【第34回 東浦マラソン大会 2008年12月21日】

10km 公認コース

 10月からフルマラソンを目指して練習を開始した。最初のマラソンを東浦マラソンの10kmにエントリーした。しかし、11月後半に右足大腿部に肉離れ(軽症)を起こした。全治2週間のところを最初は筋肉痛と思っていたので3,4日経って痛みがなくなると走っては痛くなりの繰り返しでほとんど走れない日々が続いていた。ようやく筋肉痛とは違うな、ということに気づいて肉離れであることを理解したが、軽症は全治2週間ということで、この大会が出られるか不安だった。6日ほど走らない日が続いてかなり忍耐を必要とする期間が続いたが、大会出場の2日前となる金曜日にまずおそるおそる500mほど走ってみた。少し痛むようで微妙。出場の判断を翌土曜日に判断することにする。
 土曜日の夜に走る。ここで痛くて走れないようであれば、マラソン大会出場はあきらめようと思っていた。2、3kmほど走る予定だったが、走り出してみるととても調子がよく、右足の痛みもほとんど感じないようだ。そのまま5km走った。走り終わった後はすぐにアイシングをして消炎鎮痛剤を塗る。
「よしっ」と思う。明日マラソンに出てみよう。さすがに久しぶりに走るので持久力が衰えているが、10km走る分には問題なかろう。

 マラソン開催日当日。朝5時15分ごろ起きる。食事をしてから、肉離れをしている右大腿部に消炎鎮痛剤を塗りテーピングを施す。さらに念入りに昔痛めてからは再発していないが、万一を考えて左足底のテーピングをしておく。
アンダーウェアは脚をサポートするロングタイツ(膝を少しでも固定する目的)にナイキのランパン。
ランニングシャツはナイキの半袖と長袖シャツの2種類用意したが、大会では長袖にした。
シューズは最近お気に入りのアシックスの「ゲルライトスピード2」。
これにウインドブレーカーをして、車の鍵などを入れるためにアームポーチをつけて出かける。貴重品は免許証と3000円。そして家の鍵だけを持ってきていたが、これらはアームポーチに入れて走った。

 受付が7時30分から8時30分までなので少し早めに7時10分ごろ第一駐車場についたが、車はすでに7割ほど埋まっていた。本日の天気予報は午前中の降水確率が40%で、午後から70%ほどになるということだったが、まだ晴れ間が出ていたのでラッキーだった。誰かものすごく行いのいい人がいるか、強烈な晴れ男か晴れ女がいるに違いない。
 受付をして、ゼッケンと参加賞をもらう。参加賞はスポーツドリンクと「2008 HIGASHIURA MARATHON」のマークが入ったタオル、手袋などが入っている。ゼッケンは腹側と背中用の2つある。ひとつには自動計測用チップが後ろに付けられていて、これが腹側になるようにつける(背中側になると自動計測がうまくいかないことがあるため)。

 8時半頃、中日新聞社のヘリがやってきて、グラウンドのあたりにパラシュートつきの花束を投下する。そのあとで開会式が始まるわけであるが、マラソンランナーの大南博美(姉)・敬美(妹)が挨拶する。非常に控えめで丁寧なコメントをされる方でたいへん好感がもてる。走っているときの勝負師の姿しかみたことがなかったが、こうしてみると優しい性格なんだろうなぁということがありありとわかる。本日は、敬美さんが子ども達と走り、博美さんのほうが10kmにエントリーして僕らと一緒に走る。
 開会式は遠来賞として、東は北海道からきた人と、西は広島から来た人を舞台によんで、記念品を渡していた。さらに、3kmの部にエントリーしている82歳になる人と、10kmでは77歳になる人が特別賞として表彰されていた。

 この大会は10kmの部で1196人のエントリーがある。他には、2km、3km、ジョギング2kmの部があり、こちらは小中学生がほとんどである。エントリー数をみると小中学生だけで2000人弱はきているようで賑やかだ。
 10kmの部は9時35分に出発するのであるが、さすがにすごい列だ。僕は長蛇の列となっているトイレにいっていたこともあり、スタートラインについたときには、真ん中よりも後方にいた。並んでいる間とてもワクワクしていた。

 スタート!

