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第7回ボクデミー賞 〜ノミネート作品の発表〜

日本でもモントリオールでも、終にはアカデミーでも受賞した『おくりびと』は確かに、良い映画でしたね。
それではボクデミー賞も受賞できるのでしょうか。
僕としては、広末涼子に直にトロフィーを渡したいものです。


[ルール]
・去年見た映画(又はビデオ・DVD)の中から選ぶ
・初めて見た作品に限る
  (よって、公開日が大昔でも去年が初見であれば審査対象)
・洋画・邦画は問わない

2009. 2. 28

タイトル 感想 ひとくちストーリ 監督 脚本 出演
魍魎の匣 横溝正史の作品の世界観と似たような作品。ただ、『八墓村』などとは違って、ちょっと詰めが甘いといった感じがする。昭和29年という設定だが、昭和50〜60年代くらいの雰囲気がする所があちこちにある。例えば、明るい蛍光灯や、滅菌室の入口にある透明のビニールシート。大谷石の採石場や東京都の地下貯水スペースといった、過去に何度も見たことのあるロケ地。頼子が加菜子を線路に突き落した理由が「加菜子にニキビがあったから」という、理解しがたい理由。しかも、このシーンはこの映画の重要なところでもあるのだ。全体的にそこそこ良い出来だっただけに、もったいないと思った。
戦後間もなくの東京。元・女優、陽子の娘が行方不明になり、探偵・榎木津が捜査を担当していた。一方、作家・関口と記者・敦子は、不幸を匣(はこ)に封じ込める謎の教団の陰謀を掴むべく調査していた。更に巨大なはこ型の建物の謎を追う刑事・木場。全ての事件は、複雑に絡まり、一つに繋がっていた。それぞれの謎を解くため、彼らは古書店・京極堂の店主、中尊寺のもとに集まった。 原田眞人 原田眞人
(原作:京極夏彦)
堤真一
阿部寛
柄本明
椎名桔平
宮迫博之
宮藤官九郎
荒川良々
マギー
笹野高史
黒木瞳
寺島咲
谷村美月
田中麗奈
銀色のシーズン 「私をスキーに連れてって」の様な映画だと思ったら相当にガッカリする。製作にフシテレビが絡んでいたので、あまり期待していなかったが、その通りだった。ロケ地が白馬周辺だったので知っている所が映るのかなと思って見に行ったのだが、そんな事を考えていたら、物語の方がおろそかになってしまった。DVDが出たらレンタルしてどこが映っていたかじっくり探してみたいと思う。とりあえず、観終わった後の感想は、「滑りてぇ」。
モーグルの町、桃山町には、ゲレンデの厄介者と呼ばれる3人組がいた。リーダー格の銀を中心に、ゲレンデの客を相手にぼったくり商売をしたり、当たり屋をしたりとやりたい放題。ある日、町の名物、雪の教会で挙式を挙げるため、一人の女性が訪れる。スキー好きの婚約者と違って雪を見るのも初めての彼女は、ゲレンデでも転んでばかり。雪山で一儲けを狙う銀は、彼女にスキーのコーチを買って出る。しかし、彼女には秘密があった。

羽住英一郎 坂東賢治 杉本哲太
國村隼
瑛太
玉山鉄二
田中麗奈
青木崇高
佐藤江梨子
結婚しようよ 物語や映画の出来はともかく、オール拓郎の映画。映画館には青春時代を拓郎の歌で過ごしたであろう人達が大勢見に来ていた。ラストシーンは、映画館全体が、「ああ、なるほど。そうきたか」といった小さなどよめきと安堵感があった。二女役の(中の森バンドの人)の演技が結構上手かったのには驚いた。一方、他のメンバーは驚くほど下手だった。
香取家の主人・卓は、不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。専業主婦の妻・幸子、大学生の長女・詩織、バンド活動に情熱をそそぐ次女・歌織の一家4人で、卓の決めた「晩ご飯は必ず全員揃って食べる」というルールを守って暮らしてきた。だが詩織は想いを寄せる苦労人の青年と会うため、歌織は波に乗り始めたバンド活動のため、揃わない日が増えていく。家族との時間が何より幸福だった卓は、すっかり意気消沈してしまい…。
佐々部清 佐々部清
寺崎かなめ
市倉久至
三宅裕司
真野響子
藤澤恵麻
AYAKO
松方弘樹
入江若葉
陰日向に咲く もう少し下調べしてから行けばよかった。小説の方はそこそこ面白かったので、少し期待していたのだけど、TV局がからむとダメね(特に日テレが絡んでいるとあきらめた方が良い)。物語はこの先、どうなっていくのだろうと思っていると、終盤は一気に答え合わせの様に説明のオンパレード。本当にガッカリ。西田が演じるモーゼだが、あんなメタボリックなホームレスは居ないだろ。
ギャンブル好きが高じて借金まみれになったシンヤ。上司から援助を受けるも、パチンコで使い果たしてしまい、取り立てに追われ、オレオレ詐欺で金を稼ごうとするが、電話に出た老婆がシンヤを自分の息子と思い込んで話し始め、二人の間に奇妙な交流が始まる。 平川雄一朗 金子ありさ
(原作:劇団ひとり)
宮崎あおい
緒川たまき
岡田准一
西田敏行
三浦友和
塚本高史
伊藤淳史
平山あや
子猫の涙 配役に少し違和感。武田真治の兄が山崎邦正って、あんまりだ。けれど、それを除けばそこそこ楽しめた映画だったと思う。あまり重くならない様に軽くお笑いも入ったりしているけど、それでいて、ちゃんと『大切な人を守る』というテーマが貫かれている。ところで、どうして『子猫の涙』というタイトルだったのだろうか。これがワカラナイんだな。 メキシコ・オリンピックでボクシング・バンタム級の銅メダリスト・森岡栄治は、鳴り物入りでプロに転向したが、網膜はく離によって1975年に引退。その後、夜の世界で仕事をしていたが、ヤクザの親分が世話をしてくれたボクシング・ジムの会長を務めることになる。だが、だらしない性格はそのまま。嫌気がさした妻・和江は、森岡と娘の治子と弟を残して家出をする。やがて、森岡の愛人になったホステスの裕子が家にやってきた…。
森岡利行 森岡利行 武田真治
藤本七海
広末涼子
紺野まひる
山崎邦正
宝生舞
赤井英和
