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第5回ボクデミー賞 〜金賞の発表〜
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バベルの菊池凛子は助演女優賞の受賞を逃して残念でしたね。
でも、「ドリーム・ガールズ」を観たら、ジェファー・ハドソンで正解だったと思う。(「バベル」は観ていないけど)
アレ!?作品賞を取ったのは何の映画だったっけ?
そんなモヤモヤな気持ちのまま、ボクデミー賞の発表です。



★作品賞金賞★
 もう一度見てみたい映画に贈られる賞です
「脱皮ワイフ」、「ウォーターメロン」
両作共に突拍子もないストーリなのだが、理屈抜きで面白い。
『脱皮ワイフ』では自分のスタイルを貫きたいのだが、全く思うように行かず、周りに流されていってしまう溝呂木はじめの奮闘振りが可笑しくもあり、悲しくもある。
『ウォーターメロン』も優劣をつけがたい。
博士の「そんな事ありえねだろ」という話しが面白く、それでいて実はみんな本当の話だったというオチもいい。
『ウォーターメロン』とは話しは繋がっていないのだが、小沢和義が主題歌『君がかんでたチューインガム』を歌っているので2本あわせて”金賞”とした。



★作品賞銀賞★ とりあえず、見て損は無い作品
蝉しぐれ」
熱く、静かに想い合っているのに、そしてその事を互いに知っているのに、時代や身分の為に一緒になれない刹那さが涙をさそう。


「この指、覚えておられますか。蛇に噛まれた指です」


「よく覚えています。忘れようと、忘れ果てようとしても、忘れられぬものではございません」


お互い、子供が出来てもやっぱり、忘れられないよね。
(でも、ラブストーリーではありません)

「キングコング」
大まかなストーリは昔からのものと変わらない。
長い時間の映画の割には充分楽しめたのはしっかりしたテーマがあったからだろう。
「言葉はいらない」と劇中のセリフでも言っていた様に、キングコングとアンの心の触れ合いを柱にする為には、丸で生きているかの様なキングコングの表情がなければこの映画は成立しなかったハズだ。


★作品賞銅賞★
「ホテル・ルワンダ」
僕自身は外国映画はあまり好きではないし、特にこういった政治色の強い映画は苦手なのだが、この『ホテル・ルワンダ』は別だ。
実話という事もあり、主人公のポールも正攻法だけでなく、ワイロを渡したりしながら家族や仲間、ホテルに逃げてきた難民をなんとか無事に脱出させようと走り回る姿に、生きる力を感じた。



佐賀のがはいばぁちゃん」
明るい貧乏』。
昔々、お金や物が無い時代だったけれど、現代には無い物が一杯あったみたいだ。
ばあちゃんを始め、先生もみんな暖かく明広を見守ってくれていた。
友達だって、明広の事を貧乏だからといっていじめたりしない。
皆が優しくて、観終わった後のすがすがしい涙が気持ちいい映画。



★主演男優賞★
小沢和義(「脱皮ワイフ」、「ウォーターメロン」)

マイナーな役者なんだろうけれど、凄くインパクトのある役者だと思う。
テレビ等にもチョコッと出ている様だが、もっと活躍できると思うのだが、インパクトが有り過ぎで、お茶の間には合わないのかも知れない。
(竹内力がテレビドラマに不釣り合いの様に)


★主演女優賞★
フェリシティ・ハフマン(「トランスアメリカ」)

”フェリシティ・ハフマン”は紛れもない女性で、この映画の中では性転換手術を間近に控えた男性の役。
つまり、「オカマ」の役なのだが、これはキャスティングが絶妙なのか、本人の演技力なのか、それともメイクのお蔭なのか、どう見ても「オカマ」にしか見えない。
劇中、オカマの集まりがあって、6人ぐらいのオカマが出てくるのだが、彼女達(?)は全員、手術をした本物のニューハーフで、元男性とは思えないくらい女性なのだが、その中で本物の女性であるフェリシティだけ、やはり「オカマ」に見えてしまう。


★助演男優賞★
吹越満(「LIMIT OF LOVE 〜海猿〜」
映画はチープだったが、その中で一人、頑張っていたのが、この吹越満。
仕事をしないものだから、女房子供に逃げられた嫌な男の役だが、これは吹越の得意とする役どころだろう。
回りの役者は
テレビドラマの様な演技だったので、一人だけ際立っていた。
と言うことは、ひよっとしたら受賞する程の演技ではなかったかもしれないけれど、まぁいっか。


★助演女優賞★
<該当者なし>
まぁ、そういう事もあります。


★ベスト・アイドル賞★
吉永小百合(「愛と死をつめて」)

殺人的な美しさ!
抱きしめたくなる程の可愛さ。!
ユリの花の様な可憐さ!
文句のあるヤツ、出て来い!!


★最優秀楽曲賞★
『君がかんでたチューインガム』溝呂木はじめ
(
「脱皮ワイフ」、「ウォーターメロン」)


♪駄菓子くらい、僕が買ってあげると言ったのに・・・

で、駄菓子を買わずに、CDを買いました。
今ではもう品切れの様です。
君が噛んでいるチューインガムはどんな味ですか、と言う他愛もない内容のバラードだけど、なんだかいい。
どんな曲かを聞きたい人はDVDを借りてみてください。
「ウォーターメロン」のエンディングにフルコーラス入っています。
「脱皮ワイフ」では、この曲の誕生した経緯が出てきます。
"溝呂木はじめ"と言うのはこの「脱皮ワイフ」と「ウォーターメロン」に出てくる売れない歌手の事で、つまり、NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」に出てくる"オーロラ輝子"と同じです。
ちなみに『ベストヒット曲集』とありますが、「君チュー」も入れて4曲だけで、そのうち、『2つで300円』は「脱皮ワイフ」の挿入歌として使われています。



★とにかく、このシーンだけは見ておけ★
キングコング
当然のことだが、コングとは言葉が通じない。
しかし、そんなハンディを感じさせないくらい、コングの顔の表情が豊だ。
顔の表情たけではない。
アンを恐竜から助けた時、アンの方を見ずに
「どうだ」と言わんばかりに胸を張る仕草なんかは、CGがどうのと言ったレベルの話ではなく、しっかり演出が出来ている印だろう。

アンの踊りに喜ぶ



飽きてしまったコング


アンをいじめて喜ぶコング


アンに叱られて逆ギレするコング


取り乱してしまい、バツの悪いコング


どうだい、この表情豊かなコング。



★グルメ賞★
『かもめ食堂』

夕食

シナモンロール

豚肉の生姜焼き

塩鮭

鶏肉の唐揚

とんかつ

おにぎり



お腹がグ〜っと鳴る。

2007. 10. 21



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