 前の選手達がダーっと走っていく姿がみえる。僕らは少しして動き出すまで待っている。動き出してからも密集状態でノロノロ進む。スタートラインのところで、ランニングウォッチの計測を始める。
 まず最初の1kmほどはすごい密集でなかなか前に出ることもままならない。このころまで脚の調子をうかがっていたが、ほとんど気にならないくらいの違和感しか感じない。特に問題なさそうである。1km過ぎからノロノロのペースから抜け出し、自分が普段しているジョグのペースまであげるが、どんどん人を抜いていく感じだ。逆に後半撃沈するオーバーペースなのか、となんだか不安になってきたが、僕の身体はとても軽いので自分は自分のペースでいく。公園内を走っていると先頭集団とすれ違う。先頭集団はとても早い。30分前半で走る人たちはあのペースで押していくのか〜と思うと、僕らとは世界の違いを感じた。
 
 公園内では最初ゆるい下りになるが、帰りにここを登るのはつらそうなのでここに入るまでに余力が必要かな、などと考えながら走る。公園内の道はカーブが多いが走りやすく、少しずつ人を抜きながら一般道路に出る。一般道路に出たばかりの箇所は、車道に出るのではなく少し広めの歩道を走らさせる。ここでは、正直言って前の人を抜きにくい。少しすると車道を走れるようになる。ここからアップダウンが何度かくる。コースは感覚的に登っているか下っているかのようで、それほどフラットではないが僕はそもそも登山が趣味であるせいか、登りが嫌いではない。
 さて見通しがよいところで先頭方面をみると、もうずっと先まで人がいる。「すごいなぁ」と思いながらもイーブンペースを維持していく。沿道に人がたまにいて、声をかけてくれるのが嬉しい。中間点を折り返してきた先頭集団とすれ違う。彼らは本当に早くて、すごいとしかいいようがない。先頭集団から遅れてはいるが、50台か60台と思われる人もいい位置で頑張っているし、女性ランナーの先頭も早い。

 そのまましばらく走って中間点で折り返す。みんなが手元のラップをとっていたので、僕もラップを刻む。そして5kmの時計をみると24分17秒である。
 「ブッ」と吹きそうになった。なんだこの遅いペースは!これを見た瞬間、ペースをあげることにした。
 この大会はスタートしてからゴールするまでに途中のキロ表示がないのでペースを掴みづらい。しかしマラソン大会のいいところは前に走っている人などでいいペースで走っている人を当てにすることができる点だ。主催者側の「伴走」というゼッケンをつけて、「ファイト」などと掛け声をかけている女性ランナーについていくことにした。やはり大会側が用意している人だけあって実力があるのだろう。選手をぬきつつ、「ファイト」と声をかけながらとてもいいペースで余力をもって走っている。そのペースでも結構しんどいとは思わなかったし、沿道の声援に手を上げてこたえる余裕もあった。そのまま「伴走」の女性に4キロほどついていったが、とうとう最後の坂で離されてしまった。やはり練習不足もあって最後の1キロはしんどかった。
 上り坂をかけあがり、最後の直線はビルドアップをして駆け抜け、気持ちよくゴールする。手元の時計では46分08秒である。中間点からは21分51秒で押すことができたので嬉しかった。

 ゴールしてスポーツドリンクが配られているのでもらうが甘いと感じる。「マラソンで給水するときにスポーツドリンクをそのまま飲むと甘い」ということは聞いていたが、実体験したのははじめてだった。疲労のためか軽い胃のムカムカを感じたので無料のトン汁はもらわなかった。

 記録証はすぐに発行してくれる。プリンタにつながったパソコンが8台くらい用意されており、受付の人はこちらのゼッケン番号を確認して入力すると自動的に僕の名前、ゼッケン番号と時間、順位が印刷される。なお、順位はネット(スタートラインからゴールまでの記録)ではなく、グロス(スタートが切られたときから計測される。このため後方に並んでいる人はスタートラインまでにたどりつく時間も含まれている)である。

【記録証の表記】
記録(グロス) 0:46:33(手元の時計では46:08)
順位       102位

 ネットで大会の結果が検索できるが、そこでは
記録(グロス) 0:46:33
種目別順位  378/997位
となっていた。よくわからないが、記録証の順位は30歳台の記録なのかな???

 コースも走りやすくて、運営もしっかりしていると感じさせる大会であり、走っていてとても楽しく感じられる大会だった。ただもっと記録は縮められることは明白で、次回、故障のない状態のときに、そして自分の限界まで走りきったなぁという感じで記録をみてみたい。

以下に大会のレポート・評価が見れます。みなさん、コースのアップダウンについてやたら書かれていますね。それほどきついとは思わなかったけど・・・他の大会に出たことがないので比較ができないなぁ。
http://runnet.jp/report/race.do?raceId=7428


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