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(5)治療後


@転移
長年を経て、遠隔転移することがある。
10年以上経過して転移が見つかる事も少なく無く、20-30年後に転移、再発も散見される。
転移する可能性が高い順に肝臓,肺,骨,脳であり、経過観察を続ける必要がある。

<転移する割合>
・肝臓:46〜56%
・皮下組織:9〜24%
・肺:7〜17%
・骨:3〜7%
・中枢神経:2〜3%

尚、日本人の場合は肝臓への転移が90%で、肝臓への転移後の平均余命は7ヵ月である。 <参考文献 : 見た目が大事!眼腫瘍

また、診断時の腫瘍の厚みによって転移する可能性の目安が分かる。
データによれば、10年以内に転移する可能性は腫瘍の高さが1mm高くなる毎に6%上昇する。
すなわち、
  
転移する可能性[%]腫瘍の厚み[mm]×6

近年、遺伝子や染色体の違いにより転移のリスクが異なる事が確認されてきており、研究が進められている。

A生存率
一番気になるところだが、参考にした文献には記載されていない場合が多く、又記載されていてもその表現が様々である為、ここでは、記載があったものについて全て記す。

<参考文献 : がん 自分で選び、決定するために>
眼球摘出後の5年後の生存率は50〜60%である。

<参考文献 : 眼科 2000 vol.42 No.4>
脈絡膜・毛様体悪性黒色腫患者(33例)の眼球摘出後の累計生存率
5年生存率 : 81.8%
10年生存率 : 75.8%

<参考文献 : 見た目が大事!眼腫瘍
10年生存率 : 50〜80%

悪性黒色腫(中腫瘍)患者の5年生存率
陽子線治療患者 : 93.3%
眼球摘出患者 : 82.1%
Index (1)眼の構造 (2)脈絡膜悪性黒色腫とは
(3)診断 (4)どの様な治療法があるか (6)参考文献