潜水服は蝶の夢を見る ジャンが病院のベッドで目を覚ますシーンから始まるのだが、これはジャンの目線を通して表現されていて、その為、意識朦朧のフワフワとした画面で、乗り物酔いになり易い僕は、これで一気に気分が悪くなった。スクリーンを見ていると気分が悪くなるのだが、目を閉じると、フランス語の映画なので何を話していのかサッパリ分からないから始末が悪い。ジャンの状況は傍から見ると悲惨なのだが、本人は結構、普通に怒ったり、女性カウンセラーの胸元を見ていたりしていて、健常者とかわらない。僕が言うのも何だが、患者とは案外そんなものなのだ。
雑誌「ELLE」の編集者ジャン=ドミニック・ボービー は病院のベッドで目を開け、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学び、やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。 ジュリアン・シュナーベル ロナルド・ハーウッド
(原作:ジャン=ドミニック・ボービー )
マチュー・アマルリック
エマニュエル・セニエ
マリー=ジョゼ・クローズ
アンヌ・コンシニ
パトリック・シェネ
マックス・フォン・シドー
ニールス・アルストラップ
マリナ・ハンズ
ガチボーイ 世間的には割と評判が良いらしいので観に出かけたけなのだが、どこが良かったのかは分らなかった。どうして五十嵐はギブアップしないのだろう。それがずっと気になっていて、いつその真相が明かされるのだろうか思っているうちに終わってしまった。どうも、こういった泣ける映画というか、泣かす映画というのは好きになれない。『泣ける映画=良い映画』という風に勘違いしていないだろうか。 大学在学中に司法試験合格も夢ではないと言われる秀才、五十嵐は、学園祭で見た学生プロレスが忘れられず、プロレス研究会の門を叩く。「マリリン仮面」というリングネームをもらい、大切な事は何でもメモする真面目な五十嵐だったが、肝心の「段取り」を覚えられず、ガチンコの試合をしてしまう。しかし、それが客に大ウケ。五十嵐の人気でプロレス研究会は活気付く。しかし、五十嵐が段取りを覚えられないのには理由があった。
小泉徳宏 西田征史 佐藤隆太
サエコ
仲里依紗
宮川大輔
泉谷しげる
ポストマン 郵便配達一徹と言うりも、自転車大好き男の映画で、そこまで自転車で配達する事にこだわらなくても良いんじゃないのかと思ったが、そんな茶々を入れるのも憚られるくらい、以外と良い映画だった。出演者、特に一茂や北乃きいの演技もダメダメなのだが、それでも心が温かくなるのは脚本の出来が良かったからだろう。龍兵(一茂)と亡き妻とのエピソードや、孤独老人の毎週の手紙の種明かしなど、以外と一捻りが効いていて、「おお、そう言うことか」とニヤリとさせられたりする。
郵便配達の仕事に誇りを持って生きる海江田龍兵は、中学生の娘・あゆみと小学生の息子・鉄兵を妻亡き後、男手一つで育てている。進学を控えたあゆみは、高校では寮に入って家を出たいと訴えるが、家族一緒に食事をすることが何よりの幸せと考える龍兵は聞く耳を持たない。父への反発を強めるあゆみの不満は母の三回忌の席で爆発する。見かねた祖母は、父と母の秘められた過去が詰まった箱を手渡すのだった…。 今井和久 鴨義信 長嶋一茂
北乃きい
原沙知絵
犬塚弘
谷啓
竹中直人
野際陽子
檸檬のころ 何だかすごく懐かしい映画。「ああ、ずっと昔にこんな事があったよな」と思わせる映画だった。もちろん、映画の様な恋愛があった訳でも無く、別れがあった訳ではではないけれど、確かに青春時代って今にして想えば切ない事が多かった様に思う。ほんの些細な事で有頂天になったり、落ち込んだり・・・・。だからこの映画がとても愛おしく思えるんだと思う。劇中、直次郎が歌う「hikari」に感動して翌日、CDを買いに行きました。
成績優秀で、吹奏楽部で指揮者を務める加代子は高校を卒業したら東京の大学に進学したいと思っている。そんな加代子に思いを寄せる巧はなかなか気持ちを伝えられない。そんな彼に同じ野球部の富蔵が無邪気に、佐代子が好きだと告白する。次第に近づいていく加代子と富蔵の距離…。加代子のクラスメイトの恵は、将来音楽ライターになりたいと思っている。偶然掃除当番が一緒になった軽音楽部の一也と音楽談義で盛り上がり…。
岩田ユキ 岩田ユキ
(原作:豊島ミホ)
榮倉奈々
石田法嗣
柄本佑
谷村美月
林直次郎
ぼくたちと駐在さんの700日戦争 主演が市原隼人と聞いて、実はあまり乗り気では無かったのだが、チョコチョコと面白いという情報を耳にしていたので、映画館の割引もあったので見てきました。結論を先に言えば、面白い。イタズラも面白いのだが、それよりもストーリ自体が面白い。ママチャリ(市原隼人)の仲間も個性的で、すごく分りやすい。特に気になったのが、ジェミー役の冨浦智嗣。調べてみたら、「青いうた〜のど自慢 青春編」で濱田岳の弟役をやっていた子だね。あの頃はチビッコだったけれど、大きくなったねと、親戚のオジサンみたいな感想。
1979年。とある田舎町―。青春真っ只中の、主人公“ママチャリ”率いる7人が高校生活を送っていた。ところが、ある駐在さんの登場により、両者の熱き血潮を燃やす闘いが勃発した。闘いといってもそれは、“やったら、やり返すっ!!”のイタズラ試合。ただ普通じゃないのは、鼻息荒らす僕たちのバラエティ溢れる作戦と、彼らに負けず劣らず、法スレスレのリベンジを繰り広げる駐在の攻防。それが、700日も続くという終わりのない長期戦。そして、驚くべきことにこれは(半分)実話なのである。 塚本連平 福田雄一
(原作:ママチャリ)
市原隼人
佐々木蔵之介
麻生久美子
石田卓也
加冶将樹
賀来賢人
冨浦智嗣
石野真子
竹中直人
SIN CITY アメリカンコミックを実写化したらしいが、どちらかといえば、アニメと実写の中間の様な感じ。ほぼ白黒の画面で時々赤や黄色といった色が付く程度で、陰影が強調されている。ちょっと変わった作りの映画だったが、シーン自体はカッコイイ。
艶やかに輝く高層ビルの光。朽ち果てた裏通りの闇。 犯罪以外は何もない、どこにでもある巨大な街。 いつしかそこは“罪の街”シン・シティと呼ばれた。 裏切りと憎しみが渦巻くこの世界を己のルールに従って生きる3人の男は、 街を支配する権力に脅かされる女達を守るため、命を賭けた闘いに挑む。
ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
クエンティン・タランティーノ
フランク・ミラー
ロバート・ロドリゲス
(原作:フランク・ミラー )
ブルース・ウィリス
ジェシカ・アルバ
ロザリオ・ドーソン
ミッキー・ローク
デヴォン青木
イライジャ・ウッド
ジョシュ・ハートネット
アレクシス・ブレデル
マイケル・クラーク・ダンカン

バイオハザード・3 1、2と観てきているが、間があいてしまったので、今までの状況がどうだったかちょっと思い出せなかったが、それでも楽しめる様に作られていた。ミラ・ジョボビッチが演じるアリスは動きがシャープで、カッコイイね。廃墟の街でならず者達に騙し打ちあい、ソンビ犬に襲われた時の戦いのシーンは良かった。単に銃を撃ちまくるのでは無い、こういうアクションシーンが僕は好き。最後にアンブレラ社の地下本部が意外なところにある事が分かり、ちょっと笑える。
ラクーンシティに広まったTウィルスの感染は、数年後には世界中へと広まっていた。アンデットに埋め尽くされた地上は砂漠と化し、わずかな生存者が限られた資源でその日暮らしをしていた。そんな状況下、ウィルス蔓延の元凶であるアンブレラ社による人体実験後、監視衛星に追跡されているアリスは、立ち寄ったガソリンスタンドで、赤いノートを手に入れる。ノートにはアラスカは感染が及んでいない安息の地だと記されていた。 ラッセル・マルケイ ポール・W・S・アンダーソン ミラ・ジョヴォヴィッチ
オデッド・フェール
アリ・ラーター
イアン・グレン
アシャンティ
クリストファー・イーガン
スペンサー・ロック
ジェイソン・オマラ
マイク・エップス
東京タワー ボクとオカンと、時々、オトン 原作は入院中に読んでいて、感動してたのだが、日テレが制作に絡んでいたので、躊躇していたが、その割には「お涙チョウダイ」にはならず、まともな出来だった。ただ、やはり原作の方が良かったと思う。と言うか、映画の表現の仕方では、僕にはちょっと難しくてあまり良く分からなかったと言った方が正しいかもしれない。ところで、主人公を演じるオダギリジョーってやっぱり上手いのかなぁ。元が仮面ライダー出身ということもあり、色眼鏡が見てしまうからだろうか、胡散臭く思ってしまうのだが、変な芝居をする訳でもないから、やっぱり上手いんだろうな。
1960年代。3歳のボクは、真夜中に玄関の戸を蹴破って帰ってきた酔っぱらいのオトンにいきなり焼き鳥を食べさせられてしまう。オトンに手を焼いたオカンはボクを筑豊の実家に連れ帰り、妹の“ブーブおばさん”の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボクを育て始めるのだった。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。 松岡錠司 松尾スズキ
(原作:リリー・フランキー )
オダギリ ジョー
樹木希林
小林薫
松たか子
内田也哉子
栗原瞳
松田美由紀
小泉今日子
トランスフォーマー 車や戦闘機からロボットに変形するシーンも始めのうちはカッコ良かったのだが、そう言うシーンはイヤという程でてくるので、そのうち何とも思わなくなってきてしまい、ちょっと損をしている。ストーリ自体もSFアクションかと思いきや、主人公サムのラブストーリもあり、その上、サムの両親のコメディ風なところもあって、全体的に中途半端。
探検家を祖先に持つサムは冴えない高校生。やっとのことでオンボロのスポーツカーを手に入れたものの、同じ高校のミカエラを家に送る途中に車はエンスト。せっかくの関係を深めるチャンスもどこかしまらない。その日の夜、彼のスポーツカーが突然家から走り去った。自動車泥棒だと思い必死で追いかけるサム。その先で彼は常識を疑うような光景を目にする。それは、巨大なロボットが歩き回る姿だった。
マイケル・ベイ ロベルト・オーチー
アレックス・カーツマン
シャイア・ラブーフ
ミーガン・フォックス
ジョシュ・デュアメル
ジョン・ヴォイト
ジョン・タートゥーロ
レイチェル・テイラー
アンソニー・アンダーソン
タイリース・ギブソン
ケヴィン・ダン
あの空をおぼえてる 監督が僕の好きな『非・バランス』や『ごめん』の富樫森だったので観に行ったのだが・・・ガッカリ。昨今の身近な人が死んで悲しいというお涙チョウダイ映画だった。富樫はいつからこんな商品を作る監督になり下がったのか。僕は作品が観たかったのだ。しっかりしろ、冨樫。"しっかりしろ"と言うのはこの映画の父親にも言えるのだ。家族が凹んでいる時に、お前が一番凹んでいてどうすんだ。しっかりしろ。
明るい笑い声が絶えない4人と一匹の深沢家は絵に描いたように幸せな家族だった。10歳の英治と6歳の絵里奈の幼い兄妹が交通事故に遭うまでは。生死の境を彷徨った英治はなんとか一命を取り留めるが、絵里奈の短い生涯は残酷にも終わりを告げる。英治は悲しみのあまり抜け殻のようになってしまった両親に笑顔を取り戻そうと健気に振る舞うのだった。 冨樫森 山田耕大 竹野内豊
水野美紀
広田亮平
吉田里琴
小日向文世
小池栄子
中嶋朋子
品川祐
サマー・タイムマシン・ブルース 観る前はドタバタコメディかと思ったら、割とまともなコメディで驚いた。物語の初めはタラタラとして、中々展開していかないものだから、「この映画は失敗だったかな」と思ったけれど、それらは全て、物語の核心に繋がるネタフリだったと分ると、「なるほどね」とちょっとニンマリする。タイムマシンのパラドックスの説明には"?"なのだが、恐らくそれは計算づくの事だろう。でも、瑛太が過去からのタイムマシンに乗り遅れても、本当に問題なかったのだろうか・・・。と、考えさせる所にこの映画の面白さがある。
暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。ぐったりとした夏休みを過ごす5人の男子学生と、2人の女子写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れ猛暑に悩まされるなか、ふと見ると部屋の隅にタイムマシンが!!!
