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(2)脈絡膜悪性黒色腫とは


脈絡膜悪性黒色腫はぶどう膜(脈絡膜、毛様体、虹彩)に存在するメラノサイトから発生する悪性腫瘍の中でも頻度が高く、日本人ではまれな疾患であるが、白人種では頻度も悪性度も高い。
『脈絡膜循環と眼底疾患』(医学書院)では
日本人:250万人に1人 (100万人に0.4人)
白人種:250万人に15人 (100万人に6人)
(尚、参考文献によってはその数値は異なり、日本人の場合で400万人に1人としているものも有るが、日本人にとって極めて稀な疾患である事では共通している)

また、脈絡膜悪性黒色腫は中高年に多い疾患であり、高齢化社会になるにつれ、日本でも増加する可能性がある。

脈絡膜悪性黒色腫の発育経過 (模式図)
脈絡膜に腫瘍が出来る
脈絡膜一杯に成長する
ブルッフ膜を突き破り、網膜を剥離し、隆起させる
網膜を突き破り、硝子体へ増殖


Index (1)眼の構造 (3)診断
(4)どの様な治療法があるか (5)治療後 (6)参考文献