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3つ星シェフへの道 〜ペペロンチーノ編〜

僕は何かを作る事が好きだ。
このHPで紹介している大工作品もそのひとつ。
他にも色々自分で作っているのだが、これまで興味はあったのだが、唯一手を出していなかったのが「料理」だ。
テレビでは男性が料理をする番組がいくつか有り、それらを見ているうちに自分でも作って見たくなってきたのだ。
しかし自慢では無いが、得意料理はと言えばチキンラーメンと言うくらいの腕前だから、前途多難なわけではあるが。

さて、今回挑戦するのは「ペペロンチーノ」である。
しかも、手打ちパスタ。
何故ペペロンチーノかというと、案外簡単そうだから。
例えばカルボナーラだったら、ソースも作らなくちゃいけない。
それがペペロンチーノだと、ニンニクとタカノツメ(赤唐辛子)を刻んで炒めればok。
ところが、麺だけはちょっとこだわって手打ちといきたい。
乾麺を買ってきて、茹でて・・・というんじゃ、ちっとも料理という気がしない。

まずは、インターネットで麺の作り方を調べる。
しかし、これが見るサイトによって作り方が微妙に違うんだな。
量も違うし、どれを信じてやれば良いのやら。
とりあえず、平均的なところでやってみる事にした。

[step1] 混ぜる
大きめのボールに粉(デュラモセモリナ)100gを入れ、卵を1つ割り入れる。
そしてオリーブオイルを大さじ1/2を入れ、混ぜる。
ここまでは順調。
ボールに粉と卵とオイルを入れるだけだからね。
楽勝っス!
[step2] こねる
混ぜたらこねる。
粉っぽさが無くなり、滑らかになってきたら、ラップに丸くまとめて冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
どうも粉っぽさというか粉だらけというか、ちっとも全体が混ざらない。
よし、卵をもう1個追加するべ。
と入れたら、全体を混ぜる事が出来る様になったが、どうも変だ。
なんだか、とろろイモをすった、あのドロドロといった感じにしかならない。
ひよっとすると、寝かせると具合が良くなるのかなと思い、ひとまず冷蔵庫へ入れるてプールへ出かける。
[step3] 延ばす&切る
スタートは延ばした生地を2つ折りにして、厚さの目盛を最大に合わせる。
その後もマシーンに通す作業を5−6回繰り返し、1〜2mmの厚さまで延ばす。
3時間後、プールから戻ってきて冷蔵庫から取り出したが、一向にまとまらない。
ドロドロのまま。
つまり、失敗ということ。
ごみ箱に捨てる。

何故失敗したのか、足りないオツムで色々と考えたのだが、そもそも料理経験の無い僕ですから分かる訳がなく、「オリーブオイルを入れすぎたんだな」という事にした。
そんでもって、再トライ。

[step1] 混ぜる
大きめのボールに粉(デュラモセモリナ)120gを入れ、卵を1つ割り入れる。
そしてオリーブオイルを大さじ1/2を入れ、混ぜる。
今回は粉を20g増量し、120gにした。
ドロドロを無くすために、少し多めにしたのだ。
それから、オイルは少し減らして。
これで、バッチリのハズだが・・・
[step2] こねる
混ぜたらこねる。
粉っぽさが無くなり、滑らかになってきたら、ラップに丸くまとめて冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
こねるが、今回も一向にまとまらない。
粉を50gさらに追加すると少々マシになってきた。
でも、まだ少しトロトロ感があるが、そまののラップして冷蔵庫に1時間。
待つべし。
[step3] 延ばす&切る
スタートは延ばした生地を2つ折りにして、厚さの目盛を最大に合わせる。
その後もマシーンに通す作業を5−6回繰り返し、1〜2mmの厚さまで延ばす。
冷蔵庫から取り出すが、トロトロ具合は変わらない。
仕方が無いので、最終手段。
さらに30gを追加する。
そんでもって、またこねて冷蔵庫で30分。
取り出すと、今度はこれまでよりもいくらかマシになってきた。
もう腹も減ってきたし、このまま作るべ。
と、パスマシーンで延ばす。
序々に厚さを薄くしていくのだが、薄くすると当然なのだが、どんどん広くなっていく。
狭いキッチンでやっている為、スペースがなくなってくる。(部屋じゅうに広がっている訳ではありません。念の為)
予め小さなピースに分けてやった方がよろしいようです。
[step4] 茹でる
ナベにたっぷりのお湯を沸かし、塩を入れる(お湯2gに対し塩大さじ1杯)
パスタをほぐしながら入れ、時々まぜながら2分間茹でる(4−5分茹でる)
少々、芯が残るくらいの硬さに茹で上げる。
茹でるのはいいが、アルデンテってどんな具合だ?
芯と言われてもアタシャ分からんよ。
こんなもんでいいでしょうっていう所で鍋から取り出す。
[step5] そして完成へ
ニンニクのみじん切りとタカノツメの2切り(種は取り出す)をオリーブオイルを敷いたフライパンで炒め、ニンニクがキツネ色になった所でパスタを入れてからめる。(決してパスタを炒めてはいけない)
鍋からパスタを取り出したものの、パスタが一塊になっている。
しかし、こうなったらもうやり直しは聞かない。
なんせ、作り始めてから既に6時間も掛かっているのだ。
そのままフライパンへ入れてニンニクとからめる(当然、からまない)。
ついに完成しました。
いいかげん腹ペコだったのでさっそく食べる。
不味い
香りはペペコンチーノなのだが、食感はパサパサ。
やっぱり、途中で粉を追加したのが原因だろう。
今回は完敗である。
あぁ、料理ってムツカシイ。

2002. 8. 17


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