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アテネ雑感

連日の熱戦が続いたアテネ・オリンピックも終わり、9月になりました。
あれ程暑かったのに、今ではもう、涼しいくらいです。
やはり、季節というものはめぐるんですね。
過ぎて行く時の為に、そしてこの夏の記憶を留める為に、心に残った事を記しておこうと思います。

【柔道】
谷亮子の金メダルから始まった、今大会のメダルラッシュ。
しかし、女子柔道メンバーで唯一メダルを取れなかった、57kg級の日下部についてはその後、ハイライトや総集編では一切、触れられていなかった。
期待されてメダルが取れなかった男子の井上康生については取りあげられるのだが、どうやら日下部については無かった事になっている様だ。

ところで、柔道やレスリングは体重別に階級が分かれているのだが男子はまだしも、女子選手は全世界に対し「私の体重は57kgです」と宣言している事になる。
プロボクシングではライト級やフライ級といった言い方をしているのだから、これにならってみてはどうだろうか。
例えばプロボクシングでは虫に掛けて名づけられているフシがあるから、柔道では動物になぞらえて一番軽いクラスは「マウス級」、一番重いクラスは「ホエール級」なんてドウでしょう。

【野球】
『FOR THE FLAG』の旗印の元、24人のメンバーが戦ったが、何故、英語なんだろうか?
日本国内であればそれなりに見栄えもするだろうが、オリンピックで、世界に放送されるあの場所で、この旗を見た英語圏の人はどう思うのだろう。
日本の公用語は英語だと勘違いするのではないだろうか?

それから、あれだけのメンバーを揃えながら、アメリカのマイナーリーグ選手主体のオーストラリアに2敗してしまった中畑清には当分、プロ野球の監督の話しはないだろうと確信した。

【マラソン】
その昔、戦いの勝利を伝える為、マラトンからアテネまで兵士が走った。
その兵士は我が軍の勝利を伝えるとそのまま息絶えたという。
その同じコースが今回のマラソンコースになっている。
そんな過激なコースであった為、女子では優勝候補筆頭のラドクリフや、前回シドニーで高橋尚子に敗れたものの銀メダルを獲得したシモンなど、多くの選手が途中棄権を余儀なくされた。
そんな中、優勝した野口みずきもまた、ゴール後、医務室に運ばれている。
これだけでも、いかに過酷なレースであったか、分かっていただけるだろう。
しかし、昔の兵士の場合は死んでしまっている事を考えれば、今回の選手達にはまだ余裕があったのだろう。
まだまだ甘いぞ。


【陸上競技】
オリンピックには色んな国の選手が参加する。
よって、色々なユニフォームを見ることができる。特に陸上競技は参加国が多いので、実に様々である。
イスラム圏の女性選手は肌を見せてはいけないので、長袖シャツにジャージ姿。
戒律の厳しい国では更に、髪もスカーフのような物で隠している。
といった国もあるかと思えば、尻が半分出ているんじゃないのかと思えるようなユニフォームもある。
では日本はどうかと言うと、多分、生地の素材は年々向上しているのだろうけど、形は東京オリンピックの時とまったく同じである。女子の場合、あの短パンよりもブルマタイプの方が良いのではないだろうか。
少なくとも、見た目は良いハズだ。また、男子もスパッツにしてはどうだろうか。ただし、足の短い東洋人に似合うかどうかは不明。


【ユニフォーム】
ユニフォームと言えば、女子バレー・ギリシャチームの水着の様なワンピースだったり、女子ホッケー・日本チームの真っ赤なユニフォームが日焼けした彼女達に全く似合っていなかったり(特にスカートが)、つっこみ所満載なのだが、ここではあえて、日本選手団のおそろいTシャツについて書こう。
誰ですか、あのデザインをしたのは!出てきなさい!
特に、全面花柄(シャクヤクの花だそうです)のヤツなんて、コントで着る桜吹雪のイレズミかと思ったよ。
それにデザイナーは誰が着るかを考えたのでしょうか。
オレも大人だ、アニマル京子(浜口京子)までは許そう。
しかし、柔道の鈴木桂治に着せてはいけない。
そもそもなんでシャクヤクなんだ?日本だったら桜でしょ。
桜に決まっている。



さて、次ぎのオリンピックは2008年の北京です、と思ったら、2006年に冬季五輪・トリノ(イタリア)がありました。
今から楽しみだよね。

2004. 9. 2


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