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恐怖! もしもセミが・・・

長かった梅雨が明けたと思ったら、一斉に蝉時雨。
朝からミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン・・・・
かのファーブルが大砲をぶっ放しても鳴き止まず、
「セミには耳が無い」と結論付けたくらいだから
僕がいくら「やかましいーーーー!」と叫んだところで、鳴き止むハズも無い。
(ちなみに、本当はセミにも耳はあります)
なにやら、対体格当たりのうるささは地球上で一番らしい。
一番なら仕方ないか。
そんな、やかましい木の下で僕はふと思った。
ご存知の通り、セミは成虫になってからは樹液を吸っている。
これがもし、蚊の様に人の血を吸うとしたらどうだろう。あの硬い木の肌にクチバシ(?)を刺して樹液を吸っているんだから、人の肌なんか簡単に突き刺せる。
ひょっとしたら、頭蓋骨も突き破って、脳ミソも吸われるかもしれない。

想像してみて下さい。
「ジーーーーーー」という音からして不快な鳴き声と共に大群でやってくる。
手で振り払おうとしてもお構いなしに血を吸おうとクチバシを突きつけてくる。
蚊の様に手のひらでパシッとやっても死ぬのかどうか、怪しいところだ。
街のいたる所に、セミに血を吸い尽くされた死体が横たわる。
逃げ惑う人々。
殺虫剤なんて効果なし。
阿鼻叫喚の地獄絵とはこの事だ。
もう誰も、セミから逃げ切ることは出来ない。

という事を想像してしまった僕は、そっと木から離れたのでした。


これとは違うバージョンで
戦慄! もしもキツツキが・・・・
(以下同文)


2003.8.3

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