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第6回ボクデミー賞 〜金賞発表〜

今年の金賞はダントツでした。
その一方で、該当無しの賞も・・・
波乱の第6回ボクデミー賞もいよいよ終盤です。


★作品賞 金賞
「キサラギ」


マイナーな映画での中から秀作を見つけると「やった!」と思うのだが、この『キサラギ』もその一つ。
「こんなに面白い映画を誰も知らないなんて、おバカさんだねぇ」と思っていたら実は静かな話題作である。
コピーライターの糸井重里も絶賛していたし、割と色々な所で面白かったと聞く。
どんでん返しに次ぐ、どんでん返しの連続で、一応の納得いく結論が出たところで、THE END・・・・と思いきや、更にどんでん返し。
何気ないセリフが実はその後の展開にすごく重要だったりして、映画館で見たあと、再度DVDでも見ると「ああ、そうだったのか」と気づくところある。
とにかく、よく練られた脚本が勝利の要因だ。
主な登場人物が5人と言うのも頭の弱い僕には助かる。


★作品賞 銀賞
「007 カジノ・ロワイヤル」


オープニングからいきなりスピード感一杯のシーン。
昔、『ヤマカシ』と言う映画があったが、アレのバクリかもしれないけれど、「そんなの関係ねぇ」(小島よしお 風に)。
この映画はこれまでの007シリーズとは違い、ジェームス・ボンドの若い頃の物語なので、失敗したり、傲慢な事があったりで、ガンダムのシャアだったら、「認めたくないものだな、若さゆえのあやまちというものを・・・」と言うだろう。(わかる人だけ分かって下さい)

「ドリーム・ガールズ」

ジェニファー・ハドソンのパワフルでソウルフルな歌が秀逸。
『ヘアスプレー』もミュージカルだが、ストーリーや出演者等など、ひっくるめて考えても、やっぱりコチラだね。
『シカゴ』をDVDで見たとき、この手の映画は映画館で見るべきという事を学習していたので、今回は映画館で見て、やはり正解だった。
ジェニファーの歌を始め、ショーの様な映像は小さなテレビの画面よりも大きなスクリーンで堪能すべきだある。



★作品賞 銅賞
「天然コケッコー 」


コミックを原作にして映画で原作よりも良かったものって記憶になかったけれど、この映画はある意味、そのジンクスを良い意味で裏切ってくれた。
もちろん、ストーリーは随分、はしよっているけれど、田舎のほのぼの感が原作以上に表現されていて良かった。(そもそも、くらもちふさこは都会を舞台にした作品の方が良い。次回は『東京のカサノバ』の映画化を希望する。)
夏帆の演技もどうなるかと思ったけれど、思った以上に良くやっていた。
これといって心に残るものはないのだけれど、爽やかなサイダーの様な映画だったのは確かだ。


★主演男優賞
香川照之(「キサラギ」)

一昨年、硝子体手術で入院中に『救命病棟24時』の再放送を見ていて、その時から、上手いなぁと思っていた。
今回のキサラギでもちょっとクセのある役どころ(イチゴ娘)にも関わらず、違和感を感じさせないのは大したものだとつくづく思う。
この映画は主な登場人物は5人しかいなくて、皆が主役で脇役なのだが、『救命病棟24時』の分も含めて香川照之を選ばせてもらった。

★主演女優賞
ジェニファー・ハドソン(「ドリーム・ガールズ」)


本家、アカデミー賞では助演女優賞を受賞していたが、僕が見た限りでは、彼女はこの映画の主役だと思う。
もしジェニファー・ハドソンが主演女優賞を取っていれば、菊池凛子が助演女優賞を・・・かどうかはわかりませんけれど。
とにかく、彼女のパワフルな歌唱力に演技がどうしたこうしたは関係ありません。
ところで、彼女って、本業は歌手なの? 違うとしたら、スゴイ。
とにかく、一度聴いて欲しいね。


★助演男優賞
<該当者無し>
ボクデミー賞史上、初の該当者無し。
良い演技をしていた役者はいたと思うのだが、特別に印象に残った俳優はいなかったのだ。
奮起を期待する。

★助演女優賞
吹石一恵(「バブルへGo!タイムマシンはドラム式」)


デビューしたての頃はアイドルっぽかったけれど、最近では結構、”役者”といった感じで、間違いのない演技をしてくれる。
この映画ではそれほど重要な役では無く、ほんのチョイ役だけど、物語がコミカルなので、それを考えてコミカルな演技をしている。
そんな使い分けが出来るくらい、映画の邪魔をしない演技に僕ははとても好感を持っている。


★フォトジェニック賞
「プラダを着た悪魔」


物語は上司の無理難題な要求に、悪戦苦闘するという、言ってしまえばそんな単純な話なのだが、特筆すべきは、ファッション雑誌の様な映像の数々。
もちろん雑誌のモデルは写真なので動かないが、こちらは映画なので、ある意味動くファッション雑誌といったところ。
無論、キレイなお姉さんが沢山出でくるので、それを見ているだけでも楽しい。


★ナイスバディ賞
「300 <スリー・ハンドレッド>」

ナイスバディと言っても残念ながら(?)女性では無く、ヒゲ面の男達。
スパルタは東京と同じくらいの緯度なのだが、随分暑いところらしいく、出てくる男は殆どが上半身裸である。(僕は男色家ではないので誤解の無きように)
それが皆、鍛えられた立派な身体で、腹筋は仮面ライダー見たいに割れている。
ポッコリ、プヨプヨお腹の人はこれを見て日頃の不摂生と怠惰な生活を充分反省しなくてはいけない。


★ベストソング賞
オキザリス(マーキーas星野ユリ/あなたを忘れない)
映画は全くダメだったけど、それと歌は別で、良いものは良い。
本当は『ドリーム・ガールズ』の方が全体の印象としては強いんだけれど、ミュージカルだから沢山歌を歌っていて、「じゃあ、どの曲がいい?」と聞かれると、ちょっと答えられない。
やはり、”ベスト”だから一曲を選ぶとすれば、この歌。
でも相変わらずマイナーな選曲でスミマセン。
で、「どんな歌なの?」と思いの方の為に、YuoTubeで探したらありました。
<okizarisu>
サビの『甘い、あまいくちづけ 痛い、いたいよくばり〜』のメロディラインが僕のお気に入りだ。
ところで、『オキザリス』って何の意味だろうとおもって調べてみたら、花の名前でした。
どうして、この曲名にしたんだろう。


2008. 4. 12

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