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データを読む(厚生労働省データベースより)

のっけから、暗い話しでスミマセン。
しかし、人は必ず死ぬ。
「人類誕生以来、死亡率は100%である」という話もあるくらいだ。
では何故、人は死ぬのか。
そんな疑問がフッと浮かんだ折り、インターネットで厚生労働省のデータベースを見つけた。
このデータ(平成10年度)によると、人が死ぬ原因は次の通りである。

1位 新生物(ガン) 272,447人:31.2%)
2位 心疾患 143,120人:15.3%)
3位 脳血管疾患 143,120人:15.3%)
4位 呼吸器系疾患 124,551人:13.3%)
5位 消化器系疾患 37,065人:4.0%)

分類の仕方にもよるが、いずれにしても、3人に1人はガンで死ぬらしい。
ガンで死ぬのは今日では普通の事で、もはや人はガンで死ぬべきであり、ガン以外で死んだりすると「えっ、どうして?」と言われたりするのだ。(ウソです)
とにかく、人は何らかの病気によって死ぬらしく、死因全体の87.9%が病気である(上位5つまでだけでも78.5%もある)。

それでは、病気以外では何が原因か。
データを調べてみると、なんと、自殺(31,755人)が1位ではないか。
死因全体でも5位の消化器系疾患に次いで6位である。
交通事故死(13,464人)よりも断然、多いのだ。

日頃、「秋の全国交通安全運動週間」や、あるいは芸能人が1日警察署長をやったりと、交通安全については色々とアピールされているが、自殺については何も行われていない。
「シートベルトを締めましょう」とのんきに言っている場合ではないのだ。
そう言っている間に、1日87人の人がどこかで自ら命を絶っているのである。
今からでも遅くはない、「秋の全国自殺防止週間」を開催し、緑の腕章を付けビルの屋上で自殺防止を訴えるべきである。
それは冗談としても、少なくとも10代の死因の2位は自殺なのであるから、学校で自殺防止をもっと真剣に取り組むべきであると思う。

では何故、人は自殺をするのか。
これはデータから読み取ることは出来なかったので、私の逞しい想像力を少し働かせてみた。
私の想像では恐らく、 バブル崩壊による不景気で、中小企業経営者やあるいはリストラされたお父さんたちが追いつめられ、自殺することにより入ってくる保険金により借金を返済し、あるいは、家族への今後の糧にするという、最悪の道を選んでしまったのだろう。
(事実、生命保険のCMで死ぬのは必ずお父さんである)
そう、自殺は女性よりも男性の方が圧倒的に多いのだ。

自殺に限らず、ほとんどの死因において、女性の方が男性よりも少ない。
「おいおい、だったら、女はいつ死ぬんだ?」という超えが聞こえてきそうだが、では女性は何が原因で死ぬのか。
それは「老衰」である。
そう、女たちは死ぬまで死なないのだ!
つまり、女性とは決してか弱い者ではなく、男の方が繊細で弱い生き物なのである。
こんな事を言うと、女性に殺されるかもしれない。
(ちなみに、他殺も男性の方が多いのだ。おっかねぇー)

2001.10.28


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