形になっている。

●シマガンゼキボラとダルマカンムリボラ
 これらは、触った感じはトゲトゲがあちこちにあるように感じる。しかし一見ばらばらでごちゃごちゃしているようでも、よく観察すると規則性があることが多い。シマガンゼキの場合は、多数の横線とともに、その上にほぼ等間隔に7、8本くらいの太い縦線があり、トゲトゲはほぼその縦線上に並んでいる。ダルマカンムリでは、細かい横線が密にはしっており、トゲトゲは、かなり飛び飛びだがだいたい螺旋状に位置している。
 参考のためにガンゼキバショウを見せる。これでは、120度の間隔で薄い膜のようなのが縦にはしっている(ホネガイも同様)。

●クモガイとホカケソデ
 クモガイの長い突起は、水溝もふくめて、7本ないし6本。この形を触ってクモと想像できるかどうかは疑問(参考のためにフシデサソリガイも回す)。
 ホカケソデは、殻口が外側に少し開いている。
 クモガイの突起をすべて取り去った形を想像してみると、ほとんどホカケソデと同じ形になる。余分なものを取り去ってみると、類似性がよく分かることがある。これら2種は、いずれも同じソデガイ類の仲間。大野先生によると、クモガイの幼貝はほとんど突起がなく別種の貝に見えるという。
 また、クモガイにもホカケソデにも、水管溝の隣りの殻の縁に深い切れ込みがある。ここから目を出しているという。

●ホシダカラ
 タカラガイ類は、殻の表面もとてもツルツルしている。普通は殻の内側だけがツルツルしている(クモガイは内側ばかりでなく外側にもツルツルが広がっている)。タカラガイ類は、殻の外側が外套膜に包まれているために、殻表がツルツルになっているという。
 殻の口は狭く、細長く湾曲した溝状になっていて、両側には歯のようにギザギザが刻まれている(防御になっているかも)。

●ウズラミヤシロガイ
 大きさの割にとても軽い。軽いのは殻が薄いため。全体の形は球形で、殻の口が大きく開いている。(持った時の重い・軽いという感覚は、もちろんその物の重量にもよるが、大きさにたいする重さの割合=密度もかなり影響する。)
 親指と人差し指で殻の表と裏をはさむようにして触ると、横にはしる凹凸の線が表と裏できれいに対応していることがよく分かる。(表と裏を同時に観察できることが、触覚の特徴の一つ。)

●マレーマイマイ(右巻と左巻)
 触って観察するのには少し小さくて、巻き方の違いを触ってすぐに識別するのはかなり難しい。
 しかし、巻き初めの位置・螺塔を上にして、殻の開いた口のほうを自分のお腹側にすれば、かならず、右巻の場合は殻の口が右側に、左巻の場合は殻の口が左側になる。同様のやり方を他の巻貝でもためしてみると、すべて殻の口が右側になり、右巻であることが分かる。


3 おわりに
 子どもたちを対象にしたこのようなワークショップを担当したのは初めてでした。3時間でしたが、その時間内にいろいろな内容を詰めすぎて、どれも中身が中途半端になってしまいました。また、言葉の使い方や説明の仕方でもしばしばつまずきました。
 私としては、次のようなことをとくに伝えたかったです。
 触って観察するためには、触っただけで得られる情報が少ないからでしょうが、想像し考えることがとても重要です。想像したり推理することは視覚中心の普通の観察でももちろん大切なことですが、触覚中心の観察ではなおさら重要になります。
 触ってまず分かるのは触れている部分だけです。触って観察するには、部分から全体を頭の中でつなげ、また詳しく各部分部分の様子や配置や関係を何度もゆっくり考えながら触り直すことが必要です。このような過程でいろいろなことに気付くこともよくあります。
 複雑な物を触ると、ただごちゃごちゃしている、でこぼこしているといった感じしか受けないことがあります。でも、ほとんどの場合、そういう物にも何らかの規則性があります。何かの規則を見出そうとしながら触ってください。
 触って十分に観察できるようになるためには、手の動きをうまく微妙にコントロールできなければなりません。観察のためには手は本当に大切です。
 触覚には、重さを知るとか表と裏を同時に触るとか、視覚ではできないこともあります。普通の観察にも、視覚以外の感覚も合せて使うようにしてほしいです。

 同じような機会がまたもしありましたら、もっと内容をしぼって丁寧にしたいと思っています。

 参加してくださった子どもたちと保護者の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

(2009年8月16日)