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苦汁(にがり)でダイエット

ダイエットに”にがり”がいいらしい。
これも「あるある大辞典」で言っていた。
会社の先輩も、今までで一番効果があったそうだ。
本当に効果があるのだろうか。

【“にがり”とは】
“にがり”は“苦汁”と書く。
それは海水を濃縮して天然の塩を精製した後にのこった「苦い汁」のこと。

【メカニズム】
[脂肪の吸収をブロック]
脂肪が小腸に来ると、そのままでは大きすぎて体内に吸収されないため、膵臓から出る「膵リパーゼ」によって細かく分解され、小腸で吸収できるようになる。
→脂肪が身体に蓄えられる。

それに対し、にがりに含まれるマグネシウムが、膵リパーゼの働きを抑え、脂肪を分解しにくくし、体内に入れなかった脂肪は身体の外へ排出されることにより、脂肪が付きにくくなる。

[糖の吸収を遅らせる]
通常、食事をすると炭水化物などがブドウ糖となり、小腸から血中に吸収される。
それが全身の細胞に入り、エネルギーとしてし様される。
一方、高カロリーの食事をすると、大量のブドウ糖が一度に血中に入る。この為、血糖値は上昇する。
血中にブドウ糖が沢山あっても、一度に細胞に入れるブドウ糖の数は決まっているため、入れなかったものは脂肪細胞として蓄えられる。
しかし、食事のときに「にがり」を摂ると、マグネシウムがブドウ糖と一緒に小腸に入る為、血中に吸収される。
マグネシウムが吸収された分、血中に入った糖の数は減り、血糖値が上昇しにくくなる。
血中の糖の数が減れば、糖は効率よく細胞に入り、エネルギーとして使わる。
その結果、脂肪細胞に入るブドウ糖の数も減る。


【摂り方】
1日あたり100mgのマグネシウムを摂る。
例えば「100ml中、マグネシウム5000mg程度」という商品の場合は、25滴でおよそ100mg。
一度の食事で8滴が目安。

コツは「食事」に入れること。
空腹以外の時に摂っても効果は少ない。

尚、ビタミンB1も多く摂ると糖質代謝が促進され、ダイエット効果が増大。

<注意>
マグネシウムの過剰な摂取は下痢をおこしやすくなる。
また、腎臓の弱い人は、ミネラルを多く摂りすぎると、上手く余分なミネラルを排出できないという問題が起こる可能性がある。

【その他の効果】
お酒に入れるとアルコールが早く分解され、二日酔いになりにくい。

【実験】

被験者

体重(kg) 初期/1週間後

体脂肪(%) 初期/1週間後

脂肪量(kg) 初期/1週間後

48.5 / 47.5 (−1.0)

23.8 / 22.8 (−1.0)

11.54 / 10.83 (−0.71)

66.3 / 64.9 (−1.4)

32.4 / 29.7 (−2.7)

21.48 / 19.28 (−2.20)

67.6 / 64.9 (−1.1)

この「あるある大辞典」での実験結果は、黒酢よりも効果が有りそうだ。

でもちょっと気になる情報も耳にした。
【注意】
ダイエット効果があるとテレビや雑誌などで紹介され、健康食品としてブームになっている「にがり」について、独立行政法人国立健康・栄養研究所(東京)は14日、ダイエット効果の根拠がないとして、取りすぎに注意するようホームページで呼び掛けを始めた。
にがりは濃縮した海水から塩を除いた後の残留物で、主成分は塩化マグネシウム。これまで豆腐を作る凝固剤として使われてきた。
研究所によると、主成分の塩化マグネシウムが「糖の吸収を遅らせる」「脂肪の吸収をブロックする」「糖質代謝を促進する」などとして、ダイエット効果を紹介する例が目立つが、どれも確実な根拠や文献はない。
マグネシウムは医薬品の世界では下剤に使われており、食品としても過剰に摂取すると下痢する可能性がある。下痢による一時的な体重減少は見かけの変化にすぎず、ビタミン、ミネラルの吸収を妨げることもある。(共同通信)

ん−、どうなんでしょう。
効果があるのか、無いのか。
考えていても仕方がないので、試しにやってみる事にしました。
(ちなみに、黒酢は継続しています。)



体重は微妙に減っている様ですが、脂肪量は逆に増えている。
これは何を意味しているかと言うと、筋肉量が減っていると言うシ・ル・シ。
ダイエットで一番気をつけなくては行けないのは筋肉が落ちること。
筋肉が落ちると基礎代謝が減り、太りやすい身体になってしまうのだ。

【結論】
この「苦汁でダイエット」は僕には効果が有りませんでした。
ただ、アルコールに混ぜて飲むと、2日酔いはし難かったので、これについては効果があるようです。

やはり、ダイエットの基本は身体を動かし、摂るエネルギーよりも、消費するエネルギーを増やすにつきます。
楽をして痩せようなんて、そんな怠けた根性では一生デブのままです。
よーし、筋トレして、ブルス・リーの様になってやる!
(現在は、燃えよデブゴンですけど・・・)
2004. 8. 2

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