どうやらホンモノ!?…ということで
昨日に帰って壊れる前のリモコン取ってくるのだ!
本広克行 上田誠 瑛太
上野樹里
真木よう子
与座嘉秋
川岡大次郎
ムロツヨシ
佐々木蔵之介
永野宗典
本多力
升毅
アフタースクール 「やられた」といった感じ。何気ないセリフが後で「そう言うことだったのか」と納得させられる面白さは『キサラギ』に似ている。そして、木村を捜しているのは分かるのだが、その目的が分からず、そのうちヤクザも絡んできて、「一体どうなってんだ」と思っていたら、実は監督が仕掛けた先入観と言う罠にまんまと引っ掛かっていたことに気付かされて、「こりゃ一本とられたワイ」と心地よい敗北感のエンディングでした。 母校の中学校で教師をしている神野と、サラリーマンの木村は中学時代からの親友同士。産気づいた木村の妻を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵が訪ねてくる。島崎と名乗る探偵は木村を捜していた。若い女性と親しげにしている木村の写真を探偵に見せられた神野はショックを受け、なかば強引に木村捜しを手伝うことになってしまう。
内田けんじ 内田けんじ 大泉洋
佐々木蔵之介
堺雅人
田畑智子
常盤貴子
北見敏之
インディ・ジョーンズ 〜クリスタル・スカルの王国 いま一つ物足りない感じ。過去のシリーズでは少しオカルトの味付けもされていたのだけれど、今回はSFで、エイリアンやUFOが出てきて、別の映画になってしまった。カーチェイスのシーンも冗長でクドイ。もう、次回作は無いだろうな。 1957年。旧ソ連が台頭した冷戦時代。考古学者のインディは、超常現象的な古代遺跡を求めて新たな冒険に繰り出そうとしていた矢先、ロシア軍の指揮官スパルコに捕らえられてしまう。インディが探し求める秘宝とは、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つという<クリスタル・スカル>。その秘宝をロシア軍も狙っていたのだ。
スティーヴン・スピルバーグ デヴィッド・コープ ハリソン・フォード
シャイア・ラブーフ
レイ・ウィンストン
カレン・アレン
ケイト・ブランシェット
ジョン・ハート
ジム・ブロードベント
築地魚河岸三代目 築地市場が舞台の映画だから観に行ったのだが、これが中々のヒット。話の展開はちょっとじれったい感じもするが、限られた時間の中に色々にエピソードが入っているけれど、それらが上手く整理されている。こういった人情ものと言うのは松竹映画の得意とするところだ。パート2の制作も決定の様で、釣りバカ日誌もスーさん役の三国連太郎もそろきつくなってきているので、それに続くシリーズ物になる気配もありそう。
エリート商社マンの赤木旬太郎はリストラの陣頭指揮を任され思い悩んでいた。そんな時、恋人の明日香が家業である築地市場の仲卸「魚辰」と装飾デザイナーの仕事を掛け持ちで奮闘していることを知る。明日香を助けたい一心で「魚辰」を手伝い始めたものの、ド素人の身では足手まといになるばかりだった。それでも、活気に満ちた魚河岸に心惹かれるようになった旬太郎は、生き方を変える大きな決断をする。
松原信吾 安倍照雄
成島出
大沢たかお
田中麗奈
伊原剛志
森口瑤子
柄本明
伊東四朗
ひゃくはち "ひゃくはち"って何だろう、煩悩の数かなと思ったら、野球のボールの縫い目が実は108有るという。でもそれは偶然な話で、やはり煩悩の事らしい。高校野球の物語だが、爽やか青春ストーリでは無く、甲子園常連校なのにタバコを吸ったり、監督は新聞記者の接待でキャバクラ嬢のオッパイを揉んだりしているが、練習はハードでベンチ入り争いはし烈、と妙に生々しい。『バッテリー』の様な映画と思って小学生も結構いたが、理解できのだろうか。
"
高校野球の名門・京浜高校の補欠部員、雅人とノブは、2年の夏の県予選が終わった後、「来年は甲子園のベンチに入ろう」と誓い合った。プロからも注目を集める主力選手たちと一緒に、血のにじむような猛練習に耐える日々を送りながら、少しでも鬼監督の注目を集めようと寮長に立候補したり、あの手この手を駆使する日々。でも与えられる役割は、ライバルチームの偵察や雑用ばかり。そんな二人の前に強力な新入部員が入ってきて…。 森義隆 森義隆 斎藤嘉樹
中村蒼
市川由衣
高良健吾
北条隆博
三津谷葉子
小松政夫
光石研
竹内力
デトロイト・メタル・シティ 自分のやりたい事には才能が無く、やりたく無い事に才能があるという悲劇。でもやりたく無い事なんだけど、人の心に伝わり、人に夢を与えていく。それは自分がやりたかった事だった・・・、という映画でもあるが、基本はドタバタコメディ。松山ケンイチの豹変ぶりには驚かされる。クラウザを見て思ったのは、デーモン小暮も、実態はあんな感じなのだろうか。
おしゃれなポップミュージシャンに憧れ、大学進学を機に田舎から上京した心優しき青年・根岸崇一。デスレコーズの新人ミュージシャン募集に応募するが、本人の意志を無視して悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザー・II世」として売り出され、あろうことかカリスマ的人気を博してしまう。 李闘士男 大森美香
(原作:若杉公徳 )
松山ケンイチ
加藤ローサ
秋山竜次
細田よしひこ
松雪泰子
宮崎美子
ジーン・シモンズ
落語娘 メリハリの少ないストーリー。もちろん、物語の中心は平佐の『緋扇長屋』なのだが、それでもパッとしない。ホラーなのかコメディなのか、多分問題はそんな所だろう。 「絶対、真打になる!」と、12歳の時に落語に目覚めて以来、大学の落研で学生コンクールを総なめにしてプロの門をたたいた香須美。拾ってくれたのは奇行三昧で知られる業界の札付き・三々亭平佐だった。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態。そんな破天荒な師匠にTV局から、これまで演じた者が必ず命を落とすという呪われた演目「緋扇長屋」に挑む話が舞い込む…。

中原俊 江良至
ミムラ
津川雅彦
益岡徹
伊藤かずえ
なぎら健壱
寝ずの番 シモネタのオンパレードで、ストーリーらしきものが無い。「寝ずの番」とはお通夜の夜に寝ないで線香の番をする事で、ずっとお通夜をやっている、という映画。 上方落語界の稀代の噺家・笑満亭橋鶴が、今まさに臨終のときを迎えようとしていた。見守る弟子たち。なんとか師匠のいまわの願いを叶えようと、耳を近づけ聞き取ったのは「そ○が見たい」との言葉。一同驚きつつも、おとうと弟子・橋太の嫁・茂子を説得。茂子は師匠をまたぎ、そそをお見せした。が、師匠は言った。「わしはそとが見たいと言うたんや……」。そしてご臨終。通夜には師匠ゆかりの人々がわんさわんさと集まり、想い出話は尽きることがないのだった。
マキノ雅彦 大森寿美男
(原作;中島らも)
中井貴一
木村佳乃
堺正章
岸部一徳
長門裕之
富司純子
笹野高史
高岡早紀
しゃべれども、しゃべれども これと言って面白くはないが、他の落語2作よりはずっと良い。太一の演技も誠実で一生懸命さが伝わってくる。中でも目を引いたのは村林役の子の存在感で、香里奈 よりもずっと良い。 東京・下町。うだつの上がらない二つ目の落語家、今昔亭三つ葉は、ひょんなことから落語教室を開くことになる。生徒は、美人だが無愛想で口の悪い五月、口は達者だが関西弁のためクラスになじめない少年・村林、そして、元野球選手の湯河原。3人は言い争ってばかりだったが、少しずつ上達していく。ある時、村林はいじめっ子と野球対決をして負けてしまう。悔しがる村林に、いじめっ子を落語で笑わせてやれ、と三つ葉は提案する。
平山秀幸 奥寺佐渡子
(原作:佐藤多佳子 )
松重豊
伊東四朗
八千草薫
国分太一
香里奈
森永悠希
おくりびと 納棺師という仕事がテーマの映画の割には重い内容では無く、ちっょとコメディぽい感じもあり、それが全体的に上手くまとまっていて面白い。今年1番と言われているが、そんな感じのする映画。ただ、広末の甲高い声がこの映画にちょっとアッテいない様に感じた。 職を失った大悟は、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。
滝田洋二郎 小山薫堂 本木雅弘
広末涼子
余貴美子
吉行和子
笹野高史
杉本哲太
峰岸徹
山田辰夫
山崎努
扉は閉ざされたまま そう、東銀座で撮影現場に出くわしたヤツ。「扉は閉ざされたまま」と言うタイトルはそう言う意味だったのね。物語のシーンは殆ど別荘の中という、以前見た『木曜組曲』みたいでその点は良かったけど、テンポが悪いし、最後はなんだかグダグダ。 大学時代のゼミの同窓会で、安東の伯父の別荘に集まった男女7人。しかし、伏見の真の目的は新山を殺害すること。密室で人知れず犯行を行った伏見の新山を殺害した理由とは。そして、何故10時間、密室が破られてはいけないのか。 村本天志 深沢正樹
(原作:石持浅海)
中村俊介
黒木メイサ
柏原収史
山崎樹範
国分佐智子
田丸麻紀
和田聰宏
三本木農業高校、馬術部
〜盲目の馬と少女の実話〜
あまり話題には成っていないが、主人公の香苗を演じる長渕文音は長渕剛と志保美悦子の娘なんだそうだ。そう言われると、二人に似ている。それはさておき、コスモの世話に手を焼いている香苗なのだが、他人からコスモの事を「バカ馬」と呼ばれると腹が立つのはやはり愛着という事なんだろう。次第にコスモの世話に熱が入ってきて、とうとう馬術大会へ出場するのだが・・・・、最後のワザとらしい演出にはちょっとガッカリ。それはともかく、黒谷友香が颯爽としてカッコ良かった。
青森県立三本木農業高校2年生の菊池香苗は馬術部に所属し、遊ぶ暇もなく馬の世話に明け暮れていた。担当するコスモは、かつて競走馬として活躍した名馬だったが、左目を患い行き場を無くしたところを顧問の古賀が引き取ったのだった。その気性の激しさに香苗は手を焼いていたが、やがて左目の視力を失いつつあるコスモと共に馬術大会へ出場することを決意する。 佐々部清 佐々部清
岡田茂
長渕文音
柳葉敏郎
奥村知史
森田彩華
西原亜希
小林裕吉
吹越満
原日出子
田村三郎
黒谷友香
松方弘樹
僕らの方程式 知らなかったのだが、このイケメン達は女子中高生に人気が有るようだ。小さな映画館ではあったが、僕を入れてオジサン3人以外は皆、中高生。ああ、そう言う人向けの映画だったのね、と始まる前からテンションは低空飛行。でも、演技は見なかった事にして、柳沢慎吾がいつ、ヤマさんのものまねをするか気が気でなかった事も置いておいて、途中までは割と面白かった。夜の学校で、お互いが鉢合わせして、そして何故だか誘拐犯になっていて、出来れば最後までそのまま行ってほしかったけれど、女子中高生相手ではそれを許さなかった様だ。
鉄道オタクの心平、トミオ、ユウキは体育館で壊された鉄道模型の修復に。模型を壊した張本人のイケメン不良のワタルとタカフミは追試のテストを盗み出す為に。学校のマドンナの椿は心平に呼び出されて。今まで敬遠し合っていたクラスメイト同士が、それぞれの事情を抱え、ひょんなことから一緒に深夜の学校に引き篭もる羽目に。さらに、彼らは凶悪誘拐犯に仕立て上げられて…。
内田英治 岡本貴也 中村優一
中別府葵
相葉弘樹
兼子舜
桐山漣
三浦涼介
永山たかし
KYOHEI
東山光明
柳沢慎吾
崖の上のポニョ 本当は観る予定は無かったのだが、映画館のポイントが溜まったので無料で観てきた。初めは宮崎駿の永遠のテーマとも言える、環境破壊を訴える場面で始まり、途中でもマッドサイエンティストのフジモトが地球の危機を訴える。モチロン、その間にポニョは宗介に会うために魚から人間の姿になっていて、いよいよどうなっていくのかと思った頃、物語は急展開して、色々な疑問を残したまま、突然「おしまい」。NHKでこの映画の製作過程のドキュメントを放送していたが、どうも、明確なストーリが出来ていないうちから製作が始まり、自転車操業の様にして作られていたみたい。もっと、じっくりと脚本を練ってから作りはじめるべきでは・・・。
海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶に入り込んで動けなくなっていたさかなの子・ポニョを助けた。一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモトによってポニョは海へ連れ戻されてしまう。それでも宗介を想い、人間になりたいと願うポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの蓄えた魔法の力を盗み出し、再び宗介の元を目指すが……。 宮崎駿 宮崎駿 山口智子 (リサ)
長嶋一茂 (耕一)
天海祐希 (グランマンマーレ)
所ジョージ (フジモト)
土井洋輝 (宗介)
奈良柚莉愛 (ポニョ)



レッド・クリフ Part 1 まだ読んだことは無いが、『三国志』の映画化と聞いていたので、壮大なドラマを想像していたが、100億円を掛けた割にはチープな感じ。それはアップや寄りを多用したTV的なカットがそう思わせるだけではなく、物語もあまり深く無いし、人物描写も甘い。それにパクリ(オージュ?)も多く、最初の民衆が襲われるシーンは『七人の侍』だし、劉備軍が丸い盾で密集する陣形は『300』そのもの。Part2があるとの事だから、これから面白くなっていく事に期待しよう。
西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に驚異を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。
ジョン・ウー ジョン・ウー
カン・チャン
コー・ジェン
シン・ハーユ
トニー・レオン (周瑜)
金城武 (孔明)
チャン・フォンイー (曹操)
チャン・チェン (孫権)
ヴィッキー・チャオ (尚香)
フー・ジュン (趙雲)
中村獅童 (甘興)
リン・チーリン (小喬)
ユウ・ヨン (劉備)
東南角部屋二階の女 そう言う演出なのか、全てのシーンが間延びしていてテンポが悪い。監督はタメのつもりなのか、あるいはアンニュイな雰囲気を狙ったのか、僕には合わない。ストーリは、初めはアパートを売ろうとしていた野上だけれど、その後、迂闊にも居眠りをしてしまい、目が覚めたら売らない事になっていた。一体、何があったのだ。 会社を辞めて人生をやり直そうと決めた野上は、まず祖父の土地を売って亡くなった父の借金を返済しようと考える。その土地には、古びたアパートが建っているだけだったが、祖父は頑なに取り壊しを拒否。やがて、説得のためアパートに住み始めた野上だが、ひょんなことから一緒に会社を辞めた三崎、お見合いで出会った涼子もそこへ越して来ることになる。
池田千尋 大石三知子 西島秀俊
加瀬亮
竹花梓
塩見三省
高橋昌也
香川京子
イエスタデイズ 物語全般に優しさが満ち溢れていて、とても心にしみる良い映画でした。まったく話題にはなっていないけれど、これは本当に拾いものです。父親に反発していた聡史が、若き日の父親とその恋人との関わりを通じて、父親がいかにして生きてきたのかを理解して、自分も新たな一歩を踏み出していく・・・。我が父も、どんな青春を送ってきたのだうかと思うが、それはこの映画の様には解き明かされる事はないだろう。でも、自分と同じ年齢を生きた事は確かだ。ほんのひと欠片でも知る事ができればと思うのだがなぁ。
ある日、聡史はガンで余命わずかな父から連絡を受け病院へ駆けつけた。しばらく疎遠になっていた父と息子だったが、久しぶりに会った息子に、父はかつての恋人を探してほしいと頼み、一冊のスケッチブックを託す。戸惑う聡史だったが、32年前に想いを馳せながら父の青春の軌跡をたどり始める。スケッチブックに描かれた絵に導かれるかのように訪れた場所で、聡史は不思議な体験をする…。 窪田崇 清水友佳子

塚本高史
國村隼
和田聰宏
原田夏希
カンニング竹山
中別府葵
高橋恵子
風吹ジュン
まぼろしの邪馬台国 宮崎康平には二人の子分がいたそうで、一人は雲仙普賢岳の災害の時の島原市長だった鐘ヶ江管一。そして、もう一人はさだまさしの父親。だから、さだまさしは子供の頃から宮崎康平と親交があったそうで、その辺りの話はさだまさしの『噺歌集』に何度も出てくる。なんだか変わった人みたいだという事は知っていたが、一体、宮崎康平ってどんな人物だったのだろうか、ちょっと気になって、前評判は決して良くなかったけれど観にでかけた。物語はやはり面白くなかったが、宮崎康平のすごい事は良くわかった。目が見えないのに杖だけで、一人でドンドン歩いていったり、書庫にある沢山の本が、どこにどの本が置かれているか、そして本に書かれている事、全てを記憶している。僕としては邪馬台国よりも宮崎康平の方がとても気になる。
昭和32年、島原鉄道で働く宮崎康平は、水害による鉄道復旧の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始める。目の不自由な夫に、妻の和子は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、立体地図を作って九州各地を二人で旅するのだった。康平の口述を和子が書き留める共同作業で、康平だけでなく、夫婦の夢となった「まぼろしの邪馬台国」を著してゆく…。 堤幸彦 大石静 吉永小百合
竹中直人
窪塚洋介
風間トオル
平田満
柳原可奈子
不破万作
岡本信人
石橋蓮司
ベンガル
江守徹
大杉漣
余貴美子
由紀さおり
ハッピーフライト 『イエスタデイズ』が心に残る映画だとすれば、この『ハッピーフライト』は好奇心を揺さぶる映画。旅客機を飛ばすのに様々な人たちが関わっているという事が良くわかるし、どんな役割を持った人なのか分からない人もいる。例えば、岸部一徳が演じていたオペレティング・ディレクター。オペレーティング・ディレクターって何か分からなかったけれど、後で調べたら、自社の旅客機を飛ばす為に整備や天候、乗務員などの調整を行う、いわゆる頭脳。映画での岸部が演じる高橋は最新のコンピュータが使えない冴えない中年だったが、いざトラブルが発生するとメンバーに様々な指示をする、まるで昼行燈と呼ばれた堀部安兵衛のようだ。 機長昇格への最終訓練である、乗客を乗せた実機での操縦に臨む副操縦士。その試験教官として同乗する威圧感バリバリの機長。初の国際線フライトに戦々恐々の新人CA。CA泣かせの鬼チーフパーサー。乗客のクレーム対応に追われる日々に限界を感じるグランドスタッフ。離陸時刻が迫り必死にメンテナンス中の若手整備士。窓際族のベテランオペレーション・ディレクター。ディスパッチャー、管制官、バードパトロール…。1回のフライトに携わるまさに多種多様なスタッフ達。そんな彼ら使命はただ一つ!飛行機を安全に離着陸させること。その日のフライトも、定刻に離陸、そのままホノルルまで安全運航!!のはず…だったが…。
矢口史靖 矢口史靖 田辺誠一
時任三郎
綾瀬はるか
寺島しのぶ
吹石一恵
田畑智子
岸部一徳
笹野高史
菅原大吉
田中哲司
ベンガル
田山涼成
小日向文世
木野花
チェスト! 卑怯な事が嫌いな主人公、隼人に共感。そして、カナヅチを秘密にしている事にも共感できる。だって、子供にだってプライドはあるし、恥はかきたくないもの。でも、そんな事を乗り越えていく隼人がうらやましくもある。そして、僕は4.2kmも泳げない。やっぱり、うらやましい。子供たちそれぞれの辛い思いが、最後には全て解決してしまうけれど、この手の映画ではこれでも良いと思う。ただ、良い映画だけど、ちょっと作りが粗いかな。例えばハンドルを切らなくてもカーブを曲がる車とか、敦美が母親と別れるところを目撃するとか。
生粋の薩摩っ子・吉川隼人は、夏恒例の「錦江湾遠泳大会」が近づいてくると憂鬱になる。なぜなら、自分がカナヅチであることを担任の奈津子先生やクラスメイトたちに秘密にしていたからだ。小学生最後の今年は、親との約束でどうしても逃げ切れず、強制的に参加することになった。そんな時、東京から矢代智明という転校生がやってきた。彼をコーチにして、同じカナヅチの成松雄太とともに水泳練習をすることになった。 雑賀俊郎 登坂恵里香 高橋賢人
御厨響一
中嶋和也
宮崎香蓮
松下奈緒
高嶋政宏
大坪千夏
榎木孝明
リアル鬼ごっこ パラレルワールドという、都合の良い設定だけど、とりあえず「そう言う事なんだ」と思えば、それなりに楽しめる。ピルから落ちるシーンが2か所あるけれど、これは『クリフハンガー』や『バーチカル・リミット』からのパクリなんじゃないかな。それはそうと、谷村美月はこの映画での、精神を病んだアイの役といい、『魍魎の匣』や『死にぞこないの青』といい、ちょっと特殊な役が多いのがちょっと心配。『檸檬のころ』の様な、等身大の役を演じてほしいな。 佐藤翼は、アル中の父と生まれつき病院に入院している妹、愛の世話をする優しさを持っていたが、学校では一匹狼の不良少年だった。敵対する佐藤洋とは幼馴染みだったが、いつの頃からか二人は不仲になっていた。ある時、洋たちのグループに追われて逃げ回っていた翼は、突然、別世界にワープしてしまう。それは、元の世界と平行して存在するパラレル・ワールドだった。そこでは、佐藤という姓を持つ人を捕まえて殺すという、“リアル鬼ごっこ”が行われていた…。
柴田一成 柴田一成
(原作:山田悠介)
谷村美月
石田卓也
大東俊介
松本莉緒
吹越満
柄本明
コドモのコドモ 僕は思うのだが、『金八先生』や最近では志田未来の『14才の母』など、子供が赤ちゃんを産むというのは有るのだが、”産まない”という物語は無いのだろうか。産んだ方がショッキングで物語になるのだが、それではどうしてもお伽噺の様でリアリティがない。ところで、祖父役の榎木兵衛は本物かと思った程、ボケ老人の演技が上手かった。 小学5年生の春菜の担任は、東京からやって来た若い女の八木先生だ。性教育の授業に力を入れるべきだと考える八木は、同僚の反対を押し切って教室で妊娠の仕組みについて科学的に教えようとするが、春菜ははたと思い当たる。これって仲良しのヒロユキとした“くっつけっこ”のことじゃないのかと。やがてお腹が丸みを帯び始め、春菜は小さな命の芽生えを実感するが、大人たちは誰もそのことに気づかないのだった。 萩生田宏治 宮下和雅子
(原作:さそうあきら)
甘利はるな
麻生久美子
宮崎美子
谷村美月
草村礼子
斉藤暁
上野樹里
光石研
塩見三省
折り梅 地元が舞台の映画ということで見たのだが、これが意外と掘り出し物。ハッピーエンド過ぎるけれど、こう言う重いテーマにはそれくらいでなければ、バランスが取れない。義母政子と巴が同じ布団で寝るシーンで、政子が巴の胸を掴む場面では、やはり歳を取ると子供に返っていくのだと思った。デイケア施設で、政子が巴に対して感謝を言う場面ではお互い泣いてしまい、ひとつのハンカチを投げ合うシーンも可笑しくて、心温まる。そんな良いシーンが沢山あって、良い映画だった。残念なのはトミーズ雅の演技がメチャメチャ下手だった事。他にいなかったのだろうか。
たった1人で暮らす義理の母を思いやり、自分の家族との同居を希望した妻・巴。しかし、パートタイムをする自分の変わりに家事をしてくれると思っていた義母・政子が、突然、アルツハイマーになってしまう。今まで優しかった義母が急に変貌し、自分に悪態をつき、しまいには家の中を荒らす始末。巴は義母との関係、家族との関係に苦しみながら、やがてある結論を出すのだった...。

松井久子 松井久子
白鳥あかね
(原作:小菅もと子「忘れても、しあわせ」 )
原田美枝子
吉行和子
トミーズ雅
田野あさ美
三宅零治
加藤登紀子
金井克子
乾貴美子
岡本麗
りりィ
蛭子能収
角替和枝
ドルフィンブルー
フジ、ふたたび宙[そら]へ
物語はそれほど面白くないのだが、ブリジストンがフジの尾びれを作る事を引き受けたところから、僕のエンジニア心が揺さぶられ、本来の物語よりも、ブリジストンの須藤さんが、どんなに苦労してフジに合う尾びれを作っていくかに興味が移ってしまい、できれば、「ブロシェクトX」風に作ってくれればと思った。新人の高畑充希の演技は今一つだったが、エンドロールで"みつき"名での歌「大切なもの」は良かった。
沖縄美ら海水族館に意気揚々と赴任した新米の獣医・植村一也を待っていたのは飼育員の作業。それはイルカのことをよく知らなければ治療はできないと考える館長の方針だった。理想と現実のギャップに思い悩む日々の中で、3頭の子どもを産み育て“ビッグマザー”の異名をとるフジの尾びれが壊死し始める。尾びれを切除し一命はとりとめたものの、フジは泳ぐことをやめてしまう。
前田哲 前田哲
川嶋澄乃
(原作:松本稔「ふたたび宙[そら]へ」)
松山ケンイチ
西山茉希
山崎努
池内博之
坂井真紀
永作博美
高畑充希
田中哲司
HERO 何年か前の再放送を見てから面白いTVドラマだと思ってDVDを借りまくっていました。今回は劇場版と言うことで、久し振りに楽しみにしていて、期待は裏切りませんでした。ただ、TVドラマとしての面白さで、映画としては物足りなさがあります。TV局が作る映画、特に東京のTV局が作る映画は、TV局が力を入れるほどTVドラマになってしまう。万人受けする分かりやすいストーリーは良いのだけれど、深みが無いというか、演技の微妙な表現も無く、リアリティも無い。そういった事を諦めれば、とても良い映画だと思います。
東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。 鈴木雅之 福田靖 木村拓哉
松たか子
大塚寧々
阿部寛
小日向文世
角野卓造
松本幸四郎
国仲涼子
香川照之
石橋蓮司
田中要次
イ・ビョンホン
バベル ワカラン。いや、ストーリーは分かるのだが、何が言いたいかったのかが分からない。昔々、人間は天にまで届く高いバベルの塔を建てた為に神の怒りを買い、罰として互いに言葉が通じない様にされてしまった。確かに、言葉は通じていない様に思えるが、心は案外通じていたんじゃないのだろうか。菊池凛子の演技は良かったが、女子高生には見えない。僕的にはモロッコの少年2人も中々よかったと思う。 壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ ギジェルモ・アリアガ・ホルダン ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル
役所広司
菊地凛子
アドリアナ・バラーザ
マイケル・ペーニャ
最高の人生の見つけ方 結局のところ、カーターとエドワードは本当の幸せを手に入れることが出来たのだと思う。カーターはエドワードが仕込んだ浮気相手を拒絶する事により、愛してはいるものの、長く倦怠期だった妻への愛情を呼び覚まされ、妻や家族の元へ帰る。エドワードもカーターが仕組んだ娘との再会に激怒し、自宅へ帰るが一人暮らしの侘し食事を紛らわそうと、女友達を呼ぶが寂しさは増すばかりで涙を流すが、カーターの死後、世界最高の美女(孫娘)にKissをする。本当に大切なものは意外と身近な所に有るんだと気付かせてくれる、良い映画でした。
自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。 ロブ・ライナー ジャスティン・ザッカム ジャック・ニコルソン (エドワード・コール)
モーガン・フリーマン (カーター・チェンバーズ)
ショーン・ヘイズ (トマス)
ビヴァリー・トッド (バージニア)
ロブ・モロー (ホリンズ医師)
アルフォンソ・フリーマン
ロイナ・キング
夕凪の街 桜の国 戦後は被爆による被害や原爆症の苦しみと戦い、現在は世間の偏見と闘わなければならない。僕自身、原爆や原爆症の人とは直接つながりが無かったので無知だったが、原爆による被害は60年以上経った今も続いている事を教えられた。全体として、美しい映画だが、物語としては、救いようのない気持ちにさせられる。しかし、それが現実なのだと思う。 昭和33年、広島。快活に振る舞いながら、家族を奪った被爆体験を心の傷として抱える平野皆実。美しいと感じるたび、幸せだと思うたび、すべてを失ったあの日に引きずり戻される…。そして現代、東京。皆実の姪・石川七波は被爆2世にあたる。父の後を追って辿り着いた広島での旅を通じて、祖母や父の中に残された原爆の影と向き合い、自分自身、家族のルーツを見直していく。
佐々部清 国井桂
佐々部清
(原作:こうの史代)
田中麗奈
麻生久美子
吉沢悠
中越典子
藤村志保
伊崎充則
堺正章
金井勇太
小池里奈
真・女立喰師列伝 どれもチープな感じがするのは否めないが、きっと低予算で作られているのでしょう。でも物語としては、どれもエンターテイメントに徹していて面白い。驚いたのは水野美紀の拳銃捌き。かなり稽古をして、何テイクも撮ったのだと思うが、それでも結構様になっている。ただ、ガンマンスタイルは全く似合っていない。「歌謡の天使」も、今日の日本は、実はアメリカによるマスコミを使って操作しているという設定も面白い。「金魚姫」ではスタジオジブリが出てきて、元ジブリ社長の鈴木敏夫の部屋に飾られている『崖の上のポニョ』のイラストが写されて、なるほど、そうきたかとニヤリ。
立喰いによる無銭飲食を生業とする架空の仕事師=≪立喰師≫。5人の監督による6つのストーリー。「金魚姫 鼈甲飴の有理」…巧みな話術と背中の金魚の刺青を武器に、縁日の飴屋店主に賭けを挑んだ“伝説の女立喰師”と、彼女の現在のゆくえを捜し歩くカメラマン。「バーボンのミキ」…その美貌と華麗なガンさばきで男たちを圧倒し、“幻のバーボン”を求めてさすらう立呑師・バーボンのミキ。ほか4編。
<金魚姫>
押井守
<荒野の弐挺拳銃>
辻本貴則
<Dandelion>
神山健治
<草間のささやき>
湯浅弘章
<歌謡の天使>
神谷誠
<Assault Girl>
押井守
<金魚姫>
押井守
<荒野の弐挺拳銃>
辻本貴則
<Dandelion>
神山健治
檜垣亮
<草間のささやき>
湯浅弘章
<歌謡の天使>
神谷誠
<Assault Girl>
押井守
<金魚姫>
ひし美ゆり子 (鼈甲飴の有理)
<荒野の弐挺拳銃>
水野美紀 (バーボンのミキ)
<Dandelion>
安藤麻吹 (学食のマブ)
<草間のささやき>
藤田陽子 (氷苺の玖実)
<歌謡の天使>
小倉優子 (クレープのマミ)
<Assault Girl>
佐伯日菜子 (ケンタッキーの日菜子